サリオス(牡・堀)父ハーツクライ 母サロミナ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき/8日に美浦トレセンへ帰厩予定
・次走予定:6月6日の東京・安田記念(G1)・松山J
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14~15秒
調教主任「8日の検疫で美浦トレセンに帰厩することが決まり、7日の午後にこちらを出発しました。先週末から坂路でハロン15秒の調教を開始しましたが、問題なく対応していましたし、トモの状態も良い意味で変わりありませんでした。そして今週半ばには坂路でハロン14秒まで負荷を強めましたが、力強く駆け上がってくれましたよ。良い状態で送り出すことが出来ましたので、安田記念では良い走りを見せてもらいたいですね。今週の馬体重は570キロでした」
堀調教師「ノーザンファームしがらきに移動後は徐々にペースを上げて乗り運動を行えているということだったので、選択肢の一つだった安田記念を目標に、明日の検疫で帰厩させていただくことにしました。なお、鞍上は前走に続いて松山騎手で挑ませていただく予定です」(5/7近況)
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大阪杯のダメージが少しあったサリオスですが、トモの疲れが抜けてくるまではトレッドミルで軽く動かし、その後は周回コースでの乗り込み→坂路での乗り込みとステップアップすることが出来ていました。そして8日の帰厩予定が示された後は坂路でハロン15秒以上のところを2本マーク。力強い動きが出てきていたようなので、ひとまず良い状態で8日に美浦・堀厩舎へ帰厩することが出来たかなと思います。
まずは馬体のチェックをしっかり行ってから、騎乗運動をスタートさせてもらえればと思います。レースまで約1ヶ月ありますし、今回は関東圏でのレース。ここ2走よりはゆっくり作り上げていくことが出来るかなと思います。ただ、これからはトモだけでなく、暑さへの対策を考えておく必要はあるでしょう。また、次走の鞍上ですが、前走に引き続き松山Jに決定。前走は正直上手に乗れたとは言えないので、次走の安田記念ではその経験・反省を踏まえ、サリオスの全能力を引き出してもらえればと思います。