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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

土曜日(2/19)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain グラストンベリー

2月19日(土)小倉2R・3歳未勝利・牝馬限定・芝1200mに斎藤Jで出走。18頭立て7番人気で8枠16番からハイペースの道中を3、6、8番手と進み、4コーナーでは大外を通って0秒3差の6着でした。馬場は稍重。タイム1分10秒8、上がり35秒8。馬体重は6キロ減少の424キロでした。

○藤岡調教師 「前々のポジションに構え、直線で差し切る作戦でした。スタートを上手く決めたものの、16番枠からずっと外を回らざるを得なかった分のロスが響いた・・・とのジョッキーの話。最後は渋太く伸びており、1200mの条件については合っている印象です。ただ、小柄なタイプだけに、本質的には軽い芝の方が向くはず。次の出走に必要な間隔も確かめ、新たなプランを練りましょう」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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2022.02.23
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。ある程度の間隔を開けないと出走が難しい状況を踏まえた上で、今後は2月24日(木)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して春のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○藤岡調教師 「遠征先からの輸送を無事に済ませ、脚元等にもダメージは認められません。ただ、あと一歩のところで5着を確保できなかっただけに、芝の短距離競走へゲートインを果たすには間隔が必要。2月24日(木)に近郊牧場へ移し、適切なタイミングを図って戻します」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain エバーフレッシュ

土曜阪神6R 3歳未勝利(芝2400m)13着(8番人気) 荻野極J

互角のスタートから促しながら中団やや後方を追走します。そのまま最後の直線コースへ向き、外から懸命に追われますが、目立つほどの伸び脚は見られず、後方で流れ込んでいます。

松永幹夫調教師「初戦と比較すると付くべき所に筋肉が付いてきましたが、もう二回りほどふっくらとして欲しいと言うのが本音ですね。最終追い切りでは、じっくり走らせると終いはしっかり伸びていたので、レースでも同じように運んでもらいましたが、動かしていこうとしても、スッとスピードに乗っていくことが出来ず、最後もジリジリとしか伸びていなかったですね。レース後、荻野極騎手は『ゲートの出はまずまず良かったですし、ゆったり流れに乗ることが出来ました。向正面から徐々に動かしていこうとしましたが、ギアが上がらない感じでワンペースでしたね。最後の直線ではバテることはなかったものの、手応えほど脚が使えない感じでした』とのことでした。調教では動けるようになってきているものの、実戦でまだ活かし切れていないところを見ると、中身が伴っていないように思うので、もう少し長い目で育てて行かないといけないですね。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめたうえで相談させていただきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/25日に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

松永幹師「体つきを見ると馬格に対してまだ華奢なところが目立っているように、もう一回り逞しくなって欲しいですね。飼い葉食いは悪くなることはないものの、もう一つ実になってこない感じですから、このまま続戦させるよりは、もう少し成長を促しながら使っていく方が良さそうです。この後は一旦放牧に出させていただいて、馬の状態を確かめながら次走の予定について考えていきたいと思います」(2/23近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット

土曜東京12R 4歳上2勝クラス(芝1800m)3着(2番人気) 石川J

外枠から若干後手に回るも、巻き返して道中は7番手辺りを追走します。直線では外から末脚を伸ばし、一旦は先頭に立ったもののゴール前で交わされて、勝ち馬と同タイムの3着で終えています。

加藤征弘調教師「今週の攻め馬の動きが非常に良かったですし、状態的には高いレベルでレースへ臨めたと思います。道中はしっかりと流れに乗れて脚は溜まっており、直線でも良い感じで伸びてくることは出来たものの、抜け出して少し気を抜くような感じで力のある馬たちに差されてしまいましたね。前走も直線でそのような仕草を見せましたが、差し返して勝利を掴んだように、今回も並ばれてからは反応して前に出ようとしているものの、並ばれてからの距離が足りませんでした。ただ、昇級初戦で骨っぽいメンバーを相手に良い競馬を見せてくれましたし、この内容であれば次もかなり楽しみですね。騎乗した石川騎手は『ポジションは良いところで運べましたし、あと少しだっただけに何とか勝たせたかったのですが・・・』と悔しい表情で話していました。この後については優先出走権を手にしましたので、続戦も検討いたしますが、疲れているようであれば無理はさせないつもりです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整 
・次走予定:第2回中山開催

加藤征師「昇級初戦でも力があるところは示せたので、勝つところまではいきませんでしたが、満足のいく内容でした。レース後は今のところ心身に目立ったダメージはありませんでしたし、このままもう少し厩舎で様子を見させていただき、問題無ければ第2回中山開催での出走を検討しています」(2/23近況)

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土曜日(2/19)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

一息入れての3戦目を小倉・芝1200mで迎えたグラストンベリー。丹念に追い切りを重ね、きっちり仕上がった状態での出走となったと思いますが、小倉への輸送があったとはいえ、出来ればプラス体重でレースへ臨んで欲しかったというのが本音。その一方で気持ちが入り過ぎたりすることなく、落ち着きはあったと思います。

