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土曜日(4/23)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

土曜福島4R 障害4歳上未勝利(障2750m)3着(1番人気) 小野寺J

まずまずのスタートを切ると、第1障害の飛越は大きくなりますが、その後は無難に追走して行きます。2コーナーの障害で外に膨れる不利はあったものの、その後も各障害を大きなトラブルなくクリアして行き、複勝圏内を確保しています。

菊沢調教師「2月以来の競馬ということもあってか、第1障害は大きく飛ぶような感じになってしまいましたが、その後は無難に飛越できていたと思います。ただ、2コーナーで外に逸走して競走中止となった馬の煽りを受けてしまったのは痛かったですね。小野寺祐太騎手も何とか抑えてくれたものの、あのまま一緒に外へフラれてしまってもおかしくなかったですし、本当にヒヤッとしました。勝った馬にはそこで上手く内に潜り込まれてしまいましたし、他馬にマークされるような格好になりましたから、最後はさすがに苦しくなってしまいました。ジョッキーは、『第1障害の飛越は不安定になってしまったものの、その後は大きな問題なくこなしてくれました。今の福島の馬場は少し草丈が長くて、力を要する状態でしたし、その点もアンブロジオにとっては辛い部分があったのかもしれません』と話していました。勝った馬には離されてしまいましたが、最後まで頑張って3着を確保してくれたのは良かったですし、アクシデントがありながらも無事に走り切ってくれてホッとしています。レース後は直接ノーザンファーム天栄へ移動しており、牧場での状態を見ながら優先出走権のある内に使うかどうか決めていきたいと思っています」(レース結果)

⇒⇒23日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(25日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜福島9R 飯盛山特別(芝2000m)9着(8番人気) 西村淳J

まずまずのスタートから、周りの動向を見ながらそのまま先頭に立ちます。そのまま勝負どころに差し掛かると、最後の直線コースで懸命に脚を伸ばしますが、ゴール手前で力尽き後方で流れ込んでいます。

茶木調教師「ここ最近の中では追い切りの動きが良かったので、持ち味を活かすことが出来れば好勝負になると期待していました。福島競馬場までの輸送は問題なく、馬の雰囲気は良かったですし、レース前にジョッキーには、速い馬があまりいないことから、“主張する馬がいなければハナに立っても良い”と伝えていましたが、3コーナーに差し掛かるところまで考えていた通りのレースが出来ました。ただ、ペースが一気に速くなると、同じように加速していけなかったですね。レース後、西村淳也騎手は『行けなければ2,3番手でもと考えていましたが、思いのほか流れが落ち着きそうでしたので、そのままハナに立ちました。そこまでプレッシャーを掛けられずに良い形で勝負どころに差し掛かることが出来ましたが、勝負どころで後続馬が押し寄せてくると同じように上がっていくことが出来なかったですね。小回りコースだと勝負どころでどうしても一気にペースが速くなってしまうので、この馬の良いところを引き出すのであれば、前回のように広いコースで持久力戦に持ち込む形がベターなのかなと思います』とのことでした。良い走りをお見せすることが出来ず申し訳ございませんでしたが、今回の反省を次走に活かせるよう努めていきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態を確認してから、相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/28日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

茶木師「先週は上手く持久戦に持ち込めばチャンスがあると思っていましたが、小回りコースだとどの馬も速めに動いてしまいますし、現状は広い競馬場で流れ込むような競馬をさせる方が良いですね。レース後も脚元含めて問題ありませんが、無理せず放牧に出して次走に備えようと思います。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討させていただきます」(4/27近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

土曜東京10R 晩春S(芝1400m)14着(13番人気) 藤懸J

やや躓き気味にゲートを出ると、促しつつ好位2~3番手で流れに乗ります。そのまま、最後の直線へ向いて前を捉えに掛かりますが、残り200mで力尽き、後方で流れ込んでいます。

高橋義忠調教師「帰厩当初は、馬体の見映えこそ良くなかったものの、乗り込んで行くにつれて良くなってきましたし、前走ほどの硬さは窺えなかったことから、良い走りを期待していました。ゲートを出た直後に躓いてしまったものの、すぐスピードに乗ることが出来ましたし、走りの感じは良かったと思います。残り400m付近では、前を交わしていこうとする勢いが見られたものの、最後はバッタリ止まってしまいましたね。レース後、藤懸貴志騎手は『返し馬では硬さを感じましたが、それが影響して進みが悪くなることはなかったですし、馬の雰囲気は良かったですよ。ゲートを出て2,3歩目あたりで躓いてしまいましたが、すぐスピードに乗って行けたように、硬さの影響はそこまで感じなかったですし、良い形で直線に向くことが出来ました。最後は甘くなってしまいましたが、開幕週の馬場で息を入れづらい流れでもありましたし、流れさえ向けば最後までしっかり走ってくれそうです』とのことでした。ミスビアンカの後ろで競馬をしていた組が上位に来ているように、楽に先行出来ていたように見えて、息を入れるほどの余裕がなかったのかもしれません。準オープンに昇級後の中では、勝負どころまでの感じは良かったですから、条件が噛み合えばもっと良い走りを見せてくれるでしょう。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:27日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:第3回東京開催

