シングルアップ(牡・寺島)父キンシャサノキセキ 母ラフアップ
土曜新潟4R 障害3歳上OP(障2850m)5枠7番 森 一J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:7日に障害コースで時計
寺島師「7日に障害練習を行った後に、そのまま障害コースで時計を出しました。先週の追い切りでもウッドチップだと最後の1ハロンは時計が掛かってしまいますが、ダートコースなら最後まで脚色が鈍ることもなくしっかり動いてくれますね。体はまだ少し余裕が感じられますが、新潟競馬場までの輸送が控えていますし、障害戦はきっちり仕上げるより、余裕があるぐらいの方がレースに行ってしっかり力を発揮してくれると思います。前走は1つ目の障害飛越でバランスを崩し、その後も絡まれて力んでしまったことで、最後はバテてしまいましたが、ここ最近の調教ではムキになって走ることがなくなり、心身ともに大人になってきましたので、スムーズな競馬が出来れば良い勝負になって良いはずです。新潟競馬場は初めてですが、スクーリングを行ってテンションが高くなってしまうといけないですし、レース当日の返し馬で確認する程度で十分だと思います」(10/8近況)
助 手 4栗坂良 58.1- 40.9- 26.5- 13.4 馬なり余力
森 一 7栗障良 52.5- 37.3- 12.2 追って一杯
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第4回新潟1日目(10月10日)
4R 障害3歳上OP
障2850メートル 混合 別定 発走11:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ダノンロッソ 牡6 60.0 熊沢重文
2 2 アスターブリザード 牡4 60.0 高田潤
3 3 サムライフォンテン 牡7 60.0 金子光希
3 4 アグネスフォルテ せ7 60.0 西谷誠
4 5 ファイアプルーフ 牡5 60.0 大江原圭
4 6 グランソード 牡5 60.0 難波剛健
5 7 シングルアップ 牡4 60.0 森一馬
5 8 フィスキオ せ6 60.0 五十嵐雄祐
6 9 ウインリベロ 牡5 60.0 上野翔
6 10 マーニ 牡4 60.0 三津谷隼人
7 11 プレシャスタイム 牡7 60.0 佐久間寛志
7 12 ストレイライトラン せ5 60.0 草野太郎
8 13 タイセイアプローズ 牡8 60.0 平沢健治
8 14 メイショウゴウリキ 牡5 60.0 小坂忠士
○寺島師 「気性的に収まりがつくようになって、安定感は出てきました。少し体に余裕はあるけど、しっかり乗り込んでいます」(競馬ブックより)
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障害デビュー時から飛越は上手だったシングルアップですが、前走では第1障害を遠目から勢いよく飛ぶと、バランスを大きく崩すロス。続く第2障害でも飛越が雑になってしまいました。その前半でのリズムを欠いた走りにより、最後の最後でスタミナの欠如へ。対戦してきた相手を見ると、OPでも十分通用していい馬なのですが、実戦へ行くとポロポロとミスが出てきています。他馬と一緒に走ることで自分を見失いがちになるのかな?
前走後はNFしがらきへ放牧。夏の新潟での出走を目指して再調整してきましたが、その過程で疲れが出てしまうことに。幸い、脚元等に異常はなかったも、使うとなると、どうしても急仕上げになってしまうことから出走を自重。マイペースで状態を整えていくと、今度は秋の新潟開催へ照準を合わせてきました。新潟は初コースとなりますが、ローカル場所なので障害は低く、スピードが生きるコース。シングルアップには1番合うコースと言って良いのかなと見ています。
帰厩後の調整は意欲的に時計を出していますが、太めの状態で栗東へ戻ってきたので絞り込むのに一苦労。ビシビシやれているので状態面での不安はないのですが、550キロを超える馬体重での出走となるのかなあ…。また、煩い面を見せなければ良いのですが。
キャリアを重ねることでだいぶ操縦性は高まってきましたが、追って味があるタイプではないので、前々で粘り込む形じゃないとダメな馬。実戦では好位で脚を溜めることを意識しているように思いますが、リズムを欠くと脆いところがあるので、小細工なしに逃げた方がより良さが生きると毎回思うのですが、森一Jは先をまだ見据えているのかな?
相手関係に目をやると、抜けた馬はいないも粒の揃った印象。展開等で毎回勝ち馬が変わっても不思議ではない組み合わせに思います。勿論、シングルアップも勝ちを狙える1頭でしょう。あと、今回の距離は2850m。平地時代は短距離馬だったので、距離が短縮されるのは大いにプラスの筈。それを味方に最後の最後まで粘り強い走りを見せてもらいたいです。