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週末(3/25・26)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アースコンチェルト

土曜中京5R 3歳未勝利(芝2200m)2着(2番人気) 西村淳J

斉藤崇史調教師「私は海外に出張中なので直接確認は出来ていませんが、装鞍時にはソワソワしたところを見せていたようです。レースではかなり前進が見られて良かったものの、4コーナーを良い手応えで回ってきた割には直線ではジリジリとした脚色でしたね。西村淳也騎手は『勝負所では抑えるのが大変なくらいの手応えだった割には、直線での脚はジリジリした感じでした。でも、折り合いに問題はありませんでしたし、距離はもっと延びても大丈夫そうです』と話していました。まだトモが緩いことも影響していますし、続けて使わせていただきましたので、レース後は直接ノーザンファームしがらきへ放牧に出しています」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファームしがらき

調教主任「レース後はそのままこちらに戻ってきましたが、脚元含めて気になるところはなく、目立った疲労は見られませんでした。今週半ばから周回コ―スで乗り出していますが、元気に調教に取り組むことが出来ていますし、この感じなら負荷を強めても問題なさそうです。馬体重は540キロです」(3/31近況)

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドマグナス

2023.03.25
3月25日レース後コメント(11着)

緒方調教師「申し訳ありませんでした。騎乗した富田騎手によると、『芝の走り自体は問題なく、馬込みに入っても平気だったのですが、道中の行きっぷりがひと息で、仕掛けてもなかなか進んでいきませんでした。結果的に後手に回って位置取りが悪くなってしまって。最後も決してバテてはいないのですが…』とのこと。他場に臨場しているためモニターで見ていましたが、調教と同じで前向きさに欠ける感じの走りになってしまった感は否めません。今日のような渋った馬場は歓迎で、十分やれると思っていたのですが…。やはり気性的なものがネックになっているのでしょう。ひとまずトレセンに帰ってから状態をしっかり確認し、問題なければそのまま在厩で続戦するつもり。いずれにしても今回は能力を全く出し切っていませんから、次で巻き返せるように馬装や調教方法を見直すなど色々と工夫していきたいと思っています」

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2023.03.29
栗東:緒方努厩舎
調整メニュー:引き運動

緒方調教師「レース後、左目の開きが今ひとつだったため検査したところ、左目の角膜に細かい傷がついていることが判明しました。道悪馬場でしたから、芝の塊か泥か何かが目に当たったのでしょう。レース当日から三日続けて点眼治療をおこない、昨日(火)の時点ではもう気にならないくらいまで回復。獣医チェックでも『もう心配ない』とお墨付きをもらっています。ただ、その獣医にも『馬体の良さを生かし切れていない』と指摘されたように、実戦に行って集中力が持続できないのが大きな課題。刺激を与えてピリッとさせる意味で、一度短い距離を使おうと思っています。現時点で候補に挙がっているのは、4月16日(日)阪神2R(ダ1400m)、もしくはその翌週の4月23日(日)京都2R(ダ1400m)。テンからビッシリ追ってもらうことで、いい意味での変わり身を期待したいところ。ひとまず明日(木)から乗り出す予定で、立ち上げてからの状態も見てから具体的に決めていこうと思っています」

2023.03.30
栗東:緒方努厩舎
調整メニュー:角馬場(ハッキング)→坂路
坂路 65.5-48.1-31.8-15.8 馬なり

緒方調教師「予定通り今日(木)から乗り出しました。角馬場から坂路1本のメニューでしたが、競馬で走り切っていないせいか元気一杯といった感じ。左目についても何ら問題なく、このまま立ち上げていけると思います。当面はジックリ乗り込んで、そのリアクションや状態を確認したうえで来週半ばか来週末に時計を出すことになるのではないでしょうか。レースへ行って前向きに走ることができるように、これから尽力していきたいと思います」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース

土曜中山12R 4歳上2勝クラス(ダ1800m)4着(2番人気) 武藤J

中舘英二調教師「ハナへ行けるなら行っても良いと思っていましたが、砂を被らない競馬は出来ましたからそこは良かったですね。騎乗した武藤雅騎手は『位置取りは悪くなかったものの、この馬にとっては時計が速すぎました』と話していました。今回も体が減らずに良い状態を維持することが出来ていましたし、引き続き心身のバランスを崩さないように進めていきたいと思います。優先出走権を得られましたが、この後についてはトレセンでの状態を見てからどうするか検討いたします」(レース結果)

