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心身に幼さから良化の余地を多く残す中、五分のスタートから正攻法の競馬。終始手応え良くレースを進めることが出来ると、直線で追われてからの反応良く、あっさり前を捉え切る。着差以上の完勝でデビュー勝ち。レースセンスの良さが光る。☆ロードラプソディ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードラプソディ(牡・松下)父モーリス 母ティアーモ

12月11日(土)阪神6R・2歳新馬・芝2000mに岩田望Jで出走。13頭立て1番人気で1枠1番から平均ペースの道中を3、3、3、3番手と進み、直線では内を通って0秒1差で優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム2分01秒6、上がり36秒0。馬体重は476キロでした。

○松下調教師 「香港に滞在中の為、私自身は画面越しの確認でした。スッと好位に付け、直線で一脚を繰り出す正攻法のレース。全体的に上手な競馬ができた印象です。抜けた後に若干ソラを使ったぐらいで、今日のところは何も言うことが無い・・・とのジョッキーのコメント。育成時代から才能を感じていただけに、ひとまずは勝ててホッとしています。デビュー戦を終えたばかり。状態の把握に努め、この先のプランを検討しましょう」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

仕上がり良好。五分に出てスッと行き脚もつき、好位のインに収まって脚をためて追走。4角でも手応えに余裕。追われるとよく反応し、あっさりと差し切った。大きなフットワークで芝向き。(B誌より)

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、1月5日(水)中山・3歳1勝クラス・混合・芝2000mもしくは1月5日(水)中京・3歳1勝クラス・混合・芝2000mに予定しています。

○松下調教師 「トレセンに置いたまま次走への調整を続けるつもりで、年明け初日の東西に組まれる芝2000mの自己条件が新たな目標です。デビュー戦と同じようなレースが可能であれば中山かな・・・とのイメージも。ジョッキーとの兼ね合いも踏まえ、慎重に決めましょう」

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ロードラプソディ好位抜け出しV 岩田望「1歩ずつ加速」(日刊スポーツより)

阪神新馬戦6Rは1番人気のロードラプソディ(牡、松下、父モーリス)が好位から抜け出した。勝ち時計は2分1秒6。

最内枠から好スタートを決め、3番手を追走。直線は外に進路を切り替え、先行馬をかわした。岩田望騎手は「追ってから1歩ずつ加速してくれました。すごくいい内容でした。折り合いも問題ないですし、もっと良くなると思います」とたたえた。

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再入厩後はデビューへ向け、着々と追い切りを重ねてきたロードラプソディ。松下師のコメントの感触が良く、最終追いとなった8日のCWでの追い切りではラスト1ハロン11秒4をマーク。良化の余地を多く残す現状でも、それなりに態勢が整い、デビュー戦から格好はつけてくれるのかなと見ていました。

パドックに登場したラプソディは父モーリスらしい肉付きの良い好馬体。背腰に弱いところがある母系ですが、パドックでの歩様はトモの踏み込みが良く、力強さも十分。思っていたよりも良い雰囲気を持った馬だなと感じました。

レースは最内枠に入ってしまったので、ゲートでのロスは最小限に止めて欲しいなあと見ていましたが、五分のスタートから行き脚が付いて内の3番手をスンナリ確保。新馬戦とすればそこそこレースは流れたと思いますが、少し行きたがる面を見せるも、上々の手応えで追走。他馬を気にするような素振りもなかったです。そして勝負どころからのペースアップにも難なく対応すると、4角での手応えは抜群。それに対して、他馬の鞍上の手は動いていたので、この時点で『勝てそうだな』と思いました。あとは直線で進路を見い出すのみ。

また、人気を分けていたカイオルが逃げていたので、4角で早めにモンステラマオが被せに行って前へ出てくれたのはラプソディには好都合。4角を回って直線へ向くと、サッと外目に持ち出すことが出来、早めにアクセルを踏むと反応良し。ひと追い毎に前との差を詰めると、残り200mあたりで堂々先頭へ。ただ、1頭になるとフワフワした面を覗かせてドキッとしましたが、後続の追撃に対して、左から右からと鞭を入れることで修正。2着馬ヤマニンサイフォスが内から詰めてきましたが、4分の3馬身まで。着差以上の完勝と言って良いでしょう。また、終わってみれば1番人気だったのはビックリでした。

レース後のラプソディですが、馬体面での異常はなし。抜け出して遊ぶところがあったぐらいなのでレースによるダメージも少なさそう。今後は在厩で調整を続け、年明けの1戦へ臨むこととなりました。昇級して即通用するかとなると半信半疑ですが、レースセンスの良さは見せてくれましたし、馬体がしっかりしていない割に追ってからの加速は上々。半兄ロードフェローズ同様に相手なりに駆けてくれそうなイメージはあります。また、一瞬の切れを生かすなら、直線の短い中山の方が合っているのかなと思うので、個人的には次走中山でお願いしたいです。