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強行軍での海外遠征で陣営の苦労が窺えますが、日に日に本来の姿を取り戻しつつある様子。ただ、ここは1頭強いのがいますし、日本馬も役者が揃う。正攻法の競馬では通用しないと思うので、末脚一手に賭けるなど思い切った競馬で1発狙っていって欲しい。★サリオス

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サリオス(牡・堀)父ハーツクライ 母サロミナ

日曜香港(シャティン)7R 香港マイル(芝1600m)馬番6 ゲート番1 D.レーンJ

・在厩場所:シャティン競馬場
・調教内容:9日に芝コースで時計

堀師「香港へ出発する際に機材のトラブルがあり、成田空港で足止めされたことで、シャティン競馬場への到着が2時間ほど遅れました。到着直後は疲れが感じられ、仕草もいつもより大人しく映りました。また、元々食欲は旺盛なタイプなものの、しばらくは飼い葉食いが落ちてしまっていましたが、数日で回復して、もういつもの食欲に戻っています。当初は初めての環境に緊張し、力んで発汗が目立っていたものの、徐々に落ち着きが増してきており、精神的にも許容範囲内に収まっています。そして、9日には騎乗依頼しているD.レーン騎手に跨ってもらい、以前との違い等を把握してもらうと共に、芝コースでのスクーリングを兼ねて最終調整を行いました。厩舎で着けているGPSでは、42.8-13.2という時計をマークしており、予定よりもタイムが遅くなってしまったものの、レース当日に疲れを残さないように配慮した結果ですから、特に気にする必要はありません。レーン騎手によると、『ラストで周囲を気にして耳を立てていて、ストライドが小さくなりかけましたが、調教自体は落ち着いてこなすことが出来ていましたし、動きや息遣いも良かったです』とのことでした。明日はゲートの駐立を確認し、パドックのスクーリングも行って、今週末の競馬に備えたいと考えています」(12/9近況)

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香港マイル】サリオス 環境慣れ好調、陣営「状態上向いてきました」(スポニチより)

サリオス(牡4=堀)は角馬場→ゲート練習→パドックスクーリング。僚馬ヒシイグアスと同じメニューを消化した。土明助手は「昨日追い切りましたが、大きなダメージもなく、活気が出てきました。ゲートの駐立練習も問題なく、環境にも慣れてきた様子です。状態が上向いてきました」と好調ぶりを伝えた。マイルCS(6着)から中2週だが疲れの心配はなさそうだ。

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マイルCS6着から中2週のローテで香港マイルへ挑戦しているサリオス。2歳時から古馬のような落ち着き・貫録を見せていた馬ですが、検疫厩舎での生活、そして海外への空輸は未知な経験で、色々気を遣うところがあったかと思います。実際、馬体重を減らしてしまったり、慣れない環境に緊張したりと今まで見せていない姿・様子が窺えますが、ヒシイグアスと一緒に行動できているのは大きく、日に日に慣れが見込まれ、状態はそれと共に上がってきています。まあ、そこは香港でG1・5勝している堀厩舎のノウハウがあるでしょう。

ただ、サリオスが出走する香港マイルは現在15連勝中で地元香港の英雄・ゴールデンシックスティがドンと構えています。そして日本勢もダンノキングリー・インディチャンプと強力。それらに対して低迷が続いていると言えるサリオス。勢いの差は歴然でローテ的にも厳しいのは否めません。ただ、個人的には松山Jと手が合っていると思えなかったので、D.レーンJとの再コンビ結成でレースへ臨むことに淡い期待。

最内からのスタートは良いとは言えませんが、出たなりの位置で脚を温存し、決め打ちするように末脚一手に賭けて欲しいところ。正攻法では現状マイルは幾らか長いですし、外からスパッと交わされてしまうと諦めてしまうところもあるのかなと思います。良い意味で気楽にレースへ臨める立場だと思うので、D.レーンJとサリオスには何とか爪跡を残せるよう、一か八か狙っていって欲しいです。