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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

年明けにボーンシストが判明して手術。競走馬としてデビューできるか危ぶみましたが、まさか年内デビューできるとは良い意味でビックリ。ただ、現状は心身の幼さを多く残し、追い切りの時計&動きはピリッとせず。それ故、デビュー戦は結果は二の次で、まずは無事に走り終えてきて欲しい。★ロードレアル

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードレアル(牡・杉山晴)父キタサンブラック 母サッカーマム

2021.12.16
12月19日(日)阪神5R・2歳新馬・混合・芝2000mに松山Jで出走します。12月15日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。発走は12時25分です。

2021.12.15
12月19日(日)阪神・2歳新馬・混合・芝2000mに松山Jで予定しています。同レースはフルゲート16頭。現段階では優先順位1番目、同順位10頭で出走可能です。12月15日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。

○杉山調教師 「12月15日(水)も追走するパターン。最後は強目ぐらいの内容です。身体の使い方をまだ知らない印象で、もう一段階上のギアがありそう・・・と跨った高倉騎手は感想を述べています。その点は実戦を経験しながら覚えてくれるはず。予定通りに仕上がりました」

≪調教時計≫
21.12.15 高 倉 栗CW良 83.0 67.3 52.1 37.4 11.9 一杯に追う リョウフウ(2歳未勝利)強目の内0秒3追走首遅れ

2021.12.13
12月12日(日)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。

≪調教時計≫
21.12.12 助 手 栗東坂良1回 58.2 42.3 27.8 13.4 末強目追う

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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第6回阪神6日目(12月19日)
5R メイクデビュー阪神 2歳新馬
芝2000メートル 混合 馬齢 発走12:25
枠 馬 馬名 性齢    重量 騎手
1  1 ロードレガシー 牡2 55.0    団野大成
2  2 モズフェニックス 牝2 54.0 岩田望来
3  3 ケイアイスペース セ2 55.0 C.ルメール
4  4 メイショウフィガロ 牡2 55.0 鮫島克駿
5  5 エトーソ    牝2 54.0 丸山元気
6  6 タイキフリード 牡2 55.0 池添謙一
7  7 パーラーギター 牝2 54.0 吉田隼人
7  8 イスラグランデ 牡2 55.0 幸英明
8  9 エアアネモイ 牡2  55.0 C.デムーロ
8 10 ロードレアル 牡2 55.0 松山弘平

○杉山晴師 「背中がいいしセンスを感じるけど、まだ体の使い方がもうひとつ。幼い面も残っていますが、ハミを取るようになってきましたし、ゲートを五分に出れば」(競馬ブックより)

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堅実な仔を多く生み出している母サッカーマム。過去に牝馬のルアンジュに出資していましたが、牡馬で初めて出資したのがサッカーマムの19ことロードレアル。馬体は少しこじんまりしているなあという印象でしたが、調教動画を見ると、首をリズミカルに使って素軽い走り。血統馬らしいセンスの良さに惹かれました。また、キタサンブラックの初年度産駒なので、どういう競走馬に育っていくのだろうと興味がありました。

そんなロードレアルですが、1歳時から血統馬らしい質の良い動き、身体能力の高さを窺わせ、楽しみが広がっていたのですが、今年の1月半ばに歩様にスムーズさを欠くアクシデント発生。一旦、ウォーキングマシンのみの運動で様子を見ましたが、日に日に違和感は増幅。そこで精密検査を受けたところ、左後肢の膝にボーンシスト(関節軟骨下骨嚢胞)が判明。スクリューを挿入する手術を行うことになりました。また、右後肢にも骨病変が見つかり、ステロイドを注入する処置も行っています。まさかの急変にビックリするばかりでしたし、競走馬としてのデビューを危ぶみました。

それが今年早々の"事件"だったので、ロードの育成において年内デビューすることが出来たのはちょっと失礼な言い方になりますがホント奇跡的。術後は慎重を期して1つ1つを積み重ねるように課題をこなし、6月頃から騎乗運動を再開。ピリッとした面を持つサッカーマムの仔らしく走ることへの意欲が高いことで仕上がり早なところがあるのでしょう。そしてお盆明けに北海道から千葉へ移動し、10月半ばには入厩に備える形で滋賀・グリーンウッドへ。心身の幼さを多く残しているのが悩ましいのですが、11月11日に栗東・杉山晴厩舎へ入厩することが出来ました。

入厩後はまずは競走馬としての第一関門・ゲート試験合格に向け、練習に着手。学習能力は高い馬ですが、気分を損ねるとズルズル長引きそうな印象を持っていましたが、入厩して約1週間でゲート試験に合格できたのは何よりでした。そしてその後はデビューへ向けての体力を養うために一旦放牧に出るんだろうなあと予測していたところ、在厩調整で年内デビューを目指すこととなり、それが本日です。

追い切りを本格化させてからも脚元等には悪い兆候は見られないも、時計は地味ですし、併せ馬を行うと遅れるケースがほとんど。デビューが近づくとCWコースメインに切り替えられましたが、動き&時計はやはり平凡。この馬なりにジリジリ良くはなっているのでしょうが、走る気持ちと動きがなかなかフィットしてきません。ただ、素軽い走りをする馬なので、芝の実戦へ行って良さが出てくれることに淡い期待です。

相手関係に目を遣ると、10頭と手頃な頭数でデビューできたのは○。大外枠なので道中で気分を損ねる可能性は少なくなったかと思います。ただ、人気を集めている上位3頭はそれぞれにポテンシャルを秘め、将来性はかなり高そう。ゆくゆくは頑張ってもらわないといけないレアルですが、現状でそれらに互角の走りを求めるのは酷でしょう。まずは年内にデビューできたことを喜び、結果・内容は二の次。まずは無事に走り終えてもらわないといけませんが、レースの流れにスッと乗って行けるのかをチェックしたいところ。そして直線で追われた際、しっかり反応してもらい、じわじわ脚を伸ばしてきて欲しいです。逆に集中力を欠き、自分からレースを止めてしまうことだけは絶対避けて欲しいです。