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日曜日(6/20)の出資馬・出走記事(シルク)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain バラキエル

日曜札幌6R 3歳未勝利(ダ1700m)3枠3番 永島まなみJ

・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:16日に札幌ダートコースで時計

大久保師「前走後も、目立ったダメージはなかったことから、11日から乗り運動を開始しました。馬の雰囲気を見ている限り、最後まで一生懸命走り切った感じではなく、交わされたところで自分から止めてしまっているのかなと思いました。ですから、16日の追い切りでは、ダートコースで長めから時計を出しましたが、最後まで止めることもなく、前回と同様に集中して走ってくれました。1200m戦でもスッと先行出来たように、前向きさが出てきたのは収穫だと思うので、後は最後まで気持ちを切らさないような極端な競馬をしないといけませんね。前走は手応えの良さから、自信を持ち過ぎてギリギリまで追い出しを我慢してしまったところがありましたから、他が動いていく前に自分から競馬を作っていくようなレースを心掛けてもらおうと思っています。ギリギリまで番組を検討した結果、6月20日の札幌・ダ1700m戦に永島まなみ騎手で投票させていただきました。4キロ減の斤量は間違いなく有利になるはずなので、集中力を切らさないように積極的な競馬をしてもらいたいですね」(6/17近況)

助 手 16札ダ稍 71.4- 55.2- 40.0- 13.0 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスターサファリ

日曜阪神6R 3歳未勝利(芝1800m)7枠14番 浜中J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:16日にCWコースで時計

藤岡師「16日にCWコースで追い切りました。道中は先行し、最後の直線で同じ3歳未勝利馬の外側に併せて行きましたが、クビ差遅れたものの、この馬なりに最後までしっかり伸びていましたし、ラスト1ハロンは12.0秒と時計としては十分動けていますね。以前は力のいるウッドチップコースでは、トモの緩さからもう一つ動き切れなかったものの、今週の追い切りではそれを感じさせないほどの力強さが窺えました。依然、トモに緩さがあるものの、坂路では馬場が悪くても最後まで力強く駆け上がってくれるようになりましたし、この馬なりに逞しくなっていると思います。息づかいの感じや体つきを見る限り、今週の追い切りで態勢が整ったと判断し、6月20日阪神・芝1800mに浜中Jで投票させていただきました。前走は最後まで気持ちは走る方に向いていたものの、緩い馬場に脚を取られて伸びを欠いてしまいましたから、週末の天候がカギになりますね。でも、開幕週の馬場なら多少馬場が渋っても対応してくれるでしょうから、好勝負を期待したいところです」(6/17近況)

助 手 16CW重 66.0- 50.9- 37.4- 12.0 一杯に追う フレイミングサン(三未勝)強めの外0.7秒先行クビ遅れ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

日曜東京7R 3歳1勝クラス(ダ1600m)7枠14番 石川J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Wコースで時計

手塚師「16日に南Wコースで追い切りを行いました。2週続けて併せ馬を消化していますし、当該週は単走でサッと終い脚を伸ばす形を採りました。ハロー明けで走りやすい馬場状態だったとは言え、動きは最後までしっかりとしていて良かったですよ。この中間は念のためにゲート練習を行っていますが、ゲート内では変な仕草は見せていませんし、あとは実戦でどれだけ出てくれるかですね。こればかりは実践を通して学んでいかざるを得ない部分がありますし、出来るだけ後手を踏まないように頑張ってもらいたいところですが、これまでの調教から何度も跨ってもらって、そういった難しさがある馬だと分かってくれている裕紀人(石川裕紀人騎手)に今回は手綱を取ってもらうことにしました。想定を見ると1勝クラスにしては骨っぽいメンバー構成になりそうですが、アナンシエーションも力を持っていることは間違いないですし、ここでも良い走りを期待しています」(6/16近況)

石川裕 16南W稍 68.2- 53.1- 39.2- 12.8 馬なり余力

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日曜日(6/20)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。

良いタイミングで前走地方交流戦に使うことができたバラキエル。距離を一気に1200mまで短縮してレースへ臨みましたが、スタートは少し出負けする形になるも、二の脚が付いてスッとハナまで行けたのはビックリ。道中、楽なペースで引っ張ることは出来ましたが、人気各馬が早めに押し上げてきて4角手前では外から被せられることに。そこで集中力が切れてしまい、直線での伸び・粘りを欠きました。