高橋忠師「先週は、ゲートを出て躓いていなければ、すんなりとハナに立てていたかもしれませんが、硬さからスピードに乗らないところもありますし、その辺りが影響してしまったように思います。ただ、二の脚が付いてからは、流れに乗ることが出来ましたし、徐々に硬さは解れてきているように思います。体の張り・艶もまだ見映えこそしないものの、暖かくなるにつれて良くなってきましたから、これから更に良化してくれるでしょう。レース後も脚元含めて問題ありませんが、放牧に出させていただきました。この後、問題なく立ち上げて行けるようであれば、第3回東京開催を目標に帰厩させる方向で考えています」(4/27近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

土曜東京10R 晩春S(芝1400m)4着(1番人気) C.ルメール

五分のスタートを切ると、道中は中団外目を追走します。直線ではジワジワと脚を伸ばしましたが、先団を差し切るところまでは至らず、4着でゴールしています。

手塚調教師「今回は馬体の張り・艶が良かったですし、良い仕上がりで出走させることが出来ましたが、枠順の差が結果に響いてしまいましたね。開幕週ということもあり、今日は内目の良いポジションから進めた馬が好走するケースが目に付きましたし、さすがに外枠からでは厳しかったです。前走は隣の馬が煩かったのにつられて出遅れることになりましたが、今日は普通に出られましたし、やはり前回が偶々だったのでしょう。道中は上手く流れに乗って進めることができ、差し切ることが出来なかったとは言え、そこまで大きく敗れていませんし、昇級初戦で今後に目途が付く走りは出来たと思います。C.ルメール騎手は、『外枠に入ったこともあり、外々を回らされることになったのが痛かったですね。良いレースはしてくれましたが、今日はその分の差が出てしまいました』と話していました。この後については、トレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:26日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

手塚師「レース後はこちらに戻って来て状態を確認しましたが、脚元を含めてこれと言った問題はありませんでした。ただ、走ったなりの疲労は窺えますし、優先出走権も獲れず、ある程度の節を空ける必要もあるでしょうから、26日にノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。牧場での状態を見ながら、次走をどうするか検討していければと考えています」(4/27近況)

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土曜日(4/23)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

アンブロジオは小倉2戦での結果を評価されて2倍を切る人気。個人的も3度目の正直、ここで勝ち切って欲しいと思いつつ、福島での障害戦は初めて。スクーリングを行う感じはなかったので、イレ込みが心配でしたし、障害戦ではどうしても最初の障害をポーンと高く飛んでしまう癖があります。そしてダートを横切る時に減速してしまうなどなど、懸念材料を抱えているので、それが今回もどこまで影響するのか心配でもありました。

実際、パドックでの様子はイレ込み気味。元々煩いところがあるので、普段と変わらないとも言えますが、スタミナが必要となる障害戦。平地では短いところを使ってきていた馬ですから、無駄なことにあるスタミナロスは命取りになってくるので。もう少し対応を考えた方が良いように思います。

次にレースに関してですが、今回も第一障害は高く飛び、着地も少し怪しかったですが、促すと再度好位をキープ。小野寺Jは行きたがるところを宥めつつ、淡々と乗ってくれたと思います。ただ、2コーナーの障害手前でハナを奪っていたアマラーダが外へ逃避。それに各馬釣られる感じはあり、アンブロジオもバランスを崩し、飛越・着地が危なかったですが、何とかセーフ。ただ、ここからは3頭並ぶような形になり、早めに仕掛けていくことに。その後、3つの障害をポンポンと飛んでいかないとダメだったので、スタミナ豊富とは言えないアンブロジオにはタフさを要求されて苦しかったでしょう。そして残り600mからは2番人気のジェミニキングとマッチレースへ。

平地力ではアンブロジオ優位ですが、持ったままの相手に対して、こちらは少し促し気味。4角を回る時にはジリジリ離されていたので、勝ちは苦しい感じに。スタミナが尽きそうだったので最後の障害はドキッとしましたが、何とかまとめることは出来ました。ただ、その際に内外から抜かれて4番手へ下がることに。このまま下がっても不思議ではなかったですが、鞍上の叱咤激励に応え、内から抜け出そうとしたビッグスコールを差し返して3着を死守。勝てなかったのは残念も、ロスの多い競馬で踏ん張ってくれたことは評価したいです。

レース後は厩舎へ戻ることなく、直接NF天栄へ。優先権がある期間での出走を視野に入れてのものでしょう。ただ、かなりタフなレースだったので、早期に態勢を整えるのは難しいかもしれません。個人的には体調優先で、夏の福島まで待つ形で良いのかなとは思います。あと、NF天栄でも飛越が安定するような取り組みを行ってもらえればなあとも思います。

