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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

軽量を味方に1発期待していましたが、暑さが堪えて本調子を欠いていた感じ。また、当日は時計が速くて前が止まらない馬場。ひとまず自分のスタイルを貫きましたが、見せ場少なく9着に敗れてしまう。★ヴェルトハイム

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ

2022.06.20
6月19日(日)阪神11R・マーメイドS(G3)・国際・牝馬限定・芝2000mに西村淳也騎手51kgで出走。16頭立て6番人気で3枠6番から平均ペースの道中を16、16、16、12番手と進み、4コーナーでは大外を通って1秒3差の9着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分59秒6、上がり35秒4。馬体重は4キロ減少の470キロでした。

○友道調教師 「結果的には外を進んで距離ロスが生じたとは言え、いつも通りに終い勝負のレースはできました。ただ、パドック、返し馬の様子がどうも覇気に欠ける印象。調教の時のガツンと来る部分が全く感じられなかった・・・と鞍上も語るだけに、今日の暑さが響いたのかも知れません。この先は再び育成牧場へ移す方針。次のプランについては現段階で白紙です」

☆★画像と情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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2022.06.22
レース後も特に異常は認められません。6月21日(火)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動。夏以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○友道調教師 「脚元や背腰等に特別な問題は無し。レース当日に元気が足りなかったのは、やはり蒸し暑さが原因でしょう。6月21日(火)にグリーンウッドトレーニングへ移動済み。上半期はコンスタントに使っただけに、ひとまずは向こうでの回復具合を見極めようと思います」

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格上挑戦で臨んだ初重賞・マーメードS(G3)。実績馬が揃っていたとはいえ、例年、格上挑戦で臨んだ軽量馬が活躍するハンデ重賞なので、51キロのヴェルトハイムにも十分チャンスがあると見ていて、このレースをキッカケに躍進していく姿を思い描いていました。

パドックに登場したヴェルトハイムは前走からマイナス4キロと少し腹構えは寂しくなった感じ。パドックでの周回はいつもより大人しかったのと、イレ込んではいないのに、馬体は全体的にしっとりと汗を掻いているように見えたのも気になりました。

レースに関してですが、スタートで1歩出負けすることになり、また一瞬行きたがる素振りを見せましたが、1角までには折り合いをつけ、最後方から脚を溜める形。正直なところはもう少し前でも良かった気はしますが、自分のスタイルを貫くことは出来ていたと思います。ただ、当日の馬場は逃げ・先行馬有利で時計の速い馬場。必然的に後から行くとなると、現実的に到底マーク出来ない上がりを要求されることに。ですので、ヴェルトハイムの競馬スタイルでは初めからノーチャンスでした。

勝負どころからは少し外目へ持ち出し、仕掛けて行ったのですが、前との差は詰まり切らず。そして直線でも外からジリジリ伸びてはいたも、画面になかなか映ってきませんでした。一か八かは終始内を回ることで距離ロスを避け、前が詰まるのを覚悟してイン突きするしかなかったですが、少し他馬を気にするところのある馬なのでリスクは大きかったかな? まあ、本調子ではなかったですし、ハンデをもらったとしても、現状はこれぐらいの実力なのかなあ…。ちょっと、物足りなさはあります。

レース後のヴェルトハイムは活気が乏しく、早めに滋賀・グリーンウッドへ放牧。幸い、脚元や背腰へのダメージは酷くなさそうなので、まずはしっかり楽をさせ、馬体の回復に努めてもらえればと思います。おそらく夏場に使うことはないでしょうし。

今回はほろ苦い結果に終わってしまいましたが、これを糧にして、まずはOP入りを目指せるように引き続き心身の成長を促していって欲しいところ。馬体重もあと10キロぐらい増やして、充実させていって欲しいです。また、自己条件に戻る次走では勝ち負けの争いに加わるように即巻き返してもらいたいです。