メッセージソング（牡・藤岡）父ロードカナロア 母チアズメッセージ
土曜東京６Ｒ メイクデビュー東京 ３歳新馬（芝１８００ｍ）５枠１０番 石橋修Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：2日にＣＷコースで時計
藤岡師「2日にＣＷコースで追い切りました。道中はメッセージソングが先行し、3歳未勝利馬の外側に併せて0.2秒遅れでゴールしています。遅れてはいるものの、動きとしてはほぼ互角の内容だったと思いますし、先週以上に良く動けていましたよ。追い切りを積み重ねて段々と良くなってきているなと感じていたので、もう1週待てば更に良くなってくると思っていましたが、考えていた通りに良化していますね。ビュッと切れるというよりは、長く脚を使ってくれるタイプですし、2週続けて既走馬相手に引けを取らない動きを見せているように、実戦に行って良いところを見せてくれそうですね。前向きな姉ビオグラフィーと違い、こちらはある程度距離がある方が良いように思いますし、1800ｍ戦ならこの馬の持ち味を活かすことが出来そうです。本格化するのはもう少し先になりそうですが、現時点では良い状態で初戦を迎えることが出来るので、良い走りを見せてもらいたいですね」（2/3近況）
助 手 30栗坂良 60.3- 44.3- 28.7- 13.0 馬なり余力 ファンジオ（新馬）馬なりを0.1秒追走同入
助 手 ２ＣＷ良 81.7- 66.0- 51.8- 37.4- 11.8 一杯に追う ワイドカイザー（三未勝）一杯の外0.6秒先行0.2秒遅れ
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第1回東京3日目（02月05日）
6Ｒ メイクデビュー東京 3歳新馬
芝1800メートル 混合 馬齢 発走13:05
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ケイティーズジョウ 牝3 51.0 小林脩斗
1 2 ゼンダンクラージュ 牡3 56.0 菊沢一樹
2 3 メノーグラジオラス 牡3 56.0 吉田豊
2 4 コーラスライン 牝3 54.0 三浦皇成
3 5 ソニックバローズ 牡3 56.0 北村宏司
3 6 サニーバローズ 牝3 54.0 Ｍ．デムーロ
4 7 チュラーダ 牝3 54.0 戸崎圭太
4 8 ソフィアコール 牝3 54.0 柴田大知
5 9 サトノクラージュ 牡3 54.0 永野猛蔵
5 10 メッセージソング 牡3 56.0 石橋脩
6 11 ローズクレスト 牡3 56.0 石川裕紀人
6 12 レッドヴェルティス 牡3 56.0 津村明秀
7 13 ミラモンテ 牝3 53.0 木幡育也
7 14 エターナルタイム 牝3 54.0 Ｃ．ルメール
8 15 クラシカルオーサー 牡3 56.0 田辺裕信
8 16 ブラックノワール 牡3 56.0 内田博幸
○仲田助手「まだ心身共に幼さが残っていますが、それでも水準以上の時計が出ていますし、素質は高いです。ゲートはそう速くないけれど、流れに乗っていければ」（競馬ブックより）
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１歳時の８月末に左膝の関節炎増大が認められ、検査を行ったところ、副手根骨に小骨片を発見。一旦、早急に手術を行う必要はないだろうという判断となり、経過観察していましたが、関節炎増大が再度進み、先々を見据えてこのタイミングで手術すべきという話に。育成の最初の最初でいきなり躓いてしまったのがメッセージソングです。
その後、１０月下旬頃にＮＦ早来の育成厩舎へ移動し、軽めの運動と併行して馴致を再開。ようやく人を乗せるようになったのは一昨年の年末のことでした。その後は順調に坂路中心で乗り進められ、負荷を高めることに成功。心身の幼さは目立つ中でも、闘争心と質の良いキャンターから素質の一端が窺えました。そして７月に入ると本州への移動・入厩が検討されることになりましたが、馬房の都合で予定が先延ばしになってしまったところで、左トモを捻挫するアクシデント発生。骨折等には至りませんでしたが、あと少しで次のステップへ行けるところだったのに、騎乗運動をストップして軽めの運動から出直すことになったのは痛すぎました。それから約半年が経って、本日のデビューとなりました。
昨年末に帰厩し、デビューへ向けての追い切りを本格化。早くから坂路で水準級の動きを見せ、１月末からはＣＷコースへ追い切りの場所を移動。併せ馬で少し遅れるケースが目につきますが、じわじわ時計を詰めているように良化中。寒い時期ということもあって馬体は絞り切れていないようですが、攻め量は十分です。
ただ、残り少ない東京の芝での新馬戦ということで、頭数は揃っていますし、関西馬からも多数素質馬が参戦してレベルの高い１戦。良いモノは秘めていますが、まだまだ子供っぽさが残る現状なので、デビュー戦からしっかり動けるかとなると正直疑問。また、馬格を生かしたパワー型かなと思うので、芝での切れ味勝負になると分が悪いでしょうねえ。
ですので、今回に関しては結果がついてきてくれれば嬉しいですが、まずは実戦を経験するということが大事。いきなり東京への長距離輸送になりますし、戸惑うことが多いでしょうが、その中でも自分を見失うことなく、最後まで集中して走り抜いて欲しいと思います。経験と積みながら、馬体が洗練されてくれば走ってきてくれると思うので、少し長い目で成長を見て行きたいです。