決め手不足は否めないアマネセールですが、ここ3走は掲示板をキープ。コツコツ稼いでくれていることに感謝していますが、今回は特別戦ということもあり、手頃な頭数とはいえ、粒の揃ったメンバー構成。正直、掲示板まで来るのは難しそうに見ていました。

レースはマズマズのスタートを切り、無理なく流れに乗っていくのかなと見ていたら、どうしてもハナへという馬はいなかったので、ペースが落ち着くのを嫌った西村淳Jはハナへ行くことを選択。決め手不足のアマネセールには悪い作戦ではなかったと思います。そして道中は行きたがるのを宥めつつではありましたが、折り合いを欠くところまでは行かず。淡々と引っ張ることは出来ていたと思います。ただ、終わってみればですが、後続を引き付け過ぎたかもしれません。残り800mぐらいからペースアップしても、後続馬は楽についてきましたし、4角を回る時には4~5頭ほど横並び。こうなると決め手不足のアマネセールには反撃する脚はなくて…。まあ、交わされてからもパタッと止まらずに勝ち馬とはコンマ6秒差。良く頑張っているとも言えますが、今回はブービーの9着に沈んでしまいました。

レース後のアマネセールですが、目立ったダメージはなし。ただ、続戦して着順を上げるタイプではないので、次走へ備える形で放牧に出るのは仕方ないでしょう。また、今回の走りで中央の広いコースで粘り込みを狙った方が掲示板に乗る可能性は高そうですが、小回りコースを使うなら、逃げる場合はやや離し気味に持ち込み、好位からの競馬だと3角手前から捲っていって早め先頭という形に持ち込めれば、可能性はあると思います。ですので、出走する舞台に応じて最適な戦法を取る形を考えていってもらえればと思います。

ミスビアンカは状態を立て直して臨んだ今回。馬体の張りや艶には良化の余地を残していましたが、リフレッシュされたことで硬さは軽減。今回も52キロでの出走だったので、まずは持ち味が生きるようにスタートを決め、今度こそハナへ行って欲しいなあと見ていました。

しかしながら、スタートをヨレ気味に出ると、その後に躓くロス。何とか二の脚+促すことで外目の2~3番手を確保出来ましたが、今回も主導権は握れず。道中は淡々と追走し、外から被せられることなく走れたのは良かったです。そして直線を向き、残り400mあたりでは一瞬先頭へ並び掛ける場面も。そこから軽量を生かして踏み止まって欲しかったのですが、内外から少し挟まれる形でパスされてしまうと抵抗できず。まあ、それでも気難しさ全開でパタッと止まるようなことはなく、残り200mあたりまでは嫌気を出さずに頑張ってくれていたと思います。そして最後は力尽きた感じでしょう。

レース後のミスビアンカは脚元等に問題はありませんが、次走へ向けて放牧済。厩舎のHPを見ると6月19日の東京・多摩Sを予定している様子。再度同条件なので、今度こそハナへ行く形でお願いしたいです。暑い時季の方が硬さがなく、体調も良いでしょうから、走りのリズムは悪くなかった今回からの上積みを見込んでいます。

ドゥラモンドは重賞以外は大崩れなく頑張ってくれている孝行馬。ただ、今回は2勝クラス時に完敗を喫したテンハッピーローズがいましたし、前走3勝クラスで2着に来ていたオパールシャルム、ソウルトレインと多士済々。それに対してドゥラモンドは昇級戦なのでチャレンジャーの立場だと思っていたら1番人気の支持。評価されることは嬉しいですが、さすがにちょっと見込まれ過ぎかなと。一息入った後でしたが、仕上がり自体は良く、パドックでも良い意味で気迫が漲っていたと思います。

レースではまずスタートに注目でしたが、今回は外目の偶数枠ということもあって、ほぼ互角のスタート。ただ、外枠ということでポジションを取りに行くことは出来ずに出たなりの位置での追走へ。3角過ぎにジワッとポジションを押し上げ、4角を回ってくる時には前を射程圏に捉えているのかなと見たのですが…。

直線で追われてからのドゥラモンドは渋太く脚を伸ばし続けてくれましたが、もう1段グンと脚を使える(ギアが上がる)ところがあれば良かったのですが、それは叶わず仕舞い。開幕週の馬場で終始外々を回らされたのは辛かったのは確かも、冷静に見るとワンパンチ足りない4着。物足りなさもありつつ、昇級戦と開幕週の馬場を考慮すると、悪くないレースではあります。ただ、3勝クラスを勝ち切るには、展開の恩恵や人気馬の凡走など恵まれる必要があるのかなあ。

レース後のドゥラモンドは優先権を取れなかったこともあり、一旦放牧へ。次走に関してはミスビアンカと同じようなところを狙ってくるのかなと思いますが、ワンパンチ足りない分を距離を縮めたり、ダートへ矛先を向けたりと今後は検討する余地はあるのかなと思います。まあ、ひとまずは左回りの芝1400mを狙っていく中で前進を期待します。