レッドセリオン(牡・萩原)父エピファネイア 母ドライヴンスノー
萩原調教師「ゲート試験の翌日ということで、今日は引き運動での調整です。出掛けの歩様はスムーズで、脚元にも違和感は出ていません。与えた飼い葉は完食していますし、スクミの症状も出ていないですね。コンディション次第にはなるものの、週末に速いところを消化し、来週に放牧へ出す方向で進めていきたいと思います」
2022.07.13
美浦:萩原清厩舎
坂路1本登板後、ゲート試験を受けて合格。
坂路 69.5-51.7-34.5-17.0 馬なり
萩原調教師「先週金曜日のゲート練習の内容も良かったので、今日は練習のつもりでゲート試験を受けてみました。入り、駐立ともにスムーズで、発馬もいい反応でスッと出てくれましたね。2本とも同じような内容で、ゲート試験を無事に合格することができたのは何より。物覚えのいい馬ですし、いいモノを持っていますよ。今後についてですが、暑さもあって入厩当初はスクミの症状が見られましたし、これから暑さが本格化してくると考えると、ここで無理はさせたくありません。秋の中山か東京開催でのデビューを目指すつもりで、この後はひと息入れる予定です。それでもトレセンでの追い切りは経験させておきたいと思っているので、週末に速いところを消化した後に放牧へ出そうと考えていますよ」
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入厩直後は暑さが堪えていたレッドセリオンですが、その後はスクミの症状を見せることなく、順調な乗り込み+ゲート練習を継続。まずは競走馬としての第一関門・ゲート試験合格を早めに叶えて欲しいなあと見ていましたが、13日に練習の延長という感じでゲート試験に初挑戦。枠入り・駐立・発馬と一連の動作をソツなくこなし、無事1発で合格することが出来ました。物覚えが良いのは賢い証ですし、フットワークの軽快さは芝の実戦で生きてくれればと思います。
また、7月7日付でJRAの競走馬登録が完了。これで晴れてJRAの1員となったセリオンですが、今後は秋競馬でのデビューへ備えることに。来週にはNF天栄へ移動することになりますが、今週末に追い切りを行う方針。サラッとやる程度だと思いますが、どこまで動けるのかを見守りたいと思います。