アンブロジオ(セ・菊沢)父ローズキングダム 母アンティフォナ
・在厩場所:美浦トレセン
菊沢師「いつも通りテンションに気を付けながら調整を進めており、先週末は南Bコースで軽く時計を出しています。15-15を切るくらいのところではあったものの、走りは悪く無かったと思いますし、やり過ぎずに丁度良い負荷でしたね。27日には南Wコースで併せて追い切りを行い、石神騎手を背に70-40程度の時計を出しています。8月19日の新潟・障2850m戦を目標としているため、今週は無理をさせずにサラッと脚を伸ばすイメージで乗っていただきましたが、ジョッキーの感触は『落ち着きがあってスッと動けました』と良かったですよ。また、障害練習は来週から行う予定となっていますが、ここまでは順調に立ち上げることが出来ています。なお、鞍上は引き続き石神騎手にお願いしています」(7/27近況)
助 手 23美B良 73.3 - 58.1 - 43.6 - 14.7 馬ナリ
石 神 27美W良 87.3 - 70.3 - 54.8 - 40.0 - 12.3 馬ナリ ナファロア(新馬)馬ナリの外0.8秒先行0.1秒遅れ
・在厩場所:美浦トレセン
菊沢師「その後も乗り運動を行いつつ調整を進めていたのですが、この中間に右前の歩様が乱れてしまいました。獣医師に診てもらったところ、蹄を気にしているとのことだったので、装蹄師に削蹄してもらったものの、少し出血も見られる状況で、回復までにはしばらく時間が掛かりそうです。ノーザンファーム天栄でも右前蹄を痛めた経緯がありますし、それがまだ完全に治まっていなかったのかもしれません。現状は少し間隔を空ける必要がありますから、申し訳ありませんが予定していた新潟開催での出走は白紙に戻して、一旦ノーザンファーム天栄へお戻しさせていただきたいと思います」(8/2近況)
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27日に帰厩し、3回新潟開催での出走へ向けて調教を進めていたアンブロジオ。障害練習こそ始めていないも、追い切りでは軽快な脚捌きを見せ、調子の良さを感じていましたが、この中間になって右前脚の歩様が乱れるアクシデント発生。
そこで獣医師に詳しく診てもらったところ、骨折等の診断は下りませんでしたが、どうも蹄を気にして問題がある模様。2年前ぐらいにも蹄底の内側部分に痛みを生じたこともありましたし、前走後にNF天栄へ戻った際にも右前脚のズレた蹄鉄を踏むアクシデントもありました。その古傷?がぶり返してしまったんでしょう。
今後は厩舎で少し治療を行ってからNF天栄へ移動することになるでしょうが、再度態勢が整うまでどこまで時間が掛かってしまうのか。今は回復の経過を静かに見守りたいと思います。