アンブロジオ
・在厩場所：美浦トレセン
菊沢師「先週こちらに戻って来ており、状態に問題は無かったので、先週末には南Ｗコースで軽く時計を出しています。そして、火曜日に石神深一騎手に跨ってもらい、障害練習を行いました。ジョッキーが騎乗していたということもありますし、こちらでの障害練習は久々ということもあってか、少しテンションは高かったものの、飛越自体に大きな問題はありませんでした。そして、20日には南Ｗコースで単走での追い切りを行いました。今日は今後に向けた息作りという意味合いが強かったので、無理せず5ハロンから71.9秒のラスト1ハロンは13.0秒という時計で終えています。今回はうちのスタッフが乗っていたのでテンションが上がることなく、折り合い面にも問題はありませんでしたが、『良い頃に比べると動きに硬さを感じました』と話していましたし、その点には注意して進めていければと思います。レースとしては、5月6日の新潟・障害オープン戦に石神騎手で向かいたいと考えています」（4/20近況）
助 手 16美Ｗ不 44.1 - 30.9 - 13.2 馬なり余力
助 手 20美Ｗ良 71.9 - 56.5 - 40.8 - 27.8 - 13.0 馬なり余力
ノワールドゥジェ
・在厩場所：美浦トレセン
宮田師「先週末は南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はノワールドゥジェが3馬身ほど追走して、直線では内から脚を伸ばして同入で終えています。少し右へ張るようなところはありましたが、全体的な動きは合格点をあげられるでしょう。そして、19日にも同じく南Ｗコースで併せ馬を課しており、3頭併せの道中はノワールドゥジェが一番後ろを追走して、最後は各馬と同入で終えています。終いだけ軽く仕掛けるくらいでしたが、ラスト1ハロンは11.5秒を計時したように、良い動きでしたね。道中相手に合わせる形でしたから、ゴール後の1ハロンも脚を伸ばして11秒台でまとめることが出来ていますし、狙い通りの負荷を掛けられました。また、今朝は右だけチークピーシズを着用しましたが、先週末よりも右へ張る感じは収まっていたように見えました。両前蹄・右トモ繋に関してもここまで悪化することはないので、この状態であれば来週のレースへ向けて仕上げていけるでしょう」（4/19近況）
助 手 19美Ｗ良 68.4 - 53.1 - 38.6 - 27.1 - 11.5 馬なり余力 アーレンダール(古馬２勝)馬ナリの内0.8秒追走同入
丸 山 21美坂良 59.1 - 44.0 - 29.0 - 14.7 馬なり余力
・在厩場所：美浦トレセン
栗田師「先週末に帰厩いたしましたが、まずは16日に坂路コースで時計を出しています。55-40くらいではあったものの、少し重たい馬場だったこともありますし、終いはやや乗り役の手が動きました。そして、20日には南Ｗコースで単走での追い切りを行い、68秒くらいで終えています。縦列で前の馬を見ながら進めたのですが、折り合いはそれなりに付いていましたし、最後まで上擦るような走りでは無かったですね。体も無駄肉があまり付かないタイプで毛艶も良好ですから、この調子でコンディションを上げていければと思います。今のところ、第2回東京開催で出走させたいと考えています」（4/20近況）
助 手 16美坂重 55.4 - 40.4 - 26.4 - 13.1 強め
助 手 20美Ｗ良 68.1 - 52.8 - 38.1 - 26.0 - 12.1 馬なり余力
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アンブロジオは帰厩後、週末に軽く時計を出し、石神Ｊとの障害練習もスタート。久しぶりのトレセンで少し元気が良すぎるも、８歳でも気持ちの若々しさは好感。ただ、力み過ぎると鼻出血の再発の恐れが高まるので、角馬場でしっかり馬体を解し、落ち着きを保ってから日々の調教へと移行してもらえればと思います。また、次走は来月６日の新潟のＯＰ戦を予定。未勝利を勝った舞台なので巻き返しを期待するも、単純なスピード勝負になると分が悪いように思います。
ノワールドゥジェは両前の蹄や右トモの繋ぎに少し不安を抱えるも、追い切りの動きは上々。今週末の出走へ向け、着々と態勢が整っているのかなと思います。あとは初めてのダート戦がどう転ぶか。また、最後までしっかり脚を使えるようなレースを見せて欲しいです。
マンスールは次走へ向け、順調に追い切りをスタート。前向きに取り組んでくれているのは好感も、行きたがる面が強調されてきたようにも。もう少しリラックスして調教や追い切りへ臨むように意識したほうが良さそう。また、段々距離は詰めていく方が良いのかなとも思います。操縦性が高まる努力を宜しくお願いします。