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・在厩場所:ノーザンファーム天栄

中舘師「先週の競馬はスタートを上手く決められましたし、何よりレースへ向かうまでの過程で精神状態が安定していましたから、そこは大きな成長だと思います。ジョッキーは、『今回は水の浮くくらい脚抜きの良い馬場になってしまったことで、良馬場に比べると少しグリップが利き辛かったですね。この馬にとっては不利な条件となりましたが、このクラスでも通用する力を持っています』と話していたので、得意の東京でスムーズな競馬が出来れば、勝ち上がれるチャンスも出て来るはずです。レース後は脚元を含めて大きな問題は見られませんでしたが、東京開催で使いたいと考えており、精神面が煮詰まらないためにも、昨日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」(3/29近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

日曜中山10R 春興S(芝1600m)2着() 津村J

調教助手「馬場が悪くなっても対応は可能と見ていましたし、状態も良好でしたから期待していました。津村騎手は『中途半端なところを通るより内ラチ沿いに1頭分綺麗なところがあるので、そこを通るつもりでした。理想的な所を通れたものの、最後は勝ち馬に上手く逃げられてしまいました』と話していました。惜しくも勝利を逃しましたが、見どころはありましたし、そろそろこのクラスを卒業したいですね」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「先週は不良馬場でのレースとなりましたが、よく頑張ってくれましたね。トレセンに戻って状態を確認したところ、右前にはやや疲労が見られますね。優先出走権を獲ってくれましたし、出来ればこのまま続戦したいところですが、今後乗り運動を行ってさらに疲れが表に出て来るようであれば、無理はさせずにリフレッシュを図る方針です」(3/29近況)

⇒⇒31日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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週末(3/25・26)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※高松宮記念(G1)に出走したピクシーナイトは別記事にて記載済。

出資馬対決となった土曜中京5Rは明暗を分ける結果に。なかなか両馬とも好結果でのフィニッシュというのは少ないのですが(苦笑)。

1度実戦を経験し、気難しいところが表面化してこなければ良いなあと見ていたアースコンチェルト。中1週のローテで馬体重は変わりませんでしたが、見た目には幾らかスッキリ。パドックでの歩きも制御が利きながら、自分からグイグイ歩いていたのは好印象。型どおりに良くなっていたと思います。あとは実戦での折り合い次第かなと。

一方、レッドマグナスは一息入った後でしたが、プラス4キロは許容範囲。仕上がりは悪くなかったと思いますが、馬具を外したことでピリッとした感じはなし。スタート次第で逃げて欲しいなあと見ていましたが、パドックを見ると良いイメージは沸きませんでした。

両馬のレースぶりですが、ゲート出は共にマズマズも、逃げて欲しかったマグナスは二の脚が一息。個人的には少し気合を付けても逃げるくらいの意欲を見せて欲しかったですが、周りを少し気にする素振りで頭の高い走法。早くも白旗を上げないといけない状況になってしまいました。

アースコンチェルトも結局は出たなりの位置での競馬でしたが、最内枠で前に壁を作り、折り合いに専念。少し行きたがる面は見られるも、西村淳Jは宥めながら我慢させることは出来ていたと思います。そして3角と4角の中間点くらいから外目に進路を切り替えての進出。雨で重くなった最内を嫌ったんでしょう。そして4角を回る時にはちょうど目の前に1番人気のコパノサントスがいる絶好位。手応えは負けてなかったので、手に力が入りました。あとは直線で競り落とすシーンを待つのみでしたが、1番人気とのマッチレースのところへ3番人気のサンスノーフレークが強襲。勢いが違い過ぎて、前へ出れると為す術なし。2着争いを制するのがやっとでした。追ってから伸び切れなかったのは、まだまだ気持ちと馬体がフィットしていないからかなあ…。

先手を奪えなかったマグナスですが、道中、馬群の中で進めることになりましたが、行きっぷりが不安定。真面目に食らい付いて欲しいのですが、フワフワするのは相変わらず。そして勝負どころでは早くも鞭が飛び、懸命に大外を捲る形で進出しようと富田Jは頑張ってくれたのですが、直線を向いた時には余力をなくしつつある状況。結局、坂を駆け上がる前にギブアップという感じで12着と力尽きてしまいました。

レース後のアースコンチェルトですが、左回りの方が無難ということもあり、ここで小休止。栗東へ戻ることなくNFしがらきへ直帰しています。また、その後の回復ぶりを見ると、大きな問題はなさそう。4月末から始まる1回新潟には十分間に合うのかなと思います。マグナスの方はというと、芝の塊か泥かを道中に顔に当て、左目の開きが今ひとつ。角膜を少し傷つけたようですが、3日連続で点眼治療を行ったことで今は問題ない程度まで回復。ホッと一安心です。また、今後についてはピリッとさせる意味で、短距離へ使うことに。色々試すことは歓迎ですが、それが効果的かというと…。こういう性格だと早く掴めていれば、去勢手術という手はあったのになあ。まあ、次走の結果次第では進退を引き延ばす目的で手術に踏み切る可能性は低くないでしょう。

