ミラクルキャッツ
・在厩場所：美浦トレセン
堀師「21日に南Ｗコースで追い切りを行いました。厩舎で着けているＧＰＳで5ハロンから69.7秒のラスト1ハロンは12.3秒というタイムをマークしています。直線ではスムーズに加速して行くことが出来ましたし、最後まで余力を持ってこなすことが出来ましたね。息遣いの方も先週より良化している印象ですし、今のところ来週の福島に組まれている牝馬限定のダ1700ｍ戦を視野に入れたいと考えているものの、第2回福島開催3週目にも同条件がありますから、状態次第ではそちらにスライドするかもしれません。飼い葉は食べていて健康状態は安定していますし、精神的にも落ち着きがあって、心身のまとまりは崩れていません。ただ、先週の追い切り後から左トモを中心に硬さが増していますので、その点はよくケアしながら態勢を整えていきたいと思います」（6/21近況）
助 手 21美Ｗ良 82.8 - 66.8 - 51.6 - 36.5 - 11.8 馬ナリ カフェクリア(三未勝)馬ナリの内1.6秒追走0.1秒遅れ
ルージュクオーレ
2023.06.22
栗東：友道康夫厩舎
本日は引き運動をおこないました。
助手「追い切り翌日のため、今朝（木）は引き運動のみの調整。昨日（水）獣医師のチェックを受けたのですが、『背腰がしっかりしてきている』との評価でした。追い切りで馬の真後ろにつけて上体を起こした状態、理想的なフォームで走れたからかもしれませんね。歩いている感じでも歩様に硬さはなく、シャキシャキと活気が感じられたことからも、ダメージはないとみています。馬体重も先週からマイナス2キロの488キロとしっかりキープ。週末は改めて左回りのCウッドコースに入れて時計を出す予定です」
2023.06.21
栗東：友道康夫厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路
ルージュクオーレ 54.1-39.1-24.7-11.9 一杯
ジャスティンボルト 55.3-40.0-25.5-12.4
助手「今朝（水）も坂路で追い切りました。追走する形にしてチップを被せてみての反応や落ち着いて追走できるのかという二点について確認しましたが、どちらも全く問題なし。チップを浴びても嫌がることはなかったですし、後ろからでも促すとスッと反応して冷静に前を走る馬を抜いてくれました。先週はただガムシャラに走っている印象でしたが、今日は惰性で走っているようには感じず、動きも大きかったです。時計を見てそんなに出ていたのかと驚いたくらいですよ。左トモに弱点を抱えている馬で、コースで乗ってみてどうかといった心配もありましたが、先週末にCウッドコースを15-15ほどのペースで乗った時は坂路での走りと比べて頼りなさ、物足りなさこそ感じたものの、手前をちゃんと替えて走り切れたことからも対応力はありそうです。時期的に詰め込むしかない状況で、長めに乗って息を作るなどやるべきことをしっかりやって来週の追い切りに備えようと考えているところ。来週の追い切りは藤岡康太騎手にお願いして、歩様や感触を確認してもらう予定です」
※7月2日（日）中京3R・3歳未勝利（牝馬・ダ1400m）を藤岡康太騎手で予定。
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ミラクルキャッツはマイペースで進められていますが、週２回時計を出すことが出来ていますし、動きはマズマズ。ただ、追い切りを重ねていくと左トモを硬くしやすいので、日々の入念なケアは欠かさないようにお願いします。また、次走に関しては、今週末の出走を視野に入れていますが、追い切りの動き次第では先延ばしにする可能性も。福島のダ１７００ｍは合っている舞台だと思うので、初めての古馬との１戦でも斤量差を生かして対等な競馬を見せてもらいたいです。
ルージュクオーレは今週末の中京・ダ１４００ｍ（牝馬）でのデビューを予定していますが、１週前追い切りとなる２１日は引き続き坂路で併せ馬を消化。序盤は僚馬の後ろにつけて、チップを被せた時の反応を確かめているも、そこまで気にする素振りはなし。そしてラスト１ハロンだけビシッとやるとコンマ７秒先着。やはり脚力は凄いですし、週末にはＣＷコースでサラッと時計を出すことが出来、調整も順調。最終追いでは藤岡康Ｊが跨って感触を掴んでくれるようですが、１週前追い切りと同様に終いの反応を確かめる程度で十分かなと思います。無事にゲートインできるようにお願いします。
