焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

【シルク】日曜日(2/20)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

日曜東京7R 4歳上1勝クラス(芝1800m)優勝(2番人気) 戸崎J

スタートを決めて、道中は好位からレースを進めます。残り400mを切った辺りから追い出されると、2着馬との一騎打ちとなりますが、最後はクビ差凌いで嬉しい2勝目を挙げています。

宮田調教師「おめでとうございます。前走時は追い切りでの動きからまだ良化途上の印象がありましたが、一叩きしたことで動きの質は良化し、馬体の緩さも抜けて来て状態が上向いているのを感じていましたから、こうして結果に繋げることが出来て良かったです。スタートを決めてくれて、道中は理想的なポジションで上手く流れに乗って進めることが出来ましたね。昨夜から降り続いた雨で馬場が渋っていて、その点は心配でしたが、これくらいであれば大きな問題なくこなしてくれましたし、直線でも長く脚を使ってくれて、内から伸びて来た2着馬をよく凌いでくれました。戸崎圭太騎手は、『競馬振りが安定していますし、乗りやすくて良い馬ですね。馬には覇気が有って、前走を使って状態が良くなっていると感じましたし、こうして結果を残すことが出来て良かったです』と話していました。この後は短い間隔で続けて使ってきましたから、一旦放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

【次走へのメモ】

落ち着き十分。発馬が決まって、先行3番手。道中の折り合いもついて、スムーズに流れに乗った。直線入り口で2番手に上がると内から伸びてきた2着馬と馬体を併せての一騎打ち。熾烈な叩き合いを制し、クビだけ出たところがゴール。馬体にはまだまだ良化の余地があり、昇級しても注意したい。(B誌)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:美浦トレセン/24日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

宮田師「改めておめでとうございました。得意の東京開催でしっかりと結果を残すことが出来て良かったですし、今回もメンバー的には決して弱くは無かったですから、馬自身がメキメキと力を付けてくれています。レース後は脚元を含めて大きなダメージはありませんでしたが、少し浮腫みは出ていましたので、この後は予定通り一旦牧場へお戻しさせていただく方針です」(2/23近況)

⇒⇒24日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(24日・最新情報より)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

日曜小倉8R 4歳上1勝クラス(芝2000m)5着(7番人気) 西村淳J

五分にゲートを出ると、好位の内目で流れに乗っていきます。最後の直線コースでは外からジリジリと伸びるも、上位馬には及ばず5着でゴールしています。

茶木師「小倉競馬場までの輸送で極端に体重が減ることはなく、むしろ4キロ増えてふっくらとした状態でレースに向かうことが出来ました。極端に悪くならずに、適度に時計の掛かる馬場なら前走以上の走りを見せてくれると思っていましたが、もうワンパンチ足りなかったものの、勝負どころでは見せ場を作ってくれましたね。レース後、西村淳也騎手は『道中はスムーズに流れに乗っていくことが出来ましたし、後は最後の直線で馬場の良いところに出していければと思っていましたが、考えていた通りのレースが出来ました。追い出してからがもうひと脚使えない感じでしたし、もう少し距離を延ばすなどして、消耗戦に持ち込むような競馬がこの馬には良いかもしれません』とのことでした。勝利には至らなかったものの、前走に引き続いて掲示板を確保してくれているように、展開次第では上位争いをしてくれるはずなので、次走も良い条件を探して使っていきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態を確かめてから相談させていただきます」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

【次走へのメモ】

3、4番手の内め。ごくスムーズなレースだったが、いかんせん決め手がなくて…。(B誌)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:栗東トレセン/24日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

茶木師「トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはありませんが、走ったなりの疲労は窺えますね。このまま使えなくはないですが、脚元の事もありますし、この後は無理せず牧場に戻してリフレッシュさせることにしました。時計勝負になると分が悪くなるものの、適度に時計の掛かる展開になれば堅実に走ってくれるので、次走もそのような条件を狙って使っていきたいと思います」(2/23近況)

⇒⇒24日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(24日・最新情報より)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド(牡・手塚)父ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド

