ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ
2022.06.16
6月19日(日)阪神11R・マーメイドS(G3)・国際・牝馬限定・芝2000mに西村淳Jで出走します。6月15日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は15時35分です。
2022.06.15
6月19日(日)阪神・マーメイドS(G3)・国際・牝馬限定・芝2000mに西村淳Jで予定しています。同レースはフルゲート16頭。現段階では出走可能です。6月15日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。
〇友道調教師 「6月15日(水)は無理をせずにイイ感じの動き。予定通りに投票へ向かいましょう。軽ハンデの格上挑戦馬が好走するパターンの多い番組で、実際にヴェルトハイムの能力もヒケを取らないはず。また、オープンクラスのペースの方が運び易いようにも思います」
≪調教時計≫
22.06.15 助手 栗東坂稍1回 54.3 39.2 25.0 12.2 馬なり余力
2022.06.13
6月18日(土)阪神・垂水S・混合・芝1800m、6月19日(日)阪神・マーメイドS(G3)・国際・牝馬限定・芝2000mに特別登録を行っています。6月12日(日)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。
≪調教時計≫
22.06.12 助手 栗東坂稍1回 61.0 43.7 28.4 13.6 馬なり余力
☆★画像と情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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第3回阪神2日目(06月19日)
11R マーメイドS(G3)
芝2000メートル 3歳上OP 特指 国際 牝馬 ハンデ 発走15:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 スルーセブンシーズ 牝4 52.0 秋山真一郎
1 2 ゴルトベルク 牝5 53.0 荻野極
2 3 ソフトフルート 牝5 54.0 川田将
2 4 ステイブルアスク 牝4 51.0 藤岡康太
3 5 トウシンモンブラン 牝4 51.0 高倉稜
3 6 ヴェルトハイム 牝4 51.0 西村淳也
4 7 ウインマイティー 牝5 54.0 和田竜二
4 8 キムケンドリーム 牝5 52.0 小沢大仁
5 9 ルビーカサブランカ 牝5 55.0 岩田望来
5 10 アイコンテーラー 牝4 53.0 亀田温心
6 11 クラヴェル 牝5 55.0 北村友一
6 12 マリアエレーナ 牝4 55.0 坂井瑠星
7 13 ハギノリュクス 牝5 52.0 酒井学
7 14 ラヴユーライヴ 牝5 53.0 川須栄彦
8 15 ホウオウエミーズ 牝5 53.0 松山弘平
8 16 リアアメリア 牝5 55.5 幸英明
○友道師 「道中ためて、末脚を生かす競馬が合います。後ろからの分、前走は展開不向きでしたが、オープンの流れはむしろ競馬しやすいでしょうし。力差はないはずなので、51キロを生かして好レースを」(競馬ブックより)
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昇級戦となった前走の中京・シドニートロフィーでも2倍を切る1番人気に支持されての出走となったヴェルトハイム。素質は3勝クラスの牝馬同士でも上だと思っていたので、連勝でOP入りを決めてくれるものと期待していましたが、その一方で前に壁を作りにくい大外枠+後方からじっくり構えるような競馬はあまりしない川田Jとのコンビで、レースの流れに乗せる綺麗な走りをしてしまうと、切れ味に陰りが出てしまうのではないかなという不安も。
実際のレースぶりは大外枠でもきっちり折り合い、道中は急かせることなく直線を向いてくれましたが、展開&馬場の影響で伸び切れずに4着。これが実力ではないですが、後方からじっくり進めていたステイブルアスクに交わされそうになったのは不満。勝ち切れなかったとしても、序盤はもっとゆったり入った方がヴェルトハイムの良さが出るように思います。
今回はその前走から中3週での出走となりますが、短期放牧で心身のリフレッシュを図り、1週前追い切りで西村淳Jが跨り、CWコースを単走でサーッと。その映像を見ましたが、身のこなしが良くて躍動感がありました。そして最終追いはこの厩舎のパターンとも言えますが、坂路で上がり重点。初重賞挑戦へ向け、ビシビシとはやられていないも、いつも通りの動きの良さを見せ、状態は高いレベルで安定していると思います。
あとはOPや重賞で活躍してきた馬達との力量差がどこまであるのか。その点はハンデ戦で51キロで臨めるのは優位。ただ、軽量で臨む馬でも力を秘める(スルーセブンシーズ・トウシンモンブラン)がいますし、マーメイドSはいつも大混戦。展開にも左右されてくるでしょう。
ただ、ヴェルトハイムは自分のスタイルをとにかく貫くのみ。今回は内目の偶数枠と前に壁を作れる絶好なところを引き当ててくれました。ですので、スタート後は出たなりの位置で脚を溜めることに専念してもらい、勝負どころからも自分のリズムで追撃を開始してもらえればと思います。繊細なところがあるので、出来れば集団(馬群)から離れた2~3馬身ほど離れたところで追走出来れば。また、直線では一か八か馬群を捌くことを狙っても良いとは思いますが、距離ロスがあっても大外をぶん回した方が末脚不発という可能性は少ないと思います。ただ、こういう競馬で重賞を勝てるほど甘くないというのはよーく分かっていますが。
まあ、ヴェルトハイムはまだまだ力を付けていってくれる1頭だと思うので、現段階でハンデ差を頂き、どこまで通用するのかを冷静に見守りたいところ。そしてこの挑戦が今後にしっかり生きてくれることを今から願っています。