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【シルク】週末(5/20・21)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アースコンチェルト

土曜京都5R 3歳未勝利(芝2400m)3枠3番 団野J

・在厩場所:栗東トレセン

斉藤崇師「先週の段階では、息づかい・動き共にまだ重苦しさが感じられたことから、今週の追い切り次第ではもう1週待っても良いと思っていました。17日の追い切りには、先週に引き続いて大成(団野大成騎手)に騎乗してもらい、CWコースで長めからしっかり負荷を掛けて行いました。追い切りを終えて、ジョッキーに感触を聞いたところ、『先週と比較すると動き・反応共に上向いていますね。コ―スに入って、徐々にスピードを上げていきましたが、他の馬に釣られることもなく、終始リズムよく走っていました。動きはまだ少し重く感じましたが、息づかいは先週より良くなっていますし、このひと追いで動きもピリッとしてきそうです』とのことでしたが、スタンドから見ている限り、重苦しい感じはしなかったですし、全体が81.8秒で、ラスト1ハロン11.7秒と、全体・終い共に水準以上に時計が出ています。このひと追いでもう一段階上向いてくることを考えても、レースでは良いパフォーマンスを見せてくれると判断し、今週の京都・芝2400m戦に出馬投票させていただきました。以前は右回りコースになると、外側へ張るところがありましたが、今回の追い切りではスムーズに立ち回ることが出来ていましたし、レースでも大丈夫ではないかと思います。そろそろ勝ち上がりを期待したいところです」(5/18近況)

団 野 17栗CW良 81.8 - 66.0 - 51.4 - 37.1 - 11.7 一杯

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース

土曜東京12R 4歳上2勝クラス(ダ1600m)8枠14番 D.レーンJ

・在厩場所:美浦トレセン

中舘師「17日に南Wコースで追い切りを行いました。2週続けて併せ馬を課してしっかりと負荷を掛けていますし、今週は単走の形を採り、時計的にも70-40を少し切るくらいに止めています。先週までは身のこなしがモコモコしていましたが、ここまで運動強度の高い調教を課していることや、時計を出さない日にも普段から長めに動かしていることもあり、走りの軽快感は増してきていますね。上がって来た際の息遣いを聞いても、中身の方も順調に整ってきており、今週の競馬に向けて力を出せる仕上がりにあると思います。精神的にも昂った様子はありませんから、あとは枠順次第かなと思っています。内枠で砂を被るとまだ安心できない部分はありますから、真ん中より外目の枠を引いてスムーズに運べれば、楽しみはあると思います。なお、鞍上はD.レーン騎手に依頼しています」(5/18近況)

助 手 17美W良 86.0 - 69.2 - 53.9 - 39.1 - 12.3 馬ナリ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

日曜東京10R フリーウェイS(芝1400m)4枠8番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「先週は併せ馬での追い切りを行えませんでしたから、週末は55-40を切るくらいの時計を出しました。動きや息遣いは良かったですし、終始楽な手応えで駆け上がってきましたね。17日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はドゥラモンドが5馬身近くリードを取る形から、直線では外ラチ沿いを回って伸びてくると、最後は2馬身ほど遅れて終えています。今朝は皐月賞馬のソールオリエンスとの併せ馬でしたから、遅れたことに対しては気にしなくて良いですよ。むしろ時計を見ていただくと、全体時計は6ハロン82秒くらいをマークしており、それでいてラスト1ハロンは11.3秒ですからね。かなり優秀だと思います。今週はしっかりと負荷を掛けられたので良い仕上がりで今週のフリーウェイSへ臨めるでしょう」(5/17近況)

助 手 14美坂稍 54.6 - 40.1 - 25.8 - 12.7 馬ナリ
石川裕 17美W良 82.2 - 67.4 - 52.5 - 38.1 - 11.3 強め ソールオリエンス(三オープン)末強めの外1.0秒先行0.4秒遅れ

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週末(5/20・21)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。

ハミ受けの難しさからデビュー戦はソロッと回ってきて6着だったアースコンチェルト。2戦目も中京・芝2200mに狙いを定めて使ってきましたが、道中の行きっぷり&手応え良く進め、直線を向いた時は押し切れそうなイメージでしたが、追ってからがジリジリ。スタミナは豊富なのですが、芝での切れ味となると?がつきました。

前走後はNFしがらきでリフレッシュ。1戦毎に操縦性に進化が見られ、コントロールもしやすいように。確かな成長を感じつつ、栗東へと戻ってきました。そして3戦目の舞台に選んできたのが京都・芝2400m。距離が延びるのは問題ないでしょうが、右回りに替わるのがどう出るか。また、馬体に少し余裕があるのか、動きにピリッとした感じが欠けているのがどう出るか。使えば良くなりそうな雰囲気はあるのですが。

また、相手関係に目を遣ると、ここはヴィブロスの仔・ヴィンセドリスが1枚上かなと思うも、団野Jにはピタッとマークする形で追走して欲しいところ。そして坂の下りを利用し、早めのスパートを賭けて欲しい。スタミナ勝負になればこちらに分がありそうなので。あと、個人的には今回も詰めの甘さを覗かせるのなら、次走では阪神のダ2000mへの転戦を考えていって欲しいです。北海道シリーズの芝2600mもアリですが。

スノーグレースは3歳時の春には1勝クラスで早くも頭打ちかなと思えたも、少しずつ気性面の成長が見られ、レースで秘めたる能力をじわじわ開花。前走は昇級戦でしたが、小回りの中山・ダ1800mでも辛抱強い競馬を見せ、4着と健闘。いずれはこのクラスを卒業出来る手応えは掴むことが出来ました。

その後は一息入れて、実績のある東京・ダ1600mを狙い撃ち。陣営とすればここでクラス突破へと思いは強いかなと思いますが、牝馬限定戦で相手は揃った印象。特に血統馬のポルトヴェッキオにスムーズな競馬をされたら追い付けないかも。ただ、今回も枠番に恵まれて8枠14番。それを有効活用するにはスタートを決め、無理なくレースの流れに乗っていって欲しいところ。当面のライバルは前にいると思うので、それらの動きを見つつ、気分を損ねないように乗ってきて欲しいところ。その点、ダートでのⅮレーンJの手腕は安心感はあるので、まずはこの相手でも前走から1歩前進して馬券に絡む走り(3着以内)を見せて欲しいです。

パサパサのダートだと能力減にあるドゥラモンド。芝の決め手比べでもちょっと分の悪いところはありますが、本質的には芝の方が良さそう。また、立ち気味の繋ぎ+ピッチの利いた走りから道悪は苦にしないので、前走ではタフな馬場の中、勝ち馬を楽に行かせ過ぎましたが、2着はしっかり確保。クラス突破へ向けて再浮上してくれました。

その後はNF天栄でリフレッシュし、実績のある東京・芝1400mのココへ。鞍上は引き続き津村Jでも良かったように思いますが、ドゥラモンドを知り尽くしているC.ルメールとのコンビ結成となりました。

厩舎後の調教・追い切りですが、暑くなってきたことで状態は自然とアップ。ビシビシとは鍛えられてはいないも、丹念に時計を出して動きは上々。今週遅れたとは言え、相手が皐月賞馬ですし、しっかり食らい付いたと見ても良いと思います。

これで前走同様に道悪競馬なら自信度は増すのですが、馬場は順調に回復して良馬場。また、相手関係に目を遣ると、ここは伏兵揃いで難解な1戦。ドゥラモンドが勝ち切るにはワンパンチ欲しいですが、鞍上の手腕でどこまで上位へ持ってきてくれるかなあ。