ロードマンハイム(牡・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ
2022.09.29
10月2日(日)中京5R・2歳新馬・芝2000mに和田竜Jで出走します。9月28日(水)栗東・芝コースで調教時計を記録しています。発走は12時10分です。
≪調教時計≫
22.09 栗プール 23
2022.09.28
10月2日(日)中京・2歳新馬・芝2000mに和田竜Jで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位1番目、同順位14頭で出走可能です。9月28日(水)栗東・芝コースで調教時計を記録しています。
〇友道調教師 「9月28日(水)は本馬場で最終チェックを行い、『芝の走りも全く問題無し』とジョッキーは振り返りました。約1ヶ月前にトレセンへ戻してからは至って順調に進行。ここまでは身体も減らず、予定通りにレース本番を迎えられそうなのは何よりでしょう」
≪調教時計≫
22.09.28 和田竜 栗東芝稍 67.1 50.7 37.0 11.6 馬なり余力 ガルヴァナイズ(2歳未勝利)馬なりの外0秒3先行同入
2022.09.26
9月25日(日)栗東・ニューポリトラックコースで調教時計を記録しています。
≪調教時計≫
22.09.25 助手 栗東P良 70.5 52.5 36.7 11.0 馬なり余力 セレシオン(古馬3勝)馬なりの外0秒6先行同入
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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第5回中京9日目(10月02日)
5R メイクデビュー中京 2歳新馬
芝2000メートル 馬齢 発走12:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 カブキチョウ 牡2 55.0 松若風馬
2 2 ダノンペドロ 牡2 55.0 岩田望来
3 3 ロードマンハイム 牡2 55.0 和田竜二
3 4 ゲールサンダー 牡2 55.0 藤岡康太
4 5 サイモンコーラル 牝2 54.0 三浦皇成
4 6 ギリギリチョップ 牡2 55.0 荻野琢真
5 7 ジョウショーパワー 牡2 55.0 川須栄彦
5 8 グラシアス 牡2 55.0 富田暁
6 9 グァルジャー 牝2 53.0 角田大和
6 10 マルクパージュ 牝2 50.0 今村聖奈
7 11 アウフヘーベン 牝2 54.0 太宰啓介
7 12 ノレッジビューティ 牝2 54.0 北村友一
8 13 ハヤブサゲキレア 牝2 54.0 吉田隼人
8 14 クランプレミア 牝2 54.0 幸英明
○友道師 「気難しい面はなく、牡馬の分、姉ヴェルトハイムと比べるとどっしりとしています。ロードカナロアの産駒ですが、距離は保つと思います」(競馬ブックより)
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シグナライズ・ヴィースバーデン・ヴェルトハイムとワイルドココの仔に出資をしてきて、ロードマンハイムは待望の牡馬。ただ、第一印象は、大型の造りで俊敏性に欠ける感じ。また、調教動画を見て、もう1つピンと来るところがなく、先行受付ではグッと我慢していたのですが、そこで満口には至らずも、じりじり口数が減っていく中、"牝馬が走る血筋"と思いつつ、スケール感のある馬体+トビの大きい走りに期待を託す感じで出資することとなりました。
育成時のマンハイムですが、脚が長くて胴長の体型と、父ロードカナロアとは明らかに異質な存在。また、筋骨隆々の馬体からピッチの利いた走りを見せて父とは違い、雄大なフットワークでパワフル。母の血を色濃く引き継ぐ、2000m~2400mが本領発揮の場となりそう。育成そのものに関しては大きなトラブルなく、順調に進めることが出来ると、4月に北海道を出発して千葉ではワンクッション置くだけ。そして4月22日の検疫で栗東・友道厩舎へ初入厩すると、約1週間後にはゲート試験に1発合格。トントン拍子に進み、マンハイムへの期待値は自然と高まりました。
その後は、友道師・スタッフの目が届きやすい滋賀・グリーンウッドへ移動し、基礎体力を改めて養う日々。早い段階で秋競馬でのデビューを決め、暑さ対策を講じながら、コツコツと乗り込んできました。そして8月に入ってからは週2回の頻度で15-15と13-13の時計を出し、負荷の高い調教にもしっかり対応。心肺機能の良さが一役買っていると思います。そしてデビューを目指し、8月末に栗東へ舞い戻ってきました。
帰厩後は早くからスプリンターズS当日の中京・芝2000mでのデビューを決め、追い切りを本格化。まずは坂路で足腰を鍛え、デビューが近づいてからはポリトラックやCWコースへ移行。クタッとすることなく頑張っていたマンハイムですが、動きの質となると正直微妙。レベルの高い僚馬なので見劣るのは仕方ないも、効率的な走りが出来ず、追われてから内へモタれたりして伸び切れず。不安・不満が徐々に高まってもきましたが、ここ2週はデビュー戦でコンビを組む和田竜Jを背に、走りのバランスが良くなり、追ってからギアが上がるように。28日の追い切りは映像で確認しましたが、攻め駆けするガルヴァナイズに食らい付き、芝でのフットワークは上々。見た目にはそう速い感じはしないも、雄大なフットワークからの推進力ある走りはさすが。また、前脚を少したぐるように走るので、荒れ馬場や道悪は上手だと思います。
ここを目標に乗り込みは入念。馬体はきっちり出来ていると思いますが、まだまだ心身の幼さを残し、徐々にスムーズに走れるようになってきた段階。万全のデビューとは言い切れず、本当は1~2度使った方が良さそう。今回は豊富な乗り込みを生かした体力勝負+ポテンシャルの高さでどこまで対応できるかでしょう。
相手関係に目を遣ると、ダノンペドロ・ゲールサンダーの2頭が動きの良さから強敵と思いますが、それ以外の馬達も追い切りを入念にこなし、じわじわ上昇中という馬が多い印象。スムーズな走りが出来るか否かで結果はかなり変わって来そうです。
2歳馬では期待している1頭なので幸先の良いスタートを切って欲しい思いは強いですが、まずは初めての実戦で舞い上がることなく、自分のリズムで追走し、直線ではしっかり脚を使って欲しい。結果については和田竜Jの手腕・手綱捌きに託すのみです。