ロードディフィート（牡・和田勇）父デクラレーションオブウォー 母カディーシャ
2023.04.10
４月８日（土）中山11Ｒ・ニュージーランドＴ(Ｇ２)・国際・芝1600ｍに田辺Ｊで出走。16頭立て11番人気で２枠３番から平均ペースの道中を16、16、15、16番手と進み、４コーナーでは内を通って３秒２差の16着でした。馬場は稍重。タイム１分36秒９、上がり38秒０。馬体重は８キロ減少の４２０キロでした。
○和田調教師 「ゲートで潜り掛けて出遅れる形。この間と同じ条件でも重賞はペースが異なり、『追走に精一杯で脚が溜まる部分を作れないだけに、距離を伸ばすべき』とのジョッキーの話です。また、『コーナリングの感じは左回りの方が上手』とも。不完全燃焼に終わり、申し訳ありません。今後については未定。休養も検討します」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
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2023.04.12
レース後も特に異常は認められません。４月12日（水）に千葉・ケイアイファームへ移動して春以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○和田調教師 「競馬後も脚元等に不具合は生じておらず、それなりに元気な状態だと思います。ただ。昨年末から在厩での調整を長く続けた点も踏まえると、ここでリフレッシュ休養を与えるのがベター。４月12日（水）に千葉のケイアイファームへ移し、様子を見て戻す方針です」
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復帰して４戦目で目に見えない疲れを心配するも、追い切りの強度は前走よりも増し、実際に動きも良く見えたロードディフィート。前走で渋った馬場での競馬を経験しているアドバンテージもあり、ディフィートらしい意外性のある好走を密かに期待しての１戦でした。
ただ、馬体重を知ってから一気にトーンダウン。重賞なので攻めの姿勢を貫いたのでしょうが、カイ食いが上がってしまったんでしょうねえ。復帰初戦が４３８キロでしたから、そこから１８キロも減ってしまっては…。さすがにお腹回りが寂しかったですし、牝馬みたいな造り。
レースに関しても、目に見えない疲れの影響でイライラし、ゲート内で煩い素振り。何とか出遅れは最小限に食い止めましたが、一瞬フッと気が抜けた感じなり、最後方からの競馬となりました。また、今回は前走よりも淀みなく流れたことで追走に一苦労。その結果、脚を溜めることが出来ずにダラッと回ってきただけ。また、馬体減によりジリジリ体力を消費していたようで、直線を向くと早々に脚色が一杯。最後は田辺Ｊも無理を避ける形で最後方のまま。右回りの走りは悪くない印象を持っていましたが、鞍上の感触では左回りがベストとのこと。距離延長も強く進言されました。東京の芝２０００ｍあたりがベストかな？ また、これだけ進言してくれたので、次走でも田辺Ｊに跨って欲しいです。
レース後のディフィートですが、もっとクタッと疲れが出てしまうかなと見ていたら、思っていた以上に元気一杯。ただ、馬体が寂しくなっているのは事実ですし、精神面での余裕もなくなってきている筈。ここで一息入れるのは妥当でしょう。３歳馬同士で走れる間に１戦したいところですが、現実的に微妙なラインでしょう。
馬体の成長が乏しいだけに、ディフィートの伸びシロはさほどないかと思うのですが、どういう条件が合うのかを改めて探っていって欲しいです。勿論、ダートに積極的に挑んで欲しいです。
