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右トモ種子骨の骨折休養から約11ヶ月ぶりの実戦。追い切りでは相変わらず好時計を連発して脚力は健在も、ブランクが響いている様子でモタモタして動き切れていない面もあって…。57キロで出走できるのは悪くないも、先ずは無事に走り終えて欲しい。★ダイアトニック


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ダイアトニック(牡・安田隆)父ロードカナロア 母トゥハーモニー

日曜札幌11R キーンランドC(G3・芝1200m)7枠13番 池添J

・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:25日に札幌芝コースで時計

安田隆師「札幌競馬場への移動は昨年経験していることもあって、到着後はいつも通り落ち着いて過ごしていました。25日の追い切りには、池添謙一騎手に手伝ってもらい、芝コースで時計を出しています。終いの反応や息づかいを確認してもらいましたが、『久々の割には、息づかいはしっかり出来ていますし、仕掛けてからの反応は良かったですよ。体は幾分余裕が感じられたものの、さすが重賞馬らしい動きでしたし、これで更に良くなってきそうです』と、良い感触を掴んでくれました。帰厩時は520キロ台で戻ってきましたが、脚元に負担が掛からないようにじっくりと時間を掛けて仕上げたこともあって、現時点で484キロですから、滞在競馬ということを考えると、480キロ前後での競馬となりそうです。昨年の京都金杯では、手応えの割にモタモタしていたことを考えると、もう少し引き締めて470キロ台で競馬に向かうのが理想ですね。帰厩してからここまで脚元を気にせず進められたのは何よりですし、しっかり調教を積んできていますから、復帰戦を勝利して3つ目のタイトルを獲得してもらいたいところです」

池 添 25札芝良 67.4- 52.1- 37.2- 11.9 馬なり余力

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第2回札幌6日目(08月29日)
11R キーンランドC(G3)
芝1200メートル 3歳上OP 指定 国際 別定 発走15:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ロードアクア 牡5 56.0 団野大成
1 2 ソロユニット 牝3 51.0 古川吉洋
2 3 アストラエンブレム せ8 56.0 吉田隼人
2 4 タイセイアベニール 牡6 56.0 藤岡佑介
3 5 メイケイエール 牝3 52.0 武豊
3 6 カツジ 牡6 58.0 横山武史
4 7 ヒロイックアゲン 牝7 54.0 秋山稔樹
4 8 セイウンコウセイ 牡8 58.0 勝浦正樹
5 9 エイティーンガール 牝5 55.0 横山和生
5 10 シュウジ 牡8 57.0 丹内祐次
6 11 ミッキーブリランテ 牡5 56.0 和田竜二
6 12 レイハリア 牝3 51.0 亀田温心
7 13 ダイアトニック 牡6 57.0 池添謙一
7 14 カイザーメランジェ 牡6 56.0 菱田裕二
8 15 マイネルアルケミー 牡5 56.0 黛弘人
8 16 ジョーアラビカ 牡7 56.0 大野拓弥

安田隆師 「ジョッキーに感触も掴んでもらったし、正直、パンとしていれば負けられない気持ちですが、ブランクが長い今回は割引」(競馬ブックより)

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キーンランドC】ダイアトニック 仕上がりは上々 池添「実戦でどこまで息が持つか」(スポニチより)

ダイアトニックは右トモの骨折明けで約11カ月ぶりの実戦復帰。池添を背に単走で本馬場を駆け抜け、5F67秒4~1F11秒9をマークした。「しまいをしっかりやって、強め程度に動かした。初めて乗るので把握できる部分は少ないが、しっかり動けたし、悪くない。スピード感もあった。実戦でどこまで息が持つか」と池添。長期休養明けでも仕上がりは上々。1番人気だった昨年の当レースは道悪&内枠で15着に大敗したが、実力上位で軽視できない存在だ。

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 昨年のキーンランドCは雨が降り、最内枠で特殊な馬場に泣いたダイアトニック。それを境に次のスプリンターズSでは下降線の中での出走。レースではピリッとするところがなく13着と大敗。そしてレース後に右トモ種子骨の骨折が判明し、全治9ヶ月以上の診断が下ってしまいました。

その後は北海道へ戻り、まずは骨片除去手術を受けて無事終了。舎飼→曳き運動→ウォーキングマシンでの運動→トレッドミルでの運動と慎重を期しながらの調整。そして今年の4月に入ってから騎乗運動を開始。復帰まで時間はやはり掛かってしまいましたが、その過程において大きなトラブルなく来たというのは何より。そして7月15日に栗東安田隆厩舎へと戻ってきました。

帰厩当初から復帰戦をココに定め、栗東では坂路オンリーでの追い切りを消化。暑さに弱いところがあるのでその辺のケアもしつつ、早くから好時計をマーク。脚力はまだまだ錆びついていません。ただ、11ヶ月ほどのブランクがあるので、モタモタするところがあり、良い頃のピリッとした感じは窺えません。この辺りは使いつつ変わってきてくれればと思います。

ダイアトニックは19日に札幌へ向けて出発し、最終追いは札幌の芝コースで池添Jを背にサラッと末を伸ばしています。映像を見ると、スピード感はまずまず感じられるも、長距離輸送を挟んでも馬体の減りが少なく、動きはやや重苦しい感じ。元々ピッチ走法で硬めのフットワークですが、休養前はもう少し柔らかみはあったと思うので、息は整っていたとしても、今回は割引が必要でしょう。

ただ、地力は上位ですし、G3で57キロで出走できることは悪くありません。内枠でゴチャ付くよりは外目の枠で他馬を見ながら進めるのも良いでしょう。それ故。いきなり好走しても不思議ではありませんが、11ヶ月ぶりの実戦になるので、まずは無事に走り終えて欲しいところ。そして使いつつジワッと上向いてきてくれればと思います。また、これまではダートを使ってきていませんが、復帰後の成績が芳しくなければ、視野に入れていって欲しいです。