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デビュー戦が23日の小倉・芝1800mに決定。鞍上には鮫島駿Jを予定しています。☆モルレー

f:id:yakifish:20200513045835g:plain モルレー(牝・長谷川)父ブラックタイド 母レディドーヴィル

日曜小倉5R メイクデビュー小倉 3歳新馬(芝2000m)8枠16番 鮫島駿J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:19日に芝コースで時計

長谷川師「レースに騎乗予定の鮫島克駿騎手に芝の感触を確かめてもらうために、19日は芝コースで併せて追い切りました。道中はモルレーが先行し、最後の直線で3歳未勝利馬の外側に併せる形を採りましたが、馬なりのままスッと加速してくれましたね。頭の高いフォームなので、以前はスピードが上がってくるのと同時に連動性に欠ける走りだったのが、短期放牧を挟んで鍛えてもらったことで、加速した後もフォームが安定して連動性が出てきましたね。ジョッキーは『まだ全体的に幼さがあるものの、軽快なフットワークを見せていましたし、実戦の芝ならより良い走りをしてくれそうですね。初戦から楽しみにしています』とのことでした。非力な割には水準以上の動きを見せていますし、性格的にも真面目な馬ですから、初戦から良い走りを見せてくれそうです。飼い葉食いはそこまで良い方ではないので、調教を進めていくにつれて少しずつ体重が減っているものの、輸送で極端に減らなければ良い状態で初戦を迎えることが出来そうです。厩舎の中でも血統的に期待している馬ですし、初戦から良い走りをお見せできるよう、レース当日まで細心の注意を払って準備していきたいと思います」(1/20近況)

助 手 16栗坂良 58.8- 43.1- 29.0- 14.4 馬なり余力 コスモポールスター(三未勝)馬なりを0.5秒追走0.2秒遅れ
鮫島駿 19栗芝稍 80.0- 63.0- 48.8- 35.7- 11.6 馬なり余力 コスモポールスター(三未勝)末強めの外を0.8秒先行4F付同入

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第1回小倉4日目(01月23日)
5R メイクデビュー小倉 3歳新馬
芝1800メートル 混合 馬齢  発走12:10
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ホウオウスミヨシ    牡3    56.0    古川吉洋
1    2    リュミエールノワル    牡3    56.0    横山和生
2    3    ブラックサウザー    牡3    56.0    国分恭介
2    4    ルクスクリスティー    牝3    54.0    吉田隼人
3    5    シャルムランプ    牝3    54.0    西村淳也
3    6    エコロデュエル    牡3    56.0    富田暁
4    7    アルコバレノ    牡3    53.0    松本大
4    8    ラリベラ    牝3    54.0    岩田康誠
5    9    グッドヴィンテージ    牡3    56.0    斎藤新
5    10    サンライズルーチェ    牡3    56.0    浜中俊
6    11    スリードゥラメンテ    牡3    55.0    泉谷楓真
6    12    スウィートスカー    牝3    53.0    亀田温心
7    13    ツッチーフェイス    牝3    52.0    小沢大仁
7    14    ジューンキララ    牝3    50.0    永島まなみ
8    15    クレスコキャニオン    せ3    56.0    藤懸貴志
8    16    モルレー    牝3    54.0    鮫島克駿

○長谷川浩師 「長距離輸送は鍵ですが、動きはいいですよ。手先が軽く、小倉の1800mはぴったりの印象。前向きさもあるので初戦から」(競馬ブックより)

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追加募集された10頭の中からインディゴブラックと共に選んだのがレディドーヴィルの19ことモルレー。1つ上の世代の追加募集でカラパタールに出資したように、『走ってくれたら嬉しいなあ』という感じで出資した牝馬です。

馬体は華奢で非力さを感じつつも、歩様は素軽くて滑らか。そして1番好感を持ったのが坂路を駆け上がる走り。ハミ受けに幼さを残すも、走りの重心は安定し、前向きさを感じるもの。勝手な想像ですが、溜める走りを憶えれば、最後の直線で牝馬らしい切れ味を発揮してくれるのではとないかなと。また、母系自体も堅実なので、これから怪我なく順調に成長していってくれれば1つは勝ってくれるんじゃないかなと思っています。

育成時のモルレーですが、左前脚に骨瘤が出来たり、左トモに疲れが出たりと不安を覗かせながらも春頃までは概ね順調。7月に入ると函館競馬場に入厩してゲート練習に着手。そのまま合格することが出来ましたが、その際には新しい環境に慣れるのに時間を要し、馬体重を減らしたりと繊細な面を露呈。牧場へ戻ってきた時にはまずは馬体を戻すことを優先することがありました。まあ、それでも乗り込み自体は順調で、9月上旬にはNFしがらきへ移動。非力さとトモの緩さという課題を残しつつ、丹念に乗り込むことで動きの質を高め、そろそろ入厩の声が届きそうだったのですが、10月頃に左前脚を捻挫するアクシデントが発生。幸い、骨とかに異常は見受けられなかったのですが、腫れが出てしまったことで軽めの運動へと切り替えざるを得ませんでした。そして腫れが治まるまで時間を要した為、栗東への入厩→デビューが遅れることになってしまいましたが、12月末には何とか態勢が整い、初めて栗東へとやってきました。

入厩後は新しい環境にじっくり慣らした後、追い切りを開始。動きに関しては早い段階から素軽いところを見せ、CWコースと坂路を併用しての仕上げ。1週前の追い切りでは坂路でビシッと追って追走先着し、最終追いは鮫島駿Jが跨って併せ馬でサラッと。最終追いの動きは映像で確認しましたが、頭の高いフォームながらも、脚捌きはシャープでやはり芝の走りは良さそうです。

相手関係に目を遣ると、坂路で好時計をマークしているグッドヴィンテージが頭1つリードしているかなと思いますが、モルレーはそれに続くグループの1頭という感じ。仕上がり&動きが良いので楽しみ十分ですが、トレセンで追い切りを重ねるごとにじりじり馬体重を減らしているようですし、2歳時の函館競馬場へ入った頃を思い出すと、輸送で馬体重を更に減らしてしまいそうな雰囲気。パドックではおそらく細く見えると思いますが、イレ込んだり、逆に元気がなかったりしないか様子はしっかり見たいです。レースぶりに関しては鮫島駿Jが2度の追い切り騎乗で感触を掴んでいるのでおまかせですが、キレのある末脚を引き出して欲しいです。雨で馬場が渋った場合ですが、前脚をたぐるように走るので案外大丈夫かもしれません。

デビュー戦から勝ち負けできるかとなるとそこまで自信はないも、走りには楽しみな素質を感じる1頭なので、まずは競馬が嫌いにならないよう、のびのび走ってきてくれればと思います。そしてその中で今後に期待が持てるものを見せてくれれば嬉しいのですが。