日曜東京8R 4歳上2勝クラス(芝1400m)優勝(1番人気) C.ルメール

スタートで後手を踏み、道中は後方寄りからレースを進めます。直線では大外に持ち出し、上がり3ハロン最速の脚を使って前との差をグングン詰めて行くと、最後は計ったように差し切って、約1年5ヶ月ぶりの勝利を掴んでいます。

手塚調教師「おめでとうございます。続けての出走でも馬の雰囲気は悪くなかったのですが、ゲートでは隣の馬が煩かったのにつられてしまい、久々に出遅れる格好となってしまいましたね。その瞬間は嫌な形になってしまったなと思ったものの、ペースが流れましたし、却って後ろからになったことは良かったのかもしれません。C.ルメール騎手も、『隣の馬が煩かったのを気にしてしまい、出遅れてしまいました。その時はもう駄目かもと思いましたが、ペースが流れてくれて良かったですし、最後もよく差し切ってくれました』と話していました。マイルでも走れないことは無いのでしょうが、終いの決め手が生きるという意味では、これくらいの距離の方が良いのでしょう。馬場状態も重だったとは言え徐々に回復傾向にありましたし、多少渋ったくらいであれば対応できると思っていましたから、その通りにしっかりと勝ち切ることが出来て良かったです。この後は続けて使ってきたこともありますし、無理せずリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

【次走へのメモ】

好馬体。出遅れて後方からの競馬を余儀なくされる。ギリギリまで脚を溜めて、残り400mあたりからスパート。大外一気の伸びで、ゴール寸前できっちりと捉えた。今までにないような決め手を発揮。脚質の幅も広がったか。(B誌)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:美浦トレセン/24日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

手塚師「先週はやっと2着続きにピリオドを打つことが出来て良かったですね。トレセンに戻って状態を確認しましたが、脚元を含めて競馬による大きな問題は見られませんでした。ただ、馬房内で寝ている際に自分で姿勢を崩してしまって暴れてしまい、四肢に擦り傷を作ってしまいました。外傷した箇所には薬を塗ってケアしていて、大きな心配は要らないものの、この後は放牧に出す予定にしており、牧場サイドでもしっかり診てもらいたいと思います」(2/23近況)

⇒⇒24日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(24日・最新情報より)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

日曜日(2/20)に出走したシルク・出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※重賞・小倉大賞典(G3)へ出走したアリーヴォは別記事にて。

ノワールドゥジェは安定感が出てきましたが、今回は放牧を挟まずの在厩調整。追い切りの感触は叩いて前進という感じでしたが、目に見えない疲れからイライラしての出走になるのかなとも考えていました。

しかしながら、パドックに登場したノワールドゥジェはイライラしたり、テンションが高くなったりということはなし。この馬なりに落ち着いており、精神面でもだいぶ成長してきてくれていることを実感しました。

レースは今回も好発を決めて、その位置で折り合って脚を溜める形。道中は流れに身を任せる形で勝負どころでも動かず、4角を回る時に自然と2番手までポジションアップ。ロックオンエイムが少し離し気味に逃げていましたが、それを自ら追い掛けていくうことに。戸崎Jは自信があったのかもしれませんが、粒の揃ったメンバー相手で目標にされる形になったのはドキドキ・ヒヤヒヤ。

残り400mを切り、府中の坂を駆け上がるところで逃げ馬を射程圏に入れ、じわじわ伸びてくると、残り200mぐらいからは内で息を潜めていたC.ルメールJのバニシングポイントとの追い比べ。ここで牡馬と牝馬の差が出て、突き放されることも覚悟。実際、内から少し出られる場面があり、『今回も1歩及ばずかあ…』と思ったら、ノワールドゥジェの闘志に火が付き、外からやや被せる形で最後の最後でグイッと首が出たのがゴールでした。気持ちの強さで勝りました。

レース後のノワールドゥジェですが、タフな競馬になって脚元に少し浮腫みが見られたようですが、大事には至らず。時間の経過と共に落ち着いてくれるでしょう。ただ、無理をする必要はないことから、24日にNF天栄へ放牧に出ています。5月以降の東京開催・新潟開催への出走はひとまず問題ないでしょうし。

昇級後は詰めの甘さを覗かせるかもしれませんが、今回のような盤石の運びが出来れば、クラスの壁にぶち当たることはない筈。今後も大事に使っていくことで心身の成長を促し、OP入りを目指していって欲しいです。

