ミラクルキャッツ（牝・堀）父キンシャサノキセキ 母ランニングボブキャッツ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週2回屋内坂路コースでハロン15～16秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター1200ｍ、週1回屋内坂路コースでハロン17秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター1800ｍ
担当者「この中間も屋内坂路コースと周回コースでの調教を継続して行っています。坂路ではハロン15秒ペースまで脚を伸ばしていますが、とても手応え良くしっかり動くことが出来ていますね。ただ、依然として気性面で少し気が入り過ぎる部分があるので、上手くガス抜きをしながら調教を進めて良化を図っていきたいと思います。馬体面、脚元、体調面については、継続して乗り込みを行っていても問題なく順調に進めることが出来ています。ここまでしっかりとした土台作りが出来ているので、今後も怪我やアクシデントが無いように馬の状態を確認しながら、早期の移動を目標に進めていきたいと思います。馬体重は４６１キロです」（3/1近況）
ヴィアルーチェ（牝・奥村武）父Almanzor 母Via Firenze
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン15～16秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター1800ｍ
担当者「ここ数週間でとても充実してきました。負荷を高めても馬体重は４４０キロ台とこちらに移動してきてからの体重では最大値ですし、現在の調教ペースにも問題なく対応することが出来ています。これまでは調教量が増えてくると馬体が寂しくなることもありましたが、継続した運動を行えたことにより基礎体力が付いてきたことで、そういった面が見られなくなってきたことから、休みを入れる必要がなくなってきています。坂路では相変わらず馬体の見た目以上のパワフルな走りを見せてくれていますから、まだまだ負荷を高めていけそうです。精神的な幼さも徐々に抜けてきていることから、心身共にさらにペースを速めていける状態にあると感じています。馬体重は４４１キロです」（4/1近況）
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シルクの２歳牝馬は４頭に出資済ですが、その内２頭が骨折で大出遅れへ。ミラクルキャッツ・ヴィアルーチェはひとまず順調に来ていますが、そろそろ入厩を意識した調教へと踏み出すことになると思うので、同じ轍を踏まないように慎重さも持ち合わせて、確実に前進していって欲しいところ。
ミラクルキャッツは画像を見ると、舌を越して、窮屈そうですが、実戦でもそういう面を見せると、淡白な走りになってしまうかと思います。ですので、人間とのコンタクト・操縦性の向上を図る取り組みを行っていって欲しいです。
ヴィアルーチェは内面がパンとせず、馬体重の増減が少し激しかったですが、コツコツ乗り込んできた内面が強化。調教減りすることが少なくなってきたのは１つ明るい材でしょう。動きに対しては褒めてもらっていますが、先頭に立つとオドオドしたり、精神面の幼さが良くなるのはまだまだかなと思うので、走ることが嫌にならないように常に注意しておいて欲しいです。
