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【シルク】日曜日(7/30)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

日曜新潟10R 佐渡S(芝1800m)14着(17番人気) 荻野極J

荻野騎手「宮田調教師からはジワジワとギアが上がるタイプなので、前半リズムよく運んで終い少しずつ脚を使って欲しいという指示でした。その通り運べて良いリズムだったと思うのですが、直線に入ってからはもう一つ脚を使えませんでしたね。乗っていてセンスのありそうな馬なのですが、強めに押し込むとバランスが崩れそうな感じでしたし、もうひと成長欲しいところです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「3コーナーまでは良いバランスで走ってくれていたのですが、ギアを上げていくところで徐々に走りが伸びてしまいましたね。背中をゆすると余計にバランスが崩れてしまっていたので、そうなると最後はどうしても甘くなってしまいます。調教の動きも悪くは無いのですが、良い頃と比較すると物足りなさがありますし、それがレースにもリンクしているので、何とかしたいところです。また、今回はチークピーシズを外したのですが、メンタル面が苦しくなるようなことはなく、むしろ装鞍時は落ち着いていたくらいでしたよ。レース後は歩様に硬さがあり、暑い中走った分の疲れはあるようです。この後は一旦放牧に出させていただき、次走についてはノーザンファーム天栄での状態を見つつ検討していきます」(8/2近況)

・在厩場所:ノーザンファーム天栄
3日(木)に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

日曜新潟12R 4歳上2勝クラス(ダ1200m)7着(6番人気) 小林脩J

小林脩斗騎手「馬は行く気だったのにも関わらず、スタートした直後に挟まれるような格好となってしまい、後方からの競馬になったのが痛かったですね。それでもレース前にゲート練習をしたので、中での駐立は安定していましたし、集中力は保つことが出来ましたよ。直線で狭いところを割っても怯むことは無く、しっかりと伸びており、とても良い馬だなと感じました。このクラスでも十分通用する力を持っています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

池上師「スタートしてから両サイドに寄られる格好となり、その影響で序盤は少しタイトな形となってしまいましたね。ジョッキーによると、『集中していて常にやる気はあった』と言っていたので、勝負所でもっとスムーズに加速することが出来れば、勝ったとは言わないまでも掲示板争いはしていたと思います。あとは、今日はパサパサの馬場となってしまいましたが、少し湿っているくらいがこの馬には合いますし、その辺りの条件が向けば更に前進が見込めそうです。このクラスでやれる力はあるはずなので、次は巻き返したいところです。レース後は全体的にコズミが見られ、頑張って走った疲れが出てしまっていますね。暑さもありますし無理はしない方が良いでしょうから、この後は一旦放牧に出させていただく予定です」(8/2近況)

・在厩場所:ノーザンファーム天栄
4日(金)に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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日曜日(7/30)に出走したシルクの出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

3勝クラスに上がってから低迷が続くノワールドゥジェ。追い切りの時計&動きは良かった頃の姿とは違いますし、馬体&走りのバランスを乱し、気持ちも萎えてきているのだろうという印象。今回は16番人気で単勝200倍台まで人気を落とし、正直空気のような存在での出走になってしまったかなと思います。うーん、難しいところです。

レースは好発を決めるも、序盤から競ったり出して行くことはせずに出たなりの位置での追走。折り合いは付いていましたし、外目を気分良く走れていたと思います。そして直線まで意外と楽な手応えで回ってくることは出来ましたが、直線で荻野極JのGOサインが出ても、もう1つグッと来るところはなし。簡単に諦めることなく食らい付いてはくれましたが、前へ前へと伸びていく感じは窺えず。良かった頃はもう少し柔らかみのあるフットワークだったのかなあ? 最後は決め手の差が出ての14着。勝ち馬とはそこまで離されていませんが、浮上の兆しが見られません。

レース後のノワールドゥジェですが、脚元は大丈夫そうも、ギアを上げていくとどうしても伸び切った走りになってしまうのが課題。背腰やトモに疲れが蓄積してしまうのかなあ。今の雰囲気+状態で走っていても好結果は望めないと思うので、馬体のメンテナンス・治療を意識的に重点的に行って欲しいです。このまま大敗を喫してしまうと、走ることへの意欲がますます低下しちゃうでしょうから。どうぞ宜しくお願いします。

昇級戦の前走は終始外々を回ったのも堪えましたが、ちょっと力差を感じる10着に終わったカラパタール。今回は昇級戦でどこまで前進できるかに注目していましたが、酷暑の中でパサパサの良馬場。デキ自体は非常に良かったと思いますが、苦戦は免れないのかなと見ていました。

実際、パドックに登場してきたカラパタールは新潟への長距離輸送を無難にこなしてプラス4キロ。馬体のメリハリは凄く良かったですし、気合を内に秘めた周回。ひょっとしたら(激走)という気もありましたが…。

レースは芝スタートから行き脚が付いたカラパタール。このまま好位をキープして前々で競馬を進められると喜んだのですが、ダートへ入るところが急ブレーキ。あとでパトロール映像を見ると内外から挟まれる形になって頭を上げて嫌々をする素振り。その結果、前から10番手ぐらいで追走し、3角手前からジリジリとポジションを上げていく競馬。ただ、他馬からプレッシャーを受け、馬群で揉まれる形になっても、レースを諦めることなく、辛抱できていましたのは○。そして内々を立ち回り、直線入り口では7~8番手ぐらいまで押し上げて食らい付いてくれました。ただ、そこからギアを上げていくことは出来ず、残り50mあたりでは少し疲れた感じに。その結果、7着へと流れ込むのが精一杯。

正直、まだまだ2勝クラスでは壁を感じますが、今回、強い相手に揉まれ、レースぶりもタフなもの。レース後の疲れ・反動は気になりますが、この経験はとても価値があると思うので、次走での前進を期待。まずはもう少し前でレースの流れに乗れるようになりたいです。

レース後のカラパタールは4日にNF天栄へ。牧場へ戻り、気持ちが緩んだ際に疲れ・反動がドッと出るかもしれませんが、暑い時期ですし、無理することなく静養に努めてもらえればと思います。そして活気が戻り切ってから、再始動するぐらいで十分ですから。