前走の勝ちっぷりが非常に良かったスノーグレース。元々、この母系は奥深い成長力を秘めるも、スノーグレースの場合は気難しさがネック。1勝クラスで大敗を喫していた頃は正直早めの引退も仕方なしと思う日々はありましたが、気性面で少しずつ大人になってきてくれたことでレースぶりに進展。良いことが重なり合っての快勝でしたが、2勝クラスでもいずれは通用しそうに思いました。ただ、今回は牡馬との1戦+昇級戦。枠は良いところを引き当てましたが、まずは無欲にどこまでやれるか・現状の力量差を知れれば良いかなというぐらいの軽い意気込みでした。

馬体重は前走から増減なし。前走は増え過ぎを懸念しましたが、改めて馬体のバランスを考えると、これぐらいが正常値でしょうし、もう少し増えても良いぐらい。落ち着きが増したことで馬体減を食い止めることが出来るようにもなっているのでしょう。あとは良い枠を引き当てたので、まずはリズム良く走れるかどうかに注目でした。

ゲート自体はマズマズの出でしたが、武藤Jは少し促して前へ。本当はハナへ行きたかったのかなと思いますが、6枠のスイートフィルが持ったままでハナヘ。行きっぷりが違い過ぎましたし、喧嘩を売る必要はなし。そしてスノーグレースも少し促せば、スピードに乗ることは出来ました。ただ、小回りの中山は初めてということもあり、逃げ馬のペースについていくのが一苦労。所々で気合を付けたり・促したりする場面が見られました。そして勝負どころからも並び掛けるところまでは行かず、4角を回る時は少し外へ膨れるような面も。東京でノビノビ走らせてきただけに少し勝手が違ったんでしょう。

そして余裕と余力をなくしつつ、直線を向いたスノーグレース。パタッと止まることも覚悟しましたが、一杯一杯になりながら、懸命に食い下がる形。終わってみれば勝ち馬とコンマ2秒差の4着でまとめたことはちょっとした驚きですし、内容の濃さは胸を張れるものでしょう。この感じなら2勝クラスを卒業できる日も遠くない筈です。

レース後のスノーグレースですが、頑張り尽した分の疲れはあるようですが、脚元等は大丈夫。続戦出来るレベルにはありそうも、次は実績のある東京(ダ1600m)に使いたい意向が強く、早めに一息入れる形。状態が落ち込むと厄介ですから、賢明な判断でしょう。枠順次第というところはあるも、次走では今回以上の走り・結果を見せてもらいたいです。

パサパサの力の要るダートで良いところなく敗れた前走のドゥラモンド。今回は芝へ戻す形になりましたが、目先を替えてトリッキーな中山・マイル戦へ。速い時計・速い上がりはちょっと分が悪いので、ここに使ったことは大歓迎。そして雨の影響を受けることになったのも好都合だと見ていました。

パドックに登場してきたドゥラモンドは前走からマイナス6キロでの出走。冬場は絞り切れない面も見られましたし、数字以上に絞れた感じで上々の雰囲気。あとは意外と手の合う津村Jの手腕と好枠を生かして、どこまで食い下がることが出来るのかなと前向きに見ていました。

レースぶりに関してですが、スタートは少し怪しかったですが、偶数枠ということで大きな出遅れには至らず。そして下手にポジションを取りにいくことなく、出たなりの位置で折り合いに専念。雨の降る中での不良馬場ということで、少しでも良いところを走ろうとする馬が多い中、津村Jとドゥラモンドは内ラチ沿いをピタッと回ることを重視。ちょうど1頭分、綺麗なところがあり、それを狙ったようですが、元々パワー型で繋ぎも立ち気味。道悪にはある程度自信はあったでしょうから。

そして勝負どころでも下手に急がず、内々を回ることに終始。直線では一瞬行き場がなくなったかなと思いましたが、内ラチとニシノラブウインクの間をするりと抜け出して回避。直線で2番手に上がってからGOサインが出ましたが、マイペースで逃げていた勝ち馬・サーマルウインドを脅かすところまでは行かず。それでも3着馬には1馬身差を付けており、2着は安泰の内容。今回は舞台が現状のドゥラモンドにマッチしてくれました。コツコツ頑張ってくれて、ありがたい存在です。

ただ、レース後のドゥラモンドですが、右前にはやや疲労が残る様子。ぬかるんだ馬場を走ってきたので、小さな捻挫等があったのかもしれません。今は大事に至らないことを願うばかりですし、時間の経過と共に歩様の安定・球節の張りが治まるなど良い方へ向かって欲しいです。そして梅雨時期に次走へ臨めればと考えてもいます。