ヴァンタブラック
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：坂路コースでハロン14～17秒
調教主任「この中間も坂路でハロン14秒の調教を継続していますが、本数を積み重ねていくにつれて動きだけではなく、体にメリハリが出て来ました。脚元含めて問題なく進められていますし、ここまで順調そのものです。須貝師から、『いつでも戻せるように準備しておいてください』と連絡をいただいていますので、移動に備えて態勢を整えておきたいと思います。馬体重は５４９キロです」（12/3近況）
ロコポルティ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14～17秒
調教主任「調子が上向いてからはハロン15秒のペースでも余裕を持って駆け上がってくれるようになってきましたので、この中間からより負荷を強めています。今週は週2回15-15から、ラスト1ハロンは14秒まで脚を伸ばすようにしていますが、反応・動きともに良いですね。この調子で更に良化を促していきたいと思います。馬体重は５５８キロです」（12/3近況）
ミスビアンカ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、トレッドミル
調教主任「こちらに戻ってきた後も心身の状態は良い意味で変わりなかったので、トレッドミルでの運動を経て、今週から周回コースで乗り出しています。以前と違ってすぐ立ち上げていけるように、精神面の成長が大きいですね。コースに入った後もリラックスしていますし、それだけ気持ちに余裕があるのでしょう。この調子でより強度を上げたメニューに移行していければと思っています。馬体重は４８４キロです」（12/3近況）
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ヴァンタブラックはこの中間も熱心に乗り込んでおり、帰厩の声が届ければ、すぐＯＫな状況。番組表を見ると、次走は２６日のダ１８００ｍが有力かなと思うので、逆算はしているのでしょう。
ロコポルティは元々攻め駆けするので、ＮＦしがらきで意欲的に乗られていることに特に感想はありませんが、気性面での脆さが徐々に結果に繋がってきているので、しっかりプレッシャーを掛けながら、我慢できるように取り組んで欲しいです。また、差し・追い込みに脚質を転換することも視野に入れ、牧場で試しておいてもらえればと思います。
２連勝中のミスビアンカはＮＦしがらきで英気を養っていますが、出来る限り、力むことがないようにサラッと調教に取り組み、精神面でのストレスを軽減することを意識。このパターンで潜在能力を引き出せているので、今後も同様の調整を意識していくのみです。そしてその中でミスビアンカ自身も成熟してきてくれれば、まだ上を目指せるのかなと見ています。