アマネセールは時計の掛かる馬場なら堅実に走ってくれるだろうと思いつつも、勝ち切るとなるとちょっと厳しいというのが率直なところ。ですので、スッとレースの流れに乗って、どこまで辛抱することができるのかどうか。目標として次走への優先権確保となる5着以内を確保出来れば、良しなのかなと見ていました。

短期放牧を挟み、馬体には少し余裕があったかなと思いましたが、毛ヅヤの良さから体調は良好。煩い面を覗かせずに良い雰囲気でレースへ臨めたと思います。そしてレースでは五分のスタートから内目の好位をキープ。内目の馬群に入れる形で道中は追走していましたが、ノメる感じはなく、悠々と走れていたと思います。また、レース自体は緩い流れで残り600mぐらいからペースアップしても、アマネセールのズブさは程々で、鞍上に促されると前へ取りつこうとする姿勢。4角手前では外から被せられそうになるも、内から抵抗できたのは○。ただ、そこまでにかなりのエネルギーを消費していたこともあり、直線でいざ追われてからギアを1つ上げることは出来ず。伸びずバテずといった脚色でしたが、何とか最後まで頑張り通し、目標としていた5着でのフィニッシュ。物足りなさはありますが、現状のアマネセールを考えれば、これで良しです。消耗戦に持ち込むなら、勝負どころからのペースアップを前に捲っていく必要があるかと思いますが、前向きさを引き出す為に馬具の工夫も必要かも。

レース後のアマネセールですが、全力を出し切ってくれた分、相応に疲れている様子。ただ、脚元は問題ありません。ひとまず24日にNFしがらきへ放牧済。その後の回復が進めば、優先権を生かしての出走を考えてくると思いますが、無理をすることもありません。柔軟な対応で次走以降を考えていってもらえればと思います。

先週は出資馬10頭が大挙出走となりましたが、その中で今度こそ決めたいと思っていたのがドゥラモンド。引き続き鞍上にC.ルメールJを迎え、1番合いそうな舞台・左回りの芝1400m。繋ぎが多少立ち気味なので、道悪になったのもプラスに働くと見ていました。

中山からの続戦となりましたが、適度に間隔を取っていたこともあり、パドックの雰囲気は良好。マイナス4キロ以上に馬体は引き締まっていたように感じました。

レースぶりに関しては五分のスタートからサッと好位を取り、直線で追い出すをギリギリ待つことをイメージしていましたが、隣で暴れていた馬の影響を受けての出遅れ。必勝態勢のここでそれをやってしまうのかと少し呆れましたが、C.ルメールJは二の脚も付かなかったことで後方に控える形を選択。ペースが緩んだところで捲り気味に上がっていくのかなと見ていましたが、レースは適度に流れていたこともあって、直線を向くまでは我慢の競馬へ。そして直線を向いてからは少しずつ手綱を緩め、残り400mあたりの坂を駆け上がるところでGOサイン。ただ、その際、少し内へモタれる素振りを見せたので、さすがに届かないだろうなあと見ていたら、グレイトオーサーの外へ持ち出してからひと踏ん張り。逃げ・先行馬が辛くなったところを一気に差し込んできて、内から脚を伸ばしていたスーパーホープ・一旦抜け出したグレイトオーサーを捉え切ったのはちょっとビックリ。展開が味方したのは確かですが、ワンパンチ足りなかったドゥラモンドがまさかの決め手を発揮するとは想像にもしませんでした。

レース後のドゥラモンドは相応の疲れが残る程度でしたが、馬房内で寝ている際に自分で姿勢を崩してしまって暴れてしまい、四肢に擦り傷を作るアクシデント。幸い、骨や腱に異常がなかったのは何よりですが、お騒がせしてくれました。そして24日にNF天栄へ移動済で、擦り傷の治療を優先することになります。

3勝クラスへ昇級後は時計の速い決着に1つ課題を残すでしょうが、相手なりに走れるタイプですし、今回の追い込み勝ちで脚質の幅が広がりました。まずは2勝クラスであったように堅実に駆けながら、OP入りのチャンスを狙っていって欲しいです。