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【シルク】日曜日(2/12)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カルトゥーシュ

日曜小倉7R 4歳上1勝クラス(芝2600m)4着(3番人気) 鷲頭J

※別記事にて記載済

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

日曜東京7R 3歳1勝クラス(ダ1600m)6着(11番人気) T.バシュロJ

外枠から互角のスタートを切りますが、促しながらも後方4番手になります。直線に入ってからジリジリ差を詰めてくると、昇級初戦は掲示板までコンマ3秒差の6着で終えています。

栗田徹調教師「この中間は股関節回りに疲れが出てしまいましたが、馬体には幅が出てきてパドックでの踏み込みはダート馬っぽく力強さを感じましたし、良い状態でレースへ向かえたかなと思います。しかしながら、昇級初戦でかなりペースが速くなってしまったので、追走に苦労していましたね。それでも終いは良い脚を使うことが出来ており、内容は決して悪くありませんでした。騎乗したバシュロ騎手は『前半は少し忙しい感じだったものの、直線の伸び脚は良かったです。今日の感じなら距離を延ばしても良いのかもしれません』との事でしたから、トレセンへ戻って馬体に問題ないようなら、中山開催を目標に続戦させたいと考えています。また、今日は少し周りに気を使っていた感じがしますし、次はチークピーシズなど馬具を工夫することも検討しています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:第2回中山開催

栗田師「先週はクラスが上がって追走に苦労しましたが、最後は良い走りっぷりでしたし、あのレースぶりなら次は距離を延ばしたいと思います。今のところこの中間で疲れの出た股関節回りをはじめ、背腰や脚元は問題無さそうですから、このまま在厩させて続戦したいと考えていますが、両トモにクモズレを作ってきましたので、そこが大きくなるようでしたら無理させずに一旦牧場へお戻しさせていただくつもりです」(2/15近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

日曜東京9R 初音S・牝馬(芝1800m)7着(4番人気) 戸崎J

好スタートから3番手でレースを進めます。そのまま4コーナーを回り、直線では抜け出しを図るものの、ジリジリとしか脚を使うことが出来ず、7着で終えています。

宮田調教師「1度ゲート入りしたのちに発走を待たされることになりましたが、精神的に影響は無かったようで、しっかりスタートを決めて取りたかったポジションでレースを進めることが出来ました。道中もスムーズでしたし、直線で伸びてきてくれると信じていたのですが、ジリジリとした脚色で思ったほど伸びきれなかったですね。レース後、戸崎圭太騎手は『直線で抜け出そうというタイミングでトモが右に流れてしまうところがあり、その影響で伸びてくることが出来ませんでした』と話していました。この中間の調教でも少しそのような傾向は見受けられたので、ハミ受けの調整など次走に向けての課題として調教から修正を図っていきたいと思います。距離に関しては、ここ2戦は同じ条件を使っていますが、疲れというよりはクラスが上がってペースも速い分、好位につけたうえで最後の直線では余力が残っていないようにも見えますね。3勝クラス初戦では良い内容を見せてくれたこともありますし、次はマイルくらいで出走させたいと考えています。この後はトレセンでの状態を見てからどうするか検討したいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:15日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

宮田師「前走よりも中身は濃いのかなと思いますが、このクラスで好位から抜け出せるほどの脚は無いので、もう少し溜めてみるか距離を詰めてひと脚使うような競馬をさせた方が良いのかもしれません。また、圭太(戸崎圭太騎手)から『右手前だと伸びきれないところがある』との事でしたし、次はチークピーシズなど馬具を工夫することも検討しています。レース後は脚元を含めて問題無かったものの、走ったなりの疲れは感じますし、ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」(2/15近況)

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日曜日(2/12)に出走したシルク・出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

股関節回りに疲れが出て、追い切りを自重する時期があったサンデュエル。その分、プラス12キロでの出走に繋がったと思いますが、太目半分・成長半分といったところでしょう。パドックでは幼い面を覗かせつつ、走ることへの意欲は感じました。

レースに関してですが、まずは脚抜きの良い馬場で時計が速くなってどこまで対応できるのか心配が大きかったです。そして実際の走りですが、五分のスタートから二の脚もマズマズ。中団より前目でレースの流れに乗っていけるかなと見ていたら、他馬のキックバックを気にして下がってしまい、速い流れにも戸惑う素振り。気が付けば後方3番手からの走りになっていました。そんな中、勝負どころからは外目に進路を求めると、じわっと前との差を詰めて最後の直線へ。手応えはちょっと渋かったですが、いざ追われてからはジリジリ加速。内へ押し込められたのはちょっと勿体なかったですが、先団とは離されず突き放されずの間隔を保ってゴールへ。昇級戦+一頓挫+時計の速い馬場を考慮すれば、十分合格点を挙げることが出来る内容だったと思います。時計の掛かる馬場ならもっと面白かったでしょうし。

レース後のサンデュエルですが、反動を懸念しましたが、その点は大丈夫そう。ただ、両トモにクモズレを作ってしまったようなので、その回復次第では放牧を挟むようですが、今のところは続戦の方向。次走では中山・ダ1800mに舞台が移りますが、中山の方がパワーは生きそう。ただ、キックバックを気にするところがまだあるので、小回りコースでの機動力への懸念はあります。まあ、現段階でどこまでやれるのかを次走では見守りたいです。

成績を残してきた東京・芝1800mに1番手の合う戸崎Jで臨んできたノワールドゥジェ。ここで巻き返してきて欲しいという気持ちは強かったですが、その反面、冬場の寒い時季は合わない馬という印象。期待はしつつも、悪い方へ出てしまう可能性も高いだろうなあと考えていました。

パドックに登場してきたノワールドゥジェは意外にも毛ヅヤが冴え、馬体の張り等は○。スタッフの手が行き届いている印象でしたし、雰囲気の良さから期待値はアップしてレースへ。

ゲート入りの際、他馬が飛び出した為、外へ一旦出して仕切り直すことになってしまいましたが、それで気が抜けるようなことはなかったと思います。また、実際の走りに関してですが、マズマズのスタートから二の脚が付いてサッと内目の3番手を確保。道中はその位置で脚を温存しながら進めることが出来、勝負どころからのペースアップにも動じず、じっと我慢して最後の直線へ。進路はしっかりありましたし、あとは追ってから伸びるだけでしたが、鞍上のGOサインにグッと1段ギアが上がるようなことはなく、内へモタれる素振り。見た目の仕上がりは良く、状態も良いんだろうなあと見ていましたが、やはり冬場は一息のようでそれが伸び切れなかった要因でしょう。レース運びは悪くなかったです。

レース後のノワールドゥジェですが、脚元等は大丈夫。ただ、正攻法で勝ち切るのは力の要ることですし、現状のノワールドゥジェですが、ちょっと足りない感じ。もう少し大胆に溜めてみても良いのかもしれませんね。また、次走では集中力を高める意味でチークピーシズの着用を検討しているようですが、個人的には牧場で良い感触を得ていたシャドーロールの着用をまずお願いしたいです。また、次走は4月末から始まる東京開催になってくると思うので、まずはレースの疲れを癒してもらい、その後は馬具を工夫しながら、体を大きく使った走りが戻ってくるように努めてもらえればと思います。また、このまま低迷が続くことは避けて欲しいです。