シェダル(牡・長南)父ゴールドアリュール 母マイティースルー
1/2(日)園田11R 2022初夢賞(ダ1700m)優勝(1番人気) 吉村J
最内1番枠からモッサリとしたスタートを切ると、中団やや後方で流れに乗ります。向正面を過ぎたあたりで手応えよく先頭に立つと、そのまま後続馬に交わされることなく先頭でゴールし、今年最初のレースを見事に勝利で飾っています。
長南師「おめでとうございました。昨年の紀州うめぶた特別時と比較すると、ガラッと良くなったとは言えないものの、体の張り・艶は上向いていましたし、前走以上の状態で臨むことが出来ました。ゲート内で頭を振って煩いところを見せてしまい、その影響で出遅れてしまいましたが、結果的にいつでも動いていけるポジションで流れに乗っていくことができましたね。3コーナー付近では早々と先頭に立ってしまったことから、ソラを使わないか気掛かりでしたが、少しフワッとしたものの、テーオーエナジーが思いのほか食らいついてきたことと、ジョッキーが気を抜かないように追ってくれたおかげで、最後は4馬身差をつけて勝利してくれました。吉村智洋騎手は『能力検査時もゲート内は大人しい方ではなかったですが、今回はその時よりも頭を振って、体勢を整えようとしても落ち着いてくれなかったですね。丁度、落ち着いたところで発走委員が扉を開けてくれたので、そこまで大きな出遅れにならずに済みましたが、タイミングが合わなければ致命的になっていたかもしれません。でも、動きたいところでスッと反応してくれましたし、最後は2着馬に食らいつかれたものの、地力で突き放してくれましたね』とコメントしていました。シェダルと同様に、新春賞を除外になった馬がこのレースに使ってきたので、決して楽な相手ではなかったものの、2戦続けて強い内容で勝ってくれました。これで賞金を加算することが出来ましたが、地元ではまだまだ賞金が足りないですから、これからも良い番組を探して勝ちに行きたいと思います。この後については、レース後の状態をよく確かめながら相談させていただきます」
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レース当日の夜にレースを見ることとなりましたが、正直大味な競馬になってしまいましたが、最後は能力で2着以降を押し切ってくれたシェダル。
最内枠に入ったのでスタートがちょっと心配でしたが、ゲート内で煩かったようで出遅れ。出脚も一息でモタモタした姿を見た時はドキッとしましたが、そこまで差をつけられなかったのは幸い。1周目は慌てず騒がずでマイペースを貫いていましたが、2周目に入ったあたりから前とのポジション差を詰めに行き、スタート地点を1周回ってきたあたりから捲りを開始。そして気が付くと残り400mあたりで3馬身ほど先頭へ立つ形。少しフワフワする面を見せたのでドキッとしましたが、2番手追走から食らい付いてきたテーオーエナジーが盛り返してくるとハミを取って抵抗。脚色に余裕を感じませんでしたが、最後の直線で何とか振り切ると、そのテーオーエナジーに4馬身差をつける完勝ぶり。ひとまず賞金を加算することが出来て良かったです。
今後については次の更新で触れられると思いますが、賞金を着実に積み上げて行き、まずは地元・園田での大レースへ臨めるところまでノンストップで駆け上がっていって欲しいです。