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日曜日(2/27)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain メッセージソング

日曜阪神2R 3歳未勝利(ダ1800m)3枠4番 藤岡康J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:23日にCWコースで時計

藤岡師「小倉開催を視野に入れていましたが、想定を見る限り、ダ1700m戦は除外濃厚でしたので、2月27日の阪神・ダ1800m戦に康太(藤岡康太騎手)で出馬投票させていただきました。23日にCWコースで追い切りを行い、先週に引き続いてチークピーシズを着けてみたところ、所々で気を抜くようなところがあったものの、鞍上が肩鞭を入れて気合いを付けると反応して、最後まで真面目に走ってくれました。初戦は追い切りを積み重ねていくにつれて良く動けるようになってきていたものの、まだ体に余裕が感じられましたし、気持ちも走る方に向いていなかったですね。もう少し経験が必要なのは確かですが、一度競馬を使ったことによって、走りに前向きさが出てきているのは確かですし、この馬なりに上積みが感じられますよ。力のある馬ですから阪神の坂は対応してくれると思いますので、後は砂を被らない位置でスムーズな競馬が出来れば好勝負が期待できるはずです」(2/24近況)

助 手 20栗坂稍 58.1- 42.7- 28.1- 13.2 馬なり余力 ファンジオ(三歳1勝)馬なりを0.1秒追走同入
藤岡康 23CW良 68.3- 53.0- 37.5- 11.5 馬なり余力 ファンジオ(三歳1勝)一杯の外0.4秒先行クビ先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

日曜小倉4R 障害4歳上未勝利(障2860m)7枠10番 小野寺J

・在厩場所:小倉競馬場
・調教内容:23日に小倉ダートコースで時計

菊沢師「その後も順調に調整を進めることが出来ており、23日には小野寺祐太騎手に騎乗してもらい、障害練習を行った後にダートコースで時計を出しています。追い切りは半マイルから53.0秒のタイムをマークしており、現地のスタッフからは動きには軽快感があって良かったと報告を受けています。障害も落ち着いて飛越できているようですし、前走の状態をキープして今週末の競馬に向かうことが出来そうです。先週は雨が降って馬場が悪く、あの状態だと辛かったと思いますが、今週はあそこまで悪化することは無いでしょう。障害2戦目の前走で変わり身を見せてくれて、十分勝負になることは分かりましたし、ここで良い結果を残してもらえればと期待しています」(2/24近況)

小野寺 23小障良 53.0- 38.7- 12.7 馬なり余力 コスモホクシン古馬1勝)馬なりの内同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

日曜中山12R 4歳上2勝クラス(ダ1800m)3枠5番 石川J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:23日に南Wコースで時計

手塚師「23日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はアナンシエーションが先行する形で進め、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は同入しています。全体の時計は69秒を切るくらいとそこまで目立つものではなかったものの、馬なりのままでラスト1ハロンは11秒台を計時できているように、一度競馬を使ったことで身のこなしの軽快感が増してきている印象です。この中間にはゲートの練習を行っていますが、大人しく駐立出来ていますし、これ以上はトレセンで練習する必要はなさそうです。あとは当日の状態を見て、レース直前に駐立の確認を行えればと考えています。この条件は1勝クラスでしっかりと結果を出してくれていますし、アナンシエーションを担当しているスタッフがこの春で定年を迎えることから、それに花を添えるような結果を残してくれれば嬉しいですね」(2/23近況)

助 手 20美坂重 56.7- 42.4- 28.2- 13.9 馬なり余力
助 手 23南W良 68.9- 53.1- 37.9- 11.7 馬なり余力 ヴァーンフリート(三歳1勝)馬なりの外0.8秒先行同入

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日曜日(2/27)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※同日の阪急杯(G3)に出走するダイアトニックは別記事にて。

