グラストンベリー（牝・藤岡）父ロードカナロア 母アドマイヤシャイ
10月30日（土）東京４Ｒ・２歳新馬・牝馬限定・芝1400ｍにＣ.ルメールＪで出走。14頭立て１番人気で３枠４番からスローペースの道中を２、２番手と進み、直線では内を通って０秒７差の５着でした。馬場は良。タイム１分23秒３、上がり35秒０。馬体重は４２８キロでした。
○藤岡調教師 「１番人気に応えられずに申し訳ありません。でも、スタートが速かった部分を含め、稽古で感じたスピード能力の高さについては示せたはず。今日は他の馬を気に掛ける素振りを見せ、コーナーでは外へ逃げようとしていた模様です。また、現状は身体がまだ緩く、追ってからがもう一つだった･･･とルメール騎手は回顧。伸び代だらけで子供っぽいものの、次も乗りたい良い素材･･･との評価も受けています。このまま２戦目を前向きに検討するつもり。ひとまずは具合を確認しましょう」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
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【次走へのメモ】
好仕上がり。２番手から楽な手応えで抜け出しを図る。レースの形とすれば勝ちパターンだったが、ラストは甘くなってしまった。少し集中力に欠けた嫌いもある。（Ｂ誌）
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、11月13日（土）阪神・２歳未勝利・混合・芝1400ｍにルメール騎手で予定しています。
○藤岡調教師 「トレセンへ帰った後も脚元は大丈夫。無駄にテンションが上がるような面も見受けられません。11月４日（木）から跨った様子に応じて正式に決めるものの、このまま来週の競馬で２戦目を迎えるつもり。ルメール騎手に続けてもらえるのは魅力的な部分です」
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東京へ連れていってのデビューとなったグラストンベリー。小柄で＋ピリッとしたところのある牝馬なので輸送で馬体重が減ってしまわなければ良いなあと見ていましたが、発表された馬体重は４２８キロ。個人的には思っていたよりも馬体重があり、馬体はスカッと見せて仕上がりは良かったです。ただ、気配はやや地味に見え、初めての場所（競馬場）で戸惑っているように見えました。
戦前、ゲートは速い方ということでしたが、ゲートを少し飛び上がるように出るも、二の脚が速く、サッと半馬身程出る形。そのまま逃げるのかなと思いましたが、内から主張してきた馬を行かせて２番手からの追走。道中は余裕を持って走れているように見えましたが、４角から直線へ向く際、外へ逃げ気味で若々しい走り。Ｃ.ルメールＪの手応えは十分残っていましたが、ＧＯサインを出してからギアが上がるかどうか不安に。ただ、追い出しを待つ余裕があったので、押し切れるのかなと思ったのですが、心配したように追ってからが案外。その後、交わされて止めるようなことはなかったですが、ジリジリと脚を繰り出すだけで５着確保が精一杯。良いスピードは感じられたも、ロード馬らしい心身の幼さを露呈し、１番人気の支持を裏切ってしまいました。
レース後のグラストンベリーですが、東京へ連れていったダメージは少なく、脚元等は大丈夫。１度使ってピリピリしてこないか心配でしたが、今のところはそういう面はなし。このまま気になるところが出てこなければ、早速来週の阪神・芝１４００ｍへ向かうことに。引き続きＣ.ルメールＪが乗ってくれるのは嬉しいですが、関西圏のレースの方がレベルが高いと思うので、着順を落としかねないかも。１度実戦を経験して真面目さ・集中力がアップして欲しいです。
まあ、まだまだ伸びシロだらけなので結果を気にし過ぎる必要はないと思うも、自滅する形での敗戦だけは避けて欲しいです。
