ロコポルティ（牡・西園）父ヘニーヒューズ 母サダムグランジュテ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：24日にＣＷコースで時計
・次走予定：3月6日の阪神・ダ1200ｍ（幸Ｊ）
西園師「帰厩後も問題なく進められていましたので、24日にＣＷコースで長めからしっかり負荷を掛けて追い切りを行いました。道中はロコポルティが先行し、最後の直線で古馬2勝クラスの馬に併せて行きましたが、追い出しに掛かるとスッと加速して0.8秒先着してくれました。前走後は無理せず放牧に出させていただきましたが、これまで以上に活気に満ち溢れていますし、馬の雰囲気はとても良いですね。続けて使っていくと、苦しいところから気難しさを見せるようになるので、現状は短期放牧でも挟んで、フレッシュな状態でレースに向かう方が馬の為には良さそうです。レース1週前としては良い状態に仕上がってきましたので、今の状態を維持しつつ、来週の競馬に備えていきたいと思います。なお、鞍上は初コンビとなる幸英明騎手に依頼させていただきました」（2/24近況）
助 手 24ＣＷ良 80.9- 65.5- 51.2- 36.7- 11.8 一杯に追う グラウクス（古馬２勝）一杯の外0.2秒先行0.8秒先着
イルデレーヴ（牡・池添学）父ミッキーアイル 母デイトユアドリーム
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：ＣＷコースでキャンター
・次走予定：3月6日の阪神・ダ1200ｍ（大久保Ｊ）
池添学師「先週末に坂路で15-15程度の時計を出して、心身の状態を確認しましたが、競馬を使ったことによって硬さが出ることはなく、精神面も問題ありませんでした。この感じなら予定しているレースに向けて進めていけると判断し、週半ばは普通キャンターで調整し、週末に幾らか時計を出して来週の競馬に備えるつもりです。そして、自厩舎所属の大久保友雅騎手が来週の競馬からジョッキーとしてデビューすることになっているのですが、次走は彼とのコンビで向かわせていただくことにしました。この馬の癖を掴んでもらうために、先週末から調教に乗せていますが、持っていかれることはなかったですし、今朝は競馬を想定して、ＣＷコースで普通キャンターを行ったものの、行きっぷりの良さを見せつつも上手く抑えることが出来ていましたので、この感じなら問題ないと思います」（2/23近況）
見 習 19栗坂良 64.5- 46.5- 29.7- 14.4 馬なり余力
見 習 20栗坂稍 60.7- 44.0- 29.1- 14.8 馬なり余力
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ロコポルティは一息入っての１戦、イルデレーヴは在厩調整で臨む１戦とアプローチの仕方がちょっと違うので、気付くのが遅れてしまいましたが、来週の阪神・ダ１２００ｍにてロコポルティとイルデレーヴの出資馬対決（２度目）が実現。
前回の対決では最下位に沈んだロコポルティと２着に食い込んだイルデレーヴと結果は両極端になりましたが、その１戦からそれぞれ１勝を上乗せしており、再度対決になったのはちょっと感慨深いものがあります。
ロコポルティは帰厩してまもないので追い切りは１本のみですが、２４日にＣＷコースでビシッと。元々攻めは動く方ですが、ＣＷコースでの追い切りへ切り替えてから復調ムード。その良い流れは継続出来ていると思いますし、次走では幸Ｊとの初コンビに。ダートでの信頼度が高い幸Ｊが乗ってくれるのは有難いですし、集中力を切らさない位置で追走できれば、終いはじわじわ伸びてきてくれる筈。
イルデレーヴは前走で初めて１４００ｍに挑戦するも、スタート後のロスも響くこととなり、最後は少しパタッと止まった感じ。自分から止めたというよりは単なるガス欠だと思うので、実績のある距離へ戻しての巻き返しを期待。そして鞍上には来週からデビューすることになる所属の新人・大久保Ｊを鞍上に迎えることに。追い切りで跨り、感触は掴んでくれていますが、まずは結果に拘り過ぎず、イルデレーヴの長所を引き出せるように引き続き追い切りに乗ってもらい、意思疎通を図ってもらえればと思います。