新馬戦がある間にデビューすることができたのは良かったも、レースでは心身の幼さが酷かったメッセージソング。早くから鞭が入り、4角を回ってくる時の鞍上の手応えにも余裕なし。普通なら大敗まであっても不思議ではない走りっぷりでしたが、直線で追われてからは渋太い伸びを披露。また、他馬と馬体を接することになった際には食い下がろうとするヤル気も見えました。結果は6着でのフィニッシュとなりましたが、ドタバタ走っている中でも、この着順にまとめることができたのは体力がある証拠ですし、能力自体はほんの少し覗かせた程度だったかと思います。

デビュー戦後は一旦仕切り直しするのかなと見ていたら、力を出し切っていないので疲れが少なかったこと+レース経験を積んでいく方が得策ということで在厩調整で2戦目へ。中1週のローテで先週の小倉・ダ1700mを目指してきましたが、こちらは除外となり、今週は出走枠に入れそうな阪神へ回り、無事出走が確定となりました。

追い切りはデビュー前からそれなりに動いていましたが、この中間から集中力アップの為にチークピーシズを着用。まだ幾らか気を抜くような幼さは見せているようですが、それでも大分真面目に走るようになってきて、追い切りの時計・内容は良化。1度使ったことでシャキッとしてきています。あとは実戦で砂を被った時にどういう反応を示すのか。かなり嫌がってしまうとレースにならないと思いますが、こればかりはレースを見てみないと。藤岡康Jも出来るだけ砂を被らず、揉まれない位置で運ぼうとはしてくれる筈です。

全てが噛み合えば、デビュー戦からの一変が期待できそうも、経験を積みながら良くなってきそうなところを前走以上にまずは見せてもらいたいです。

アンブロジオはまだまだ飛越が上手になってきたとは言えないも、障害2戦目となった前走ではレース終盤の平地部分を最大活用して2着へ。相手関係に恵まれた部分もあったんだと思いますが、障害馬としてもうひと頑張りできそうな感触は掴めたと思います。

その後は在厩調整を続け、2度目の小倉戦へ。中2週のローテとなりますが、小倉での生活に慣れてきたのか落ち着きが出てきて、追い切りの動きは軽快。高いレベルでデキはキープ出来ています。また、レースの組み立てとすれば、序盤はマイペースでレースの流れに乗っていってもらい、前走同様に平地部分で3勝クラスまで駆け上がった脚力を生かして前へ取りつく戦法。そして平地部分で一気に先頭へ立てるぐらいなら勝ち負けできそうですが、まだそこまで求めるのは酷かも。経験を積みながら飛越でのスムーズさを増すことが出来れば、未勝利は勝てる力はあると思うので、今回は1戦ごとに進化していっていることを見せる走りをしてくれればと思います。

アナンシエーションは担当厩務員・滝口氏の勇退の花道を飾る為、タフな競馬となった前走後も在厩調整を続けてココへ。中山・ダ1800mで勝ち鞍こそありますが、まだまだ器用さに欠けるところがあるので、ワンターンで走れる東京・ダ1600mがベストでしょうが、昇級2戦目でしっかり変わったように力はこのクラスでも上位。また、前走から着用しているパシュファイア―で砂を被ることを嫌がる面は軽減出来たので、4つのコーナーを回る今回の舞台でもスムーズに立ち回れると思います。あとは馬体重が少しでも絞れて来てくれれば、より安心感は出てくるでしょう。

状態面に関しては心配な面は見受けられませんし、追い切りの動きは変わらず良好。大きな上積みはなくても、力は出せる状態にはあります。次に相手関係に目を遣ると1番のライバルは戸崎Jが乗るロンコーネ。これまで9戦走って全て3着以内という安定感は光りますし、前走の勝ちっぷりは勢いが出てきそうな好雰囲気。東京よりも中山が合っていると思うので、厄介な相手となりそうです。

ただ、アナンシエーションは先に2勝クラスのレースを経験して結果を出している優位さはあるので、今回もゲートでのロスを最小限に止め、自分のリズムで走ることに徹してもらえれば、結果はついてきてくれるでしょう。引き続き、アナンシエーションと手が合う石川Jが乗ってくれるのは心強いですし、勇退される厩務員さんの花道を勝利で飾ってあげて欲しいです。