シングルアップ(牡・寺島)父キンシャサノキセキ 母ラフアップ
土曜小倉5R 障害4歳上OP(障2860m)1枠1番 森 一J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:20日に障害コースで時計
寺島師「17日に坂路で時計を出して仕上げているので、20日は障害練習の後にそのままサッと時計を出して調整しました。昨年暮れの中京を除外になった後は短期放牧を挟みましたが、馬の雰囲気はとても良いですし、心身ともにフレッシュな状態でレースに臨めそうです。続けてレースに向かうと、以前ほどムキになって走ることはなかったものの、気分よく走り過ぎて息を入れるところが作れなかったので、現状は短期放牧を挟みつつ使ってあげる方が良いでしょう。また、チークピーシズを着けて障害練習を行っていますが、気持ちが逸れることもなく集中していますし、レースに行っても平常心で走ってくれると思います。森一馬騎手もこの馬の癖を分かってくれているはずですし、気分よく走らせ過ぎずに、前に馬を置くなどして、上手く脚を溜める競馬をしてもらいたいですね」(1/21近況)
助 手 17栗坂良 55.6- 40.1- 26.4- 13.2 馬なり余力
森 一 20栗障良 50.7- 36.2- 12.0 強めに追う
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第1回小倉3日目(01月23日)
5R 4歳上障害オープン
障2860メートル 4歳上障害OP 混合 別定 発走12:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 シングルアップ 牡5 60.0 森一馬
2 2 アイファーアクター 牡5 60.0 高野和馬
3 3 ドゴール 牡5 60.0 小野寺祐太
4 4 インシュラー セ7 60.0 蓑島靖典
5 5 ガッツィーソート 牡6 60.0 上野翔
5 6 カポラヴォーロ セ6 60.0 草野太郎
6 7 リボンナイト 牡7 60.0 平沢健治
6 8 クリノライジン 牡5 60.0 熊沢重文
7 9 ナイトジュレップ 牡6 60.0 北沢伸也
7 10 タイセイアプローズ 牡9 60.0 植野貴也
8 11 ホシルミエール セ8 60.0 白浜雄造
8 12 モザイク 牡7 60.0 高田潤
○寺島師 「前走は途中で気持ちが切れたような止まり方だし、チークピーシズを着けます。仕上がりはいいし、集中力さえ保てれば」(競馬ブックより)
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昨年末の中京での出走を予定していたシングルアップですが、残念ながらそのレースは除外に。その為、NFしがらきでの短期放牧を挟み、1回小倉開催に照準を合わせてきました。
帰厩後の追い切りはビシッとやるというよりはサラッと伸ばす程度。その分、障害練習に力を注いでいる様子で、チークピーシズを着用してレースへ臨むので、その効果等を確認していたのかなと思います。状態面・仕上がりに関しては心配ないでしょう。
昨年10月末の前走は中1週のローテが裏目。また、途中からハナへ立ち、気分良く走らせることを優先したのですが、気持ちが入り過ぎていた為、道中でスタミナを徐々に消費し、最後まで力を温存することが出来ず。早めに交わされたことで、集中力も途切れてしまったと思います。
陣営にはその反省を踏まえて、今回臨んで欲しいところ。まず、チークピーシズ着用はその一環ですし、稽古での感触は上々。スピードを生かした逃げがベストかなと見ていましたが、気分良く行かせすぎると終いの伸びを欠くので、前に馬を置いて、道中は脚を溜めた方が良そう。最内枠に入ったので、この点は良かったと思います。
相手関係に目を遣ると、前走のOP特別2着に食い込んだカポラヴォーロ、前走の走破時計が優秀なモザイク・リボンナイトの3頭が強力。やや勢いを欠いているシングルアップがここへ割り込んでくる力があるかどうか。おそらくモザイクが逃げると思うので、スッとその後ろを取り切って、折り合いを付けてスタミナのロスを防いで欲しいです。
飛越はたまに雑な時はありますが、概ね上手な馬なので、あとは勝負どころでモタモタせずにスッと動いていければ。今回、ライバルはなかなか強力ですが、最後まで諦めることなく、食らい付いてもらいたいです。