レースではマズマズのゲート出から軽く促すと二の脚が利いてスッと前へ。外目の3番手でレースの流れに乗れたのは良かったなあと見ていたのですが、道中は少し脚を溜めるのを意識し過ぎた感じ。レースの流れが速くなると斎藤Jは読んだのかな? 実際の流れは緩く、前々で立ち回った組が直線でもしっかり脚を使う形。勝負どころからはじわじわエンジンを吹かしていって欲しかったのですが、3角と4角の中間点あたりではまだ仕掛けていなかったと思います。そして4角手前から再度バタバタすると、馬群の外々を回らされるロス。手応えは残っていましたが、直線でも加速が付くのに少し時間を要し、ジリジリ伸びてきたなあと思ったらゴール寸前。負け方とすれば差を詰めてきたことは悪くないと思うのですが、優先権確保まであと1歩でしたし、勿体なかったと強く思う1戦となりました。

レース後のグラストンベリーですが、馬体面で目立った疲れ・ダメージは感じないも、芝の短距離を使うには少し節(レース間隔)が必要になることから、24日に滋賀・グリーンウッドへ放牧に出ています。まずは馬体を戻すことに力を注いでもらい、その後は更なる心身の成長を遂げてもらえればと思います。また、今回の条件(芝1200m)は合っています。次走では今回の課題・反省を踏まえ、未勝利脱出というところまで一気に進めていきれば今から思います。

馬体面での成長は乏しく、デビュー戦で見せたレースセンスの良さに期待した2戦目のエバーフレッシュ。グラストンベリー同様に放牧を挟んでことで馬体重を増やしての出走を期待したのですが、前走から増減なし。牝馬の割に肌艶の良さは目を惹きましたが、体高が大きくなったこともあって、線の細さが目立つことに。牧場+帰厩後の調整で丹念に乗り込んで鍛えてくれたんでしょうが、実になってきていないのが悩ましいところ。

レースは距離延長を意識して、荻野極Jは中団よりやや後ろで構える形。向正面の走りを見ると、折り合いはピタッと付いていましたし、脚を溜めながら進めることが出来ているようにも見えました。そして3角過ぎからの勝負どころでもジタバタすることなく、楽な手応えで回っていましたし、直線を向くタイミングで外目へスッと持ち出すことが出来ました。

あとは手応え通りに伸びてくれることを期待したのですが、エバーフレッシュは直線入り口から内回りとの合流地点までは反応して伸びてくる雰囲気はありました。ただ、そこからのギアチェンジは叶わず、直線でズラッと横並びになったことで他馬を気にする面を覗かせたかもしれません。少し進路が狭くなりかけましたし。距離自体は問題ないかなと見ていましたが、幾分長かったのかな? 個人的にはもっとやれると思っていましたが、13着と大敗を喫することとなりました。

レース後のエバーフレッシュですが、脚元等は問題ないも、今の華奢な感じが大きく変わってきてくれないと前途はかなり厳しいところ。また、続戦していっても結果は見えていますし、エバーフレッシュの気持ちを萎えることにも繋がるので、まだまだ成長を促しながら大事に使っていくこととなりました。そして本日25日にNFしがらきへ放牧予定です。

また、速い脚に欠けるのも弱点なので、非力さが残る現状でもダートを試していった方が良さそう。育成時の調教動画では前脚を掻き込むように走っていたので、芝よりもダートの方がまだ期待が持てるんじゃないかなと見ています。レース条件・馬具の工夫を含め、試行錯誤していって欲しいです。

今回、2勝クラスへの昇級戦となったアンダープロット。元々、相手なりに駆けるタイプですし、素質はもっと目を目指せるものを持っていると思っているので、恥ずかしい競馬にはならないと思っていたも、相手関係に目を遣ると手強い相手が揃い、その中にこれまでの戦績上位のボーデンがドンと構える形。速い時計への対応に一抹の不安があるので、それが結果にどう響くのか心配もありました。

一息入った後での1戦でしたが、追い切りでは好時計を連発し、仕上がりは上々。久々の勝利でやはり勢いは出てきたと見ていました。

レースに関してですが、スタートは若干遅かったですが、二の脚で悠々とポジションを挽回。道中は前に壁を置く形で進め、トビの大きい走りでリラックスできているように思いました。そして勝負どころからはじわじわ外目に持ち出す程度で基本は我慢する形。下手に動くことはせずに直線へ向いてからの攻防に備えていました。

直線を向いたアンダープロットは自然と前に進路ができる形。あとは追い出しのタイミングを図るだけでしたが、肩ムチで少し促し、直線の坂を駆け上がるタイミングでGOサイン。少し内へモタれ加減でしたが、それを修正しつつ、残り200mぐらいで先頭へ躍り出ようとしてくれましたが、1頭になったことでフワッとしたのが失敗。内目の馬場の悪い方へ入れたくなかったんでしょうが、早めに抜け出そうとしていたアステロイドベルトに馬体を接する形に持っていっていれば…。

最後の最後は頻繁に手前を替え、その中でも2度大きく替える時が有り、2度目は左手前になり、外へヨレてボーデンに接触して迷惑を掛けてしまうことに。石川Jは追い切りで感触を掴んでくれていましたが、ここまで遊んでしまうことは想定外だったんでしょうねえ。

レース後のアンダープロットですが、タフな競馬になった疲れ・反動が気になりましたが、今のところは大丈夫そう。このまま良い雰囲気を維持できるようなら2回中山への転戦へと進めるようです。

終わってみれば、ちょっと勿体ない1戦になってしまいましたが、自分から勝ちに行く強い競馬を見せてくれましたし、接戦を演じた馬達も素質の高い馬なので、将来が更に楽しみになりました。ただ、1頭になるとフワッとする面は解消すべき課題なので、日々の調教から厳しく矯正したり、チークピーシズ着用で集中力のアップを図るなど対策を講じていってもらえればと思います。