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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

本州への移動目前で球節を腫らすアクシデントがあったり、トモの緩さが目立った為に初入厩が3月中旬。入厩後は概ねスムーズに進めることが出来、追い切りの動きはひと追い毎に上昇中。仕上がりは良さそうも、既走馬相手のデビュー戦。未勝利は勝てる馬だと思うも、まずは現段階でどこまで通用するのかを冷静に見守りたい。☆レッドブレンナー

f:id:ytitle= レッドブレンナー(牡・安田隆)父ロードカナロア 母ジェイム

2022.04.28
栗東安田隆行厩舎
本日はプールで調整しました。

安田隆調教師「追い切りも変わりなく、今朝(木)はプールで調整をおこないました。心配していた福島の雨は、どうやらレース前日の明日(金)一日だけの予報。大幅に馬場が悪化することもなさそうなので、最終的に予定通り今週土曜日のレースに投票することにしました。斎藤新騎手は自らブレンナーの調教に騎乗してきたのでよくわかっていると思いますが、現状はトモの緩さから自分のペースを乱すとフォームまで崩れてしまいそうなので、焦らず運んでもらえれば…といったところ。成長の遅れもあってここまで時間が掛かりましたが、調教の感じから既走馬相手のデビュー戦でも格好はつけてくれるだろうと期待しています」

※4月30日(土)福島5R・3歳未勝利(芝1200m)に斎藤新騎手で出走します

2022.04.27
栗東安田隆行厩舎
本日は坂路で追い切りました。
坂路
レッドブレンナー 54.0-39.1-25.6-12.5 強め
ルージュグラース 54.6-39.7-25.9-12.6 馬なり

安田隆調教師「今週の福島で出走を予定しているルージュグラースと併せ、終い強めにやってもらいました。雨で馬場がかなり重かったので時計自体は掛かったものの、今日の馬場を考えたらよく動けた方だと思います。追い切りに騎乗した斎藤新騎手も『追い切るごとに反応は良くなっていますし、体の動きにもキレが出てきました。スタートで気合を付けたら、急かさずリズム良く運んで最後に脚を使わせるような競馬をイメージしています』と話していましたよ。出走態勢は整っていて、今週土曜日の福島・芝1200mへの出走を検討していますが、今後の天気によっては福島競馬場の馬場コンディションの悪化が懸念されるところ。明日まで天気予報を確認したうえで今週デビューするかどうかの判断をさせていただきます」

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第1回福島5日目(04月30日)
5R 3歳未勝利
芝1200メートル 混合 馬齢 発走12:15
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    グラストンベリー    牝3    54.0    菱田裕二
1    2    ザナイトカフェ    牡3    56.0    丹内祐次
2    3    レッドブレンナー    牡3    56.0    斎藤新
2    4    カワキタオルゴ    牝3    51.0    川端海翼
3    5    デルマカミーラ    牝3    54.0    荻野琢真
3    6    ベルベリス    牝3    54.0    岩田康誠
4    7    リアルジョージ    牡3    56.0    丸山元気
4    8    サトノユニティ    牡3    53.0    原優介
5    9    ローズクレスト    牡3    56.0    古川吉洋
5    10    ソンブラーズ    牡3    54.0    角田大和
6    11    メロンチャン    牝3    54.0    黛弘人    
6    12    イチゴ    牝3    52.0    藤田菜七子
7    13    フロムドーヴィル    牝3    54.0    西村淳也
7    14    カシノコマンド    牝3    53.0    亀田温心
8    15    イデアノキセキ    牡3    54.0    松本大
8    16    タマモサウルス    牡3    53.0    大久保友雅

※ピンク字は他クラブ出資馬(牝馬

安田隆師 「既走馬が相手でどうかですが、1200mは合いそう。使っていければ思います」(競馬ブックより)

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東サラでのロードカナロア産×安田隆厩舎は確実に走ってきていることを受け、出資することにしたジェイムの19ことレッドブレンナー。募集写真の目つきの悪さから気性難をある程度覚悟していましたが、育成段階ではさほど気難しさは感じず、柔順な性格。また、歩様は父の仔らしく前捌きが硬めなので、芝・ダートを問わず、短いところに適性を感じさせる1頭です。

育成時のレッドブレンナーは心身の幼さが目立った為、調教の進み具合は早い組ではなかったも、着実に調教をこなしながら上昇。そして9月頃の本州移動を予定していたのですが、8月末に左トモの球節を腫らして騎乗運動を一旦ストップ。約1ヶ月間、軽めの運動のみで回復を待つしかなかったのは痛かったです。また、回復後はコツコツ調教を積むことは出来ましたが、トモの緩さを多分に残していた為に入厩の予定がじわじわ延びていくことに。そして入厩の声が掛かったのが3月中旬頃。一頓挫こそありましたが、ここまで遅れるとは想定でした。

入厩後はゲート試験こそ1発で突破するも、ゲート内でガタガタして行儀の悪さを見せたことから、ゲートで縛る荒療治。その後は大人しく対応しているようですが、実戦へ行ってやらかす可能性はあるでしょう。そしてゲート試験合格後は一旦放牧に出すことなく、デビューへ向けての追い切りを本格化。動きに関しては坂路で早くから水準級の時計をマーク。心身の幼さとトモの緩さを残す中、ひと追い毎に動けるようになっていますし、仕上がり自体は良好です。ただ、既走馬相手のデビュー戦。素質は良いモノを秘めていると思いますが、デビュー戦からいきなり好走となると少しハードルが高いかも。気の悪さを隠しているように思うので、慎重に考えてしまいます。

まあ、それでも使っていけば、未勝利は勝てる馬だと思うので、まずは現段階でどこまでやれるのかを冷静に見守りたいところ。内枠に入ったので、スタートしてどの位置でレースの流れに乗れるかが1つポイントでしょうか。あとは馬場の回復が進んで欲しいです。

密かにデビュー戦からの激走を期待しつつ、まずは初実戦でも何かキラッと光るモノを見せ、次走以降へ繋がる走りを見せてもらいたいです。