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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

シルクなお馬さん(2歳・北海道組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ウォータースケイプ

・在厩場所:ノーザンファーム早来

担当者「7月上旬にリフレッシュ目的で調教量を落とし、坂路調教を減らしてトレッドミルでの運動の日を増やしていましたが、現在は坂路調教を週4回行い、ペースも速い日で終いだけハロン15秒に上げました。休んでいた分の緩みがある程度解消してきたので、少しペースアップを図っています。まだ良化途上の段階でも調教時の走りは良いですし、気持ちが入って前向きに動いてくれていますよ。段々とダイワメジャー産駒っぽいところが出てきた印象で、何かにつけて反応が鋭いので、余計な怪我などしないように努めていきます。今月中には15-15まで進めていくことを目指しており、元々それぐらいまで進めていましたから、すぐに対応してくれると思いますし、8月中の移動を目標に調整していきたいと思います。馬体重は562キロです」(7/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain プリュノワール

・在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「この中間もトレッドミルでの運動を行っています。ほぼ毎日入れることが出来ているだけでなく、ペースも徐々に上げられていますので、ここまでは順調に立ち上げられていると言って良いでしょう。休ませて楽をさせたことが良かったのか、最近は心身共に余裕を感じるものの、乗っていないので緩さは出てきましたね。ただ、これは乗っていけばすぐに解消してくるレベルですし、あまり心配はしていません。獣医師には定期的に患部の状態を診てもらいつつ、今月末から来月には乗り出しを開始したいと考えています。馬体重は485キロです」(7/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ニュージー

・在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「この中間には背腰からトモに掛けての疲労を取る為、獣医師に治療を行ってもらいました。非力なところに大きく変わった感じは無いものの、この馬なりにしっかりとして以前ほど疲れが溜まらなくなってきました。現在は坂路コース主体で乗り込みを進めており、週5回の内2回は15-15ペースで登坂しています。馬体に疲れが出てきても精神面が悪い方に向くことはありませんし、飼い葉もよく食べてコンディションは良いですよ。この調子で馬の状態に合わせながら、良化を促していきたいと思います。馬体重は510キロです」(7/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヴァイザーブリック

・在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「トレッドミルでの運動を開始後は、右前肩の張りがぶり返すこともなかったので、現在は軽めのキャンターに加えて、ロンギ場での乗り運動を開始しています。左トモ飛節は全く心配ありませんし、右前肩の状態さえ注意して進めてあげれば問題なく立ち上げていくことが出来そうです。時折精神面に昂ぶりは見られますが、必要以上に煩くなることはありません。今後もトレッドミルと乗り運動を併用しながら、コースに入れるタイミングを見計らっていきたいと思います。馬体重は468キロです」(7/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ベイステート

・在厩場所:ノーザンファーム空港

担当者「現在は坂路コースを週3回ハロン17~18秒ペースで2本登坂しており、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、週2回トレッドミルでキャンターを行っています。体力を戻している段階ですから、スピードを求めるよりも周回コースやトレッドミルを併用して、調教量を増やしていくことに注力しています。負荷を高めても左前膝の状態は落ち着いていますから、更に調教強度を上げていくつもりです。坂路ではゆったりとしたペースで動かしているので、やや行きたがる素振りを見せますが、ちゃんと乗り手に注意を向けてくれる性格ですので、折り合い良く登坂することが出来ています。今後も脚元の状態に注意しながら乗り込んで馬体を引き締めていきます。馬体重は510キロです」(7/15近況)

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一頓挫あったアルナイル以外の北海道で調整中の2歳馬の近況をまとめて。

ウォータースケイプはこの中間調教メニューを軽くし、リフレッシュさせたようですが、大型馬+脚元に不安を抱える馬なので早めの予防という意味では好感。また、7月の調教動画を見ると、軽く駆け上がっている感じでもハロン15秒をマークしているので、素軽い良いスピードを秘めているかも。

プリュノワールトレッドミルでの運動を継続出来ているのは○。そろそろ乗り運動へと移行できると思いますが、何とかここから上昇気流に乗っていけるようにお願いします。

大型馬の割に非力なところが課題のニュージーズ。背腰からトモに疲れが出やすいのも、そういう課題から来ているのでしょう。また、動き自体は悪くないと思いますが、もう少し身のこなしに柔らかみが出てくれば、キレが加わってくるかも。

右肩の出を悪くして、軽めの運動へと切り替えられたヴァイザーブリック。トレッドミルでの運動は継続して進めることが出来ていますし、ロンギ場では人を乗せている様子。そろそろ馬場へ連れ出すことも視野に入ってきますが、新たな問題が出てこないことをまずは願いたいです。

ベイステートはオステオコンドローマを発症した左前脚の状態+麻酔による後遺症が気になるも、この中間も順調に調教メニューを消化。調教動画を見ると以前のように前向きさがあるのは○。ただ、身のこなしは力みが目立つので、体を大きく使うことを意識して日々の調教へ取り組んで欲しいです。