クァンタムリープ(牡・鹿戸)父ロードカナロア 母プルーフオブラヴ
土曜札幌3R 3歳未勝利(芝1500m)4枠6番 C.ルメールJ
・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:22日に札幌ダートコースで時計
鹿戸師「先週末に札幌競馬場へ移動いたしましたが、輸送による疲れは見られず、体調面や脚元に問題はありませんでしたから、22日に札幌ダートコースで追い切りを行いました。時計的にはそれほど速くはないものの、乗り手はダートで追い切ったことから硬さがあったと言っていましたね。ただ、レースは開幕週の洋芝ですからクッション性がありますし、この馬にとっては走りやすいのではないかと思います。蹄も悪化している感じはありませんので、何とかこのままのコンディションを維持していきたいですね」
助 手 22札ダ稍 58.2- 43.0- 12.7 馬なり余力
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
第1回札幌1日目(07月25日)
3R 3歳未勝利
芝1500メートル 指定 混合 馬齢 発走10:55
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ステーションワン 牡3 56 国分恭介
2 2 フリークアウト 牝3 54 藤岡佑介
3 3 ミッキーローズ 牝3 53 団野大成
3 4 タツハグンセイ 牡3 56 古川吉洋
4 5 アンネローゼ 牝3 54 荻野琢真
4 6 クァンタムリープ 牡3 56 C.ルメール
5 7 カドーダンジュ 牝3 54 大野拓弥
5 8 レッドキュリアス 牝3 54 横山武史
6 9 エンジェルエナ 牝3 54 池添謙一
6 10 ミルキーハート 牝3 54 丹内祐次
7 11 ラブアンバサダー 牝3 54 武豊
7 12 クレアーレ 牡3 54 亀田温心
8 13 ブライドグルーム 牡3 56 浜中俊
8 14 ルーターズ 牝3 54 藤岡康太
○成田助手 「ここを目標に美浦でも乗り込んできたから今週は軽めの調整で。1500mはいくらか長いかもしれないが、能力に期待」(競馬ブックより)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
東京芝1400mの2戦に関しては、終わってみれば1頭強い馬がいたという結果(2着続き)ですが、試行錯誤が続いたクァンタムリープはようやく適性を掴んだ形。あとは相手関係や展開の後押しがあれば、未勝利は突破できる位置にいると思います。
前走後は好走の疲れを癒す為に一旦NF天栄へ放牧に出ましたが、早速乗り出したところで右前の歩様に違和感。蹄を気にする素振りを見せたので処置を行ったのですが、再度乗り出したところで右前蹄の痛みが再発。東京が開催されている間に復帰したかったのですが、無理をせずに調整していくこととなりました。その後は痛みがぶり返すことはなかったですが、日によっては少し痛みが出ることも。未勝利の身なのでゆっくり出来ず、少し無理をさせつつも、帰厩に向けて態勢を整えて先月25日に美浦・鹿戸厩舎へ戻ってきました。
東京の芝1400mで結果を出したので、コース形態が似ている新潟への参戦かなと見ていたら、次走に選んできたのが札幌・芝1500m。ちょっと考えていなかった番組ですが、前走と距離が近いことによって戸惑わずに走らせることを優先したのかなと思います。相手関係に関しては少し恵まれた印象はあるも、ライバルは手合わせをしていない関西馬。目標にしてレースを進めやすいと思いますが、開幕週の馬場なので簡単に止まらないかも。また、走破時計が速くなるのもプラスとは言えないと思います。
帰厩後の調整に関しては、先週の追い切りで落鉄するアクシデントがありましたが、大きな問題には至らず。先週末に札幌へ輸送されましたが、最終追いでひとまず軽快な動きを見せてくれたので、体調面は大丈夫でしょう。あとはまだ完璧とは言えない右前の蹄のケアを入念に行い、レースへ臨んでもらいたいです。
今回も大崩れはないと思いますが、C.ルメールJを鞍上に配してきました。先週の函館ではリアンティサージュを見事に初勝利へと導いてくれたので、今週も神騎乗でクァンタムリープにも初勝利をプレゼントしてもらいたいです。