ウォータースケイプ
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週2回坂路調教を行っており、1日2本登坂させている内の2本目で15-15くらいまで脚を伸ばしています。また、週2回は周回コースで長めに乗っているため、息遣いは先週よりも良くなりましたね。ようやく中身は整ってきましたし、脚元の状態を見ながらにはなるものの、来月は14-14くらいまで進めていきたいですね。馬体重は５７０キロです」（8/25近況）
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週3回坂路と周回コースで動かしており、残りの日はトレッドミルでキャンターを行っています。併せると気負うところがありますし、坂路では単走中心でのメニューですが、この馬なりには動きは良くなってきましたね。徐々にベースが上がってきているので、この調子で進めていきたいところです。馬体重は５６６キロです」（9/1近況）
ニュージーズ
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も坂路コースを週4回登坂しています。基本的にはハロン15秒で、速い日でハロン14秒から13秒近くまで脚を伸ばしており、先週に続き良い内容の調教を消化することができています。引き続きトモの強化を図りながら、移動に向けて態勢を整えていきます。馬体重は５０４キロです」（8/25近況）
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「ここまでしっかりと乗り込んできましたから、この中間は乗り運動を行わず、トレッドミルとウォーキングマシンでの運動に止めています。目に見えない疲れが溜まっていたでしょうし、怪我のリスクを下げるためにも引き続きリフレッシュを挟みながら進めていきたいですね。馬体重は５１２キロです」（9/1近況）
ヴァイザーブリック
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「日々の調教の疲れが溜まる頃だと思いましたので、この中間はリフレッシュ目的で軽めの運動にセーブしています。内容的にはウォーキングマシンの運動とトレッドミルで軽めのキャンターを行っていますが、この馬なりにリラックスして調教に取り組んでいますよ。今後は乗り運動を再開して、徐々にペースを戻していきます。馬体重は４７４キロです」（8/25近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「先週はリフレッシュ期間を設けていましたが、疲れが抜けてきたことから、この中間は乗り出しを再開しています。週3回坂路調教を行っているものの、1日2本登坂させており、ペースも15-15切るくらいのところまで進めています。心身共に幾らか成長してきましたし、この波を崩さないように注意しておきます。馬体重は４７５キロです」（9/1近況）
ベイステート
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「今週は坂路調教と周回コースでの調教は週1回ずつで、その他にトレッドミルの運動も行っています。この暑い時期に負担にならないよう調教量を減らしましたが、脚元の状態に問題はありません。今後も状態を見ながら少しずつ負荷を上げていきます。馬体重は５３０キロです」（8/25近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「先週は少し調教量を減らしましたが、この中間は週3回坂路調教を行っており、速い日には15-15を少し切るくらいのところまで進めています。スパッと切れる感じこそないものの、スピードに乗ってからの走りは悪くないですし、これから更に体が締まってくると、もっと動けそうですよ。馬体重は５３０キロです」（9/1近況）
アルナイル
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「今週は乗り運動をセーブして、坂路調教だけ週に3回行っています。暑い時期ですから無理のないように調教量を調整していますが、ここまで疲れを見せることなく調教をこなすことができていますね。まだ全体的に良化の余地を残しているものの、この調子でコンスタントに乗り込むことができれば動きの質も上がっていくでしょう。引き続き右前脚の状態には気を付けていきます。馬体重は４９０キロです」（8/25近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「ここまで坂路コースや周回コースで丹念に乗り込んできましたから、この中間はリフレッシュためトレッドミルとウォーキングマシンでの運動に止めています。７月には右前の歩様が気になることもありましたし、今後も適度に休みを挟みながら進めていきたいと思います。馬体重は４９５キロです」（9/1近況）
プリュノワール
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「今週も先週と同じ内容の調教を継続しています。また、週に1回は周回コースでの長距離の乗り込みを行っています。乗り出しから約１ヶ月経ちましたが、ここまでは予定通り立ち上げることができていますね。今後も慌てることなく、馬の状態に合わせて進めていきます。馬体重は４９０キロです」（8/25近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も大きく調教メニューに変化はありませんが、周回コースでの調教を週1回から週2回に増やしています。調教後の息遣いを聞くとまだ多少荒さが残っているものの、息の戻りは幾らか早くなりましたね。今月も坂路コースと周回コースを上手く併用しながらトラブルなく進めていきたいと思います。馬体重は４８５キロです」（9/1近況）
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ウォータースケイプはじわじわ負荷を高めているのは○。ただ、５７０キロ超えの超大型馬なので、疲れ・反動がいつ出てしまうか心配も。まずは少し馬体重を絞ることを主眼に置いてみるのもありかなと思います。
トモの甘さはまだまだ課題も、積極的に乗り進められているのがニュージーズ。この馬なりに速いペースに慣れてきたのは好感。ただ、このまま一気に移動と行きたかったですが、リフレッシュを挟んでしまったので、態勢が整うのはもう少し先かな？ 個人的には出来るだけ早く入厩の声が届いて欲しいです。
ヴァイザーブリックはこの中間リフレッシュ期間を設けましたが、目に見えない疲れは抜けてきて。やんちゃなこの馬らしい姿が見られるのは○。また、この馬なりに心身の成長が見受けられるので、引き続き丁寧に接していってもらえればと思います。
ベイステートも夏バテする前に少し調教内容を緩めましたが、その甲斐あって状態は維持。調教内容も再度負荷を掛けていますが、動きは悪くなさそう。ただ、馬体はまだまだ持て余しているので、継続して乗り進めることを１番に考えて欲しいです。
アルナイルは右前脚の状態を気に掛けながら、この中間は少し軽めの調教へ。疲れ・反動が出たというよりはリフレッシュが狙いとのこと。ただ、内面がまだまだパンとしていませんし、地道の調教を積み、上昇カーブを描いていって欲しいです。
プリュノワールはまだまだ無理のない範囲で乗り進められていますが、体力面での途上差が見られるので仕方ないところ。当面はオーバーワークに気をつけつつ、基礎体力をしっかり養ってもらえればと思います。
