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土曜日(5/29)の出資馬・出走結果(シルク)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

土曜東京5R 3歳未勝利(芝2000m)優勝(3番人気) 丸山J

ゲート裏までメンコ着用。まずまずのスタートから、道中は先行集団でレースを進めます。良い手応えのまま直線半ばで抜け出すと、そのまま後続の追撃を凌ぎきり、1分59秒0の好タイムで嬉しい初勝利を挙げています。

宮田調教師「前走はコーナーの入りでハナを主張した馬の後ろで良いポジションを取れたかと思えば、そのアテにした馬が少しずつ下がってきたことで脚を余すような格好になりましたから、今回は元気(丸山元気騎手)にある程度積極的な競馬をして欲しいとオーダーしていました。その通り元気は、枠の利を活かしつつ好位につけて、理想的なレース運びをしてくれましたし、以前攻め馬で乗った経験からも、切れるタイプではないと言うことを理解していたようで、手応えは良かったものの早めに仕掛けて押し切ってくれました。今日は非常に良い騎乗でしたね。その元気のレース後の話では『良い脚を持ってはいるけど、動きだしがやや遅くて瞬発力を活かすタイプではないので、ワンテンポ早めに仕掛けていきました。両サイドから馬が来たら最後まで頑張ってくれましたし、以前調教で乗せてもらった時よりも良くなっています』とのことでした。この中間も飼い葉はそれなりに食べてくれていましたが、結果的にマイナス10キロでの出走となりましたし、馬体や血統面を考慮するとまだまだ成長が見込めますから、この後はリフレッシュを挟む方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/3日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

宮田師「ようやく1つ勝たせてあげることが出来てホッとしています。元気(丸山元気騎手)が上手く乗ってくれたこともありますが、この馬も続けて使って結果を残せたことは収穫でしたね。レース後は飼い葉食いこそ悪くないものの、かなり気が入ってきていますし、まだ心身共に成長途上ですから、一度牧場へお返しさせていただきます」(6/2近況)

⇒⇒3日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(3日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

土曜中京10R 志摩S(芝1400m)13着(11番人気) 菊沢J

パドックパシュファイヤー着用。外枠から互角のスタートを切ると、好位の外目からレースを進めます。直線に入ってジリジリ伸びようとするも残り200m付近で脚色が鈍り、最後方で入線しています。

菊沢調教師「朱雀Sを除外になった後も在厩調整で進めてきましたが、精神面は安定していたので、調教では変に気持ちが入り過ぎることはありませんでした。ただ、今回は中京までの輸送を1頭で行ったことで寂しかったのか、飼い葉食いが悪くて体を大きく減らしてしまいましたし、いつも以上にパドックでチャカチャカしていたので、終いの脚が鈍ってしまいました。スピードはあるので、この距離だと良い位置に付けられたことは収穫でしょうが、本質的には1200mの方が合っていると思います。一樹(菊沢一樹騎手)のコメントは『流れはそれほど速くなかったので、脚はそれなりに溜まっていたと思うのですが、直線ではギアが上がらずに、最後は止まってしまいました』との事ですし、今後はスプリント戦に絞って使っていく方が良いでしょう。この後は、トレセンへ戻ってから心身の状態をよく確認した上で、一度放牧に出させていただきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:2日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

菊沢師「先週は良い走りをお見せ出来ず、申し訳ありませんでした。トレセンに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めて大きな問題は見られません。ただ、馬体重を大きく減らしてしまいましたし、予定通り一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出してリフレッシュさせていただきます」(6/3近況)

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土曜日(5/29)に出走したシルクの出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

いつもより長い間、NF天栄でコツばコツ乗り込んでレースへ臨んだ前走。土曜日に競馬場入りするなど工夫したことでプラス16キロと馬体はフックラ。レースではSペースで積極的に仕掛けていけない中、最後はそれなりに鋭く差し込んでの2着。敗れはしましたが、最後の脚は目につきましたし、内容のあるレースが出来たことに満足でした。

その前走から中1週で臨んだ今回。個人的には良い内容のレースをした後だったので、レース間隔を空け、大事に使って欲しかったというのが本音。まあ、厩舎に置いておくとピリピリし、カイ食いが落ちしてまったりと状態の維持で難しいところもあるのでしょうが…。パドックに登場してきたノワールドゥジェは前走からマイナス10キロ。馬体はそこまで細く見えませんでしたが、前走の姿が良かっただけに心配に。なんとなく嫌な流れに入ってきたかなと思いつつ、レースを見守りました。

スタートは頭1つ出るくらいの好発。行きたい馬を先に行かせ、ノワールドゥジェと丸山Jは早めにやや外目の位置をキープへ。外からハービンクレアが引っ掛かり気味に先頭を窺う際、少し反応して行きたがる素振りはありましたが、その後は折り合いがしっかりつき、淡々と追走。勝負どころからはジワッと押し上げていって、4角を回る時に少し気合をつけて直線へ。追い切りで騎乗経験のある丸山Jは瞬時に反応しないこと、末脚は切れるというよりは長く良い脚を使うタイプということを考慮し、直線残り400mぐらいでハミを掛け直して一躍先頭へ。そこで2馬身長ほど抜け出すことになりましたが、ややフラフラした走り。ソラを使ってしまったかなとヒヤヒヤドキドキ。残り200mを切ったところでマイネルマーティンが最内から強襲してきた時は『やられた!』と思いましたが、馬体を併せる感じになってノワールドゥジェは再度グイッと前へ。今度は外から2頭併せ馬で伸びてきましたが、何とかそれも抑え込み、6戦目で待望の初勝利となりました。牝馬では期待の大きい1頭だったので、この時期の勝ち上がりはちょっと残念な思いはありますが、まずは1勝を挙げることができ、ホッとしました。

レース後のノワールドゥジェですが、脚元等は大丈夫。ただ、レースを2戦して気持ちの張ったところが見られ、馬体も細くなってきたことから無理することなく放牧へ。1勝出来たご褒美としてまずは英気を養ってもらえればと思います。

精神面でまだまだ大人になってきて欲しいですが、早めに抜け出して辛抱できるように身体能力の高さは素晴らしいものがあるノワールドゥジェ。今回の競馬が出来れば、中山コースも苦にしないと思いますし、昇級後は即古馬との1戦となりますが、相手なりに駆けることができそうな馬。経験を重ねながら、もっともっと上のクラスを目指していって欲しいです。

適距離の中京・朱雀Sを除外になり、1400mなら辛抱してくれるだろうと見て、ここへ挑戦してきたアンブロジオ。勝ち切るのは難しいと見ていましたが、外枠で揉まれ込まなければ、そこそこ走ってくれるだろうと見ていたのですが、結果はまさかの最下位。ちょっとショックな結果でしたが、今回は中京への輸送でここまで馬体重を大きく減らしてしまうとは大誤算。個体差はあるでしょうが、1頭だけと帯同馬がいるのではここまで違うんですね。

レースは外枠からスムーズな競馬は出来たと思いますが、ちょっと1200m仕様の乗り方だったかも。直線を向いて鞭が入ると、アンブロジオは反応してくれましたが、坂を上るところで早くも脚は上がり気味。そこからはジリジリ後退するしかありませんでした。また、レース自体はレコード決着。体調が万全でも、上位進出は難しかったでしょう。

まあ、今回の敗戦は度外視しても良いと思うので、アンブロジオにはこの敗戦を引きずることがにないようにお願いしたいです。2日にNF天栄へ移動済ですが、まずは楽をさせて馬体重を戻してもらえればと思います。そして1200mではまだまだ頑張ってもらわないといけません。巻き返してくれるのを信じています。