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心身の幼さがチラチラ窺え、デビュー戦から能力を発揮できるか心配するも、レースの流れにひとまず乗って直線を迎えると、早めに外へ進路を切り替え、2着馬が追い出しを待たされている間に一気の仕掛け。ひと追い毎にグイグイ脚を伸ばすと、その勢いは最後まで鈍らずに上がり3ハロン33秒2。母の切れ味を彷彿とさせる末脚で突き抜け、見事デビュー勝ちを決める。☆ロードデルレイ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードデルレイ(牡・中内田)父ロードカナロア 母デルフィーノ

2023.01.30
1月29日(日)東京6R・3歳新馬・混合・芝1800mに坂井瑠Jで出走。16頭立て2番人気で3枠5番からスローペースの道中を6、5、7、6番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒7差で優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム1分48秒3、上がり33秒2。馬体重は480キロでした。

○中内田調教師 「装鞍所でソワソワと不慣れな様子を覗かせたものの、パドックからは落ち着いた感じに変わりました。『上手に走っており、道中のリズムが良かった』とのジョッキーの話。また、『距離は更に延びてもこなせそうで、将来が楽しみな馬』とも付け加えています。直線に向いてスペースを確保し、追い出すとしっかり反応。突き放す内容を見ても、高い能力を秘めるのは間違いありません」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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【東京新馬戦】ロードデルレイ 4馬身差の圧勝 坂井「ラストはかなりいい脚」(スポニチより)

東京6R(芝1800メートル)は、2番人気のロードデルレイ(牡=中内田、父ロードカナロア)が4馬身差の圧勝。道中は中団のインで脚をためると、直線は上がり最速となる33秒2の剛脚で突き放した。鞍上の坂井は「返し馬から雰囲気が良かった。折り合いもスムーズで、ラストはかなりいい脚を使ってくれた。これからが楽しみ」と笑顔。中内田師は「リズム良く走れていた。新馬戦としては十分。うまいこと成長させていきたい」と今後を見据えていた。

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【若駒ピカイチ】良血ロードデルレイ4馬身差圧勝 坂井騎手「これからが楽しみ」(サンスポより)

◆ロードデルレイ(29日、東京新馬、芝1800メートル)=栗東中内田充正厩舎、牡、父ロードカナロア、母デルフィーノ、母の父ハーツクライ

《戦評》中団のインを追走し、直線で外めの進路を確保すると、鞍上の追い出しに3ハロン33秒2の豪脚で応え、4馬身差の圧勝を飾った。スローで着差のつきにくい展開にもかかわらず、後続をちぎった脚力はワンランク上のレベルだ。

《血統》5代母バラードから派生する一族はシングスピール、ラーイ、デヴィルズバッグセイントバラードなどが出ており、世界的に大成功。日本でもラジオNIKKEI杯2歳SとAJCCを制し、現在は種牡馬ダノンバラードがいる。G1でも楽しみな良血ファミリーだ。

《将来性》坂井騎手は「初めてまたがりましたが、返し馬から雰囲気がすごく良くて、レースでも折り合って運べました。ラストの脚もかなりいいものを感じましたし、これからが楽しみです」と絶賛。480キロでも馬体はまだ薄手に映るぶん、これから成長していきそうだ。

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2023.02.01
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○中内田調教師 「東京からの帰りの輸送も無事に済ませる形。レース前と比べて特に変わった印象を受けず、今は厩舎周辺の歩行運動に止めて楽をさせています。もう少しの間はトレセンに置いたまま状態の把握に努める方針。続けて使うか否かは、跨ってジャッジを行いましょう」

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坂路での最終追いの時計・動きからも、非凡な脚力を秘めているのは感じていたロードデルレイ。ただ、ロード馬は追い切り=実戦と繋がりにくく、予想外の幼さを覗かせてレースにならないケースを多々経験していたので、過度に期待することは怖く、現状でどこまで通用するのかを冷静に見たいというのが率直なところでした。

パドックに登場してきたデルレイは馬体の肌・艶は良く、落ち着きを保った周回。ただ、歩様自体は力強さに欠け、腰・トモがパンとしていない印象。追ってからピリッとした脚は使えないのかなと見ていました。

レースではマズマズのスタートを切るも、フワッとした感じでの追走。正直、嫌な思い出が頭を過ぎりましたが、坂井瑠Jがポンポンと促すと、デルレイも反応。ハミをグッと取っていくという感じではなかったですが、レースの流れについていくことは出来ました。また、馬群で揉まれた際、他馬を気にするような素振りはなかったです。そして淡々と脚を溜めつつ、勝負どころからも慌てず、直線を向いてからの勝負へ。坂井瑠Jの手応えは上々で、あとは追ってからどのような脚が使えるかどうか。

4角を回り、直線を向いたデルレイ&坂井瑠Jは前に壁が出来ましたが、スッと外へと持ち出して前が詰まるのを回避。それとは逆に1番人気の同厩舎・パールロードは内へ押し込まれて前が壁。その間隙を逃がさず、坂井瑠JがGOサインを出すと、デルレイも鋭く反応。ひと追い毎にグイグイ伸びてくると、坂を駆け上がってから再加速。展開面で少し恵まれたのは事実も、上がり33秒2で2着馬に4馬身差と突き放した様はホント爽快でした。背中の良さ・強さは早くから褒められていましたが、それが直線でのバネ・切れを引き出すとはビックリ。ワンペース気味の走りと言われていたのは何だったんでしょう(笑)。

レース後のデルレイですが、トモに硬さが出やすい馬なので疲れ・反動がドッと出ることを懸念しましたが、そこまでクタッとした感じはなし。今後についてはジャッジを急がず、ひとまず在厩調整で様子を窺い、放牧に出すのか続戦するのかを見極める方針です。個人的には少しでも気になる点があるなら、放牧に出て、立て直し&心身の成長を促して欲しいです。

ロードデルレイは父にも母にも出資していた馬なので、思い入れは強い1頭。そしてシルクですが、カミニートデルレイという同じ名前を持つ馬に出資し、蹄の問題等で早期引退を余儀なくされましたが、無事なら結構な活躍が見込めた馬。それらの要因から頑張って欲しいので、無駄な怪我をすることなく、順調に進んでいって欲しいです。また、先々を占う意味で次走の走りが大事になってくるなあと今から強く思っています。そして2戦目もこのようなパフォーマンスを発揮できれば…。