ウォータースケイプ
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「引き続き右前球節の状態を考慮した運動を行っています。段々と歩様が良くなってきていましたので、この中間にはトレッドミルを週3回、ウォーキングマシンを週3回と週6日の運動を行ないましたが、患部の状態は良い意味で変わりはありません。乗り運動を中止する前は坂路コースをハロン14秒ペースで乗り込んでいて、体力が付いていましたから、今は力が有り余って元気一杯ですね。今週はウォーキングマシンのみの調整にして様子を見ていますが、体の大きい馬ですから、なるべく脚元に負担を掛けないようにメニューを柔軟に変更しつつ、週によってはドレッドミルを取り入れて負荷を高めていければと思います。馬体重は５５８キロです」（4/15近況）
ヴァイザーブリック
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「その後もウォーキングマシンの運動を続けながら、患部のケアを行っています。獣医師の見立てでは、回復までにはある程度の時間が必要だ
ということでしたので、しばらくは軽めの運動を続け、体調を崩さないように気を付けることが大事だと思います。元々、本馬は調教でのコントロール性を上げることが課題ではありましたが、それを意識して修正してきたことで、だいぶ馬も煮詰まってしまったようで、馬体が寂しくなりかけていました。その点に関しても、この機会に出来るだけ回復させたいところです。馬体重は４６８キロです」（4/15近況）
ベイステート
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間もウォーキングマシンでの運動60分を継続しています。ここまで体調の変化には十分注意して進めていますが、脚元の状態は良い意味で変わりないですし、それ以外にも気になるところはありません。ただ、極めて例の少ない症例でしたので、定期的に獣医師に状態を診てもらうようにしています。馬房での様子を見る限り、飼い葉をよく食べて、他の馬と変わりないぐらい元気いっぱいの様子ですから、このまま何事もなく立ち上げていければと思っています。緩んだ馬体も少しずつ良化が窺えますし、この調子で次のステップに備えていければと思っています。馬体重は５００キロです」（4/15近況）
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右前球節を捻挫した為、軽めのメニューに止められているウォータースケイプ。歩様に関しては着実に良い方へ向いており、この中間からはウォーキングマシンとトレッドミルを併用して運動中。ひとまず疲れ・反動は出ていないも、大型馬であることを考慮し、トレッドミルでの運動は数を減らしたりして柔軟に対応している様子。まあ、焦る必要はないですから。
左トモの飛節を腫らしてしまったヴァイザーブリック。負担が掛からないようにウォーキングマシンでの運動のみの生活ですが、この馬なりに落ち着きはある様子。ただ、腫れが治まるまで無理はできません。しばらくは単調な日々が続きますが、体調を崩さないようにも注意していって欲しいです。
ベイステートはオステオコンドローマ（骨軟骨腫）の除去手術は無事終えるも、麻酔との相性が悪く、筋肉に炎症を起こして自立するのに時間を要するアクシデント。それ自体が珍しいということで、経過観察という感じで軽めの運動を過ごす日々が続いています。一時期、スクミの数値が高くなったりと心配な面はありましたが、日に日に回復が進んでいるように思いますし、ウォーキングマシンんでの運動時間は延長中。そろそろトレッドミルでの運動開始を視野に入れることができればと思います。
