ベイステート(牡・清水)父シルバーステート 母ペニーウェディング
・在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「引き続きウォーキングマシンでの運動60分を継続していました。毎日マシンで運動していても脚元の状態に変わりありませんでしたので、獣医師に確認してもらって、この中間から週3回トレッドミルでの運動を取り入れてダクまで進めています。術後は筋肉が落ちて馬体が寂しく映りましたが、トレッドミルでの運動を開始したことで、少しずつ変化が出始めてきたように感じます。馬房では飼い葉を食べて、他の馬よりも元気が出てきた様子ですから、トレッドミルでのペースを上げていく必要がありそうに感じています。これからも定期的に獣医師と連携を取りながら、次のステップへと移行できるよう取り組んでいきます。馬体重は498キロです」(5/1近況)
シークレットキー(牡・杉山晴)父ドレフォン 母キープシークレット
・在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間からより負荷を強めて、坂路コースで14-14の調教を開始しています。坂路主体でじっくり鍛えてきたことによって、筋肉にメリハリが付いてトモの緩さも解消されつつあります。以前はハミにモタれて走る部分がありましたが、今では前後のバランスが取れて、良いところで抱えることが出来ていますから、この調子で乗り込んでいけばさらに良い動きを見せてくれるようになるでしょう。今後はより一層動きの質を高めていきたいと考えているので、疲れが溜まらないよう適度にリフレッシュを設けながら良化を促していきます。馬体重は482キロです」(5/1近況)
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ベイステートはウォーキングマシンで体調の推移を見守ってきましたが、良い意味で変わらないので、この中間からトレッドミルでの運動をスタート。その結果、疲れは反動が出るということはないので、与えられたメニューを淡々と消化していってもらえればと思います。そして、馬体の艶・張りが戻ってくれれば、騎乗運動の再開も見えてくるでしょう。
シークレットキーはこの中間から坂路でハロン14秒の調教を開始。課題のトモの緩さは少しずつ良化を辿り、ハミにモタれて走る面も緩和へ。前向きな気持ちはある馬なので、心身のバランスを整えつつ、動きの質を高めていってもらえればと思います。