その前走から約10日のローテで臨む今回。今週3鞍組まれているダ1700mを最後まで吟味した結果、日曜5Rへ回ってきましたが、追い切りはサラッとやった程度。まあ、強行軍でもクタッとした感じは窺えません。鞍上には今年デビューした永島まなみJ。4キロ減で臨めること自体は有利ですが、交流戦で5着に終わっている馬。小回りのダ1700mも若干長いように思います。厳しい結果は回避できませんが、前走の二の脚ならハナへは行けそう。また、前走では後続を引き付けしまったのは失敗。外から被せられないように多少オーバーペースでも逃げないと。出資馬に初騎乗となる永島Jには失速を恐れずに攻めの騎乗をお願いしたいです。

緩さが残るミスターサファリには前走の不良馬場での1戦は辛かったと思いますが、外から交わされても集中力を乱すことなく、この馬なりに辛抱できたことだけは評価。ただ、ローカル場所でこの結果・内容では1勝を上げるのは正直容易ではありません。

前走後はNFしがらきで再調整となりましたが、タフな馬場を走り抜いたために良化がスロー。その後、左前脚に裂蹄が認められ、騎乗運動をストップしてウォーキングマシンのみの運動へ逆戻り。4分3蹄鉄に履き替えてからは歩様の違和感が出ることはなく、着実に攻めを強化することができたので大きな遅れ・頓挫には繋がりませんでした。そして5月末に厩舎へ戻ってきています。

帰厩後の追い切り・調教はこの馬なりに順調。以前より坂路で動けるようになってきたのは幾らかでもトモがパンとしてきた証でしょう。ただ、もっともっとしっかりしてきて欲しいというのが率直なところ。

3戦目に選んできた番組は阪神外回りの芝1800m。距離短縮はプラスだと思いますし、ワンターンの競馬で息の長い脚を使ってくれれば。ただ、前日までの雨の影響が残り、良馬場での競馬は見込めないのは残念。折角、開幕週に照準を合わせてきたのに…。運のなさを感じてしまいます。今回は浜中Jとの初コンビとなりますが、勝ち負けを狙うよりも、次走以降に繋がるように着を拾うような競馬(5着以内)でも良いとは個人的には思います。

アナンシエーションはデビュー戦からずっと東京・ダ1600mを使ってきて、今回5戦目。デビュー戦は快勝してくれたのですが、それ以降は強い競馬をしているのですが、どうしてもスタートで後手を踏むので、勝ち運に見放されています。ただ、前走で出遅れたのは最内枠の分。結構、枠内で辛抱は出来ていました。そしてレースではHペースを追い掛け、残り200mでは先頭に立つシーンがあったのですが、最後は大外からクリーンスレイトの強襲を食らっての2着。正直、他馬に差されるとは考えていなかったので、ショックな負け方でしたが、クリースレイトは本日行われるユニコーンSで有力馬の1頭に数えられているので、相手が悪かったと言えますし、展開が味方した分もあります。

前走後はNF天栄へリフレッシュ。じっくり夏休みを与えてくれるのかなと見ていたら、回復が思いのほか早かったためにココへ。帰厩後の調整はひとまず順調に仕上がったと思いますが、前走からまもないということでアナンシエーションはイラつき気味。目に見えない疲れを少し残しているのでしょう。暑さも得意ではないのかな? 本調子ではありません。そして今回は古馬との1戦になりますし、3歳馬の中でも未勝利戦で派手なパフォーマンスを見せた馬が2頭ほど参戦。これまでとはちょっと相手が違います。

また、今回の鞍上はC.ルメールJではなく、石川Jとの初コンビで臨みます。先約が入っていたからでしょう。石川Jはこれまで追い切りで何度か騎乗して感触を掴んでくれていると思うので、テン乗りの不安はさほどないでしょう。レースでのポイントは今回もゲートになってくると思いますが、外目の偶数枠と良い枠を引き当ててくれました。イラつき気味なのは気にはなりますが、そこまで大きなロスにはならず、レースの流れについていけるかと思います。そうすれば脚を温存しつつ、直線へ向ける筈。パサパサの良馬場の方が向いているタイプだと思いますが、追ってからの脚は安定しているので、大崩れはないでしょう。ただ、今回は勝ち切って、これで夏休みに入って欲しいところ。まだまだ上を目指せる素材だと思いますし、勝つことで自信を取り戻して欲しいです。