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土曜日(6/19)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ

土曜阪神7R 3歳上1勝クラス(ダ1400m)3枠6番 和田J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:16日に坂路コースで時計

西園師「16日に坂路で追い切りました。気持ちが乗り過ぎないように単走で行いましたが、テンから意識的に仕掛けていっても集中力を欠くこともなく、最後まで力強く駆け上がってくれましたよ。前走は昇級戦とはいえ、ペース自体は未勝利戦を勝ち上がった時と同じような時計でしたから、結果的に慎重に乗り過ぎてしまったかなと思います。今回から古馬と一緒に走ることになりますが、54キロの斤量が有利になるのは間違いないですし、それに1400mなら流れに乗り遅れることはないでしょうから、好位で運んで最後の直線で抜け出す競馬が理想ですね。それに今回は未勝利戦で勝利に導いてくれた和田竜Jに手が戻るので、彼の手綱捌きにも期待したいところです」(6/17近況)

助 手 16栗坂重 52.6- 38.1- 24.8- 12.4 一杯に追う 

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

土曜阪神12R 3歳上1勝クラス・牝馬(芝1200m)6枠8番 斎藤J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:16日に坂路コースで時計

高橋義忠師「前走同様に、11日に坂路でしっかり負荷を掛けて時計を出して、16日の追い切りは坂路でサッと反応を確かめる程度に控えました。11日の追い切りでは、レースにも騎乗する斎藤新騎手に手伝ってもらったところ、『テンから意識的に負荷を掛けていきましたが、道中は自らハミを取っていくほどの前向きさがあり、仕掛けに入ってからも最後まで力強く伸びてくれました。動きの感じから1勝クラスにいるような馬ではないですし、この馬の良いところを引き出してあげれば力を発揮してくれそうです』と良い感触を掴んでくれたようです。時間を掛けずにレースに向かうようにしてからは、以前ほど走るのを止めることはないものの、交わされるとそこで気を抜いてしまいますね。現状はスピードを活かして揉まれない形のまま粘り込む競馬が理想だと思うので、斎藤新騎手にはそのような競馬を意識してもらうよう伝えています。何かしらきっかけを掴めばトントン拍子で上のクラスに上がってくれるだけの力を持っている馬だと思いますから、斎藤新騎手とのコンビで好勝負を期待したいところです」(6/17近況)

助 手 16栗坂重 54.3- 39.2- 25.2- 12.6 馬なり余力

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土曜日(6/19)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

1勝クラスへの昇級戦となった前走はスタートこそ互角に出るも、テンのスピードで他馬に劣ってしまったロコポルティ。それにより内目の馬群からの競馬を強いられ、序盤はキックバックを浴びてジリジリと中団までポジションを下げる形。残り600mぐらいから挽回していきましたが、それでも4角を回る時は先頭と5馬身ほど差があったと思います。そして直線では一瞬馬群を縫う形で伸びてきましたが、残り200mあたりで内へモタれて立て直すロス。そこからは前との差を詰め切れずに6着に敗れましたが、揉まれる競馬になって辛抱できたのは今後に繋がると思います。また、前走の上位勢は良いスピードを持っていて、レベルの高い1戦だったと思います。

その前走から一息入れて臨む今回。理想は3歳馬同士の内にもう1戦できれば良かったのですが、デビュー戦で内ラチに接触して落馬した経験があるので、中京で使うことを躊躇して阪神まで待つ形。それにより約1ヶ月間、レースへ向けて調整・追い切りを重ねることが出来、仕上がりは良好。4週連続で坂路で52~53秒台ー上がり1ハロン12秒前半をマークしているのは何気に凄いです。

個人的にはダ1200mがベストだと思っていましたが、前走で手綱を取ってくれた岩田康Jが『もう少し距離がある方が良いのでは』ということで、今回は1ハロン延長のダ1400mへ。これにより、スタートから良い位置を確保してレースの流れに乗れれば良いのですが…。まあ、その辺はロコポルティを勝たせてくれた和田竜Jの手腕に期待。テンから気を抜かさずに動かしてくれると見ています。あとはワンテンポ待って仕掛けることで最後まで伸び切って欲しいです。

相手関係に目を遣ると、今回は古馬との初対戦。芝のレースでは斤量差を生かして3歳勢の活躍が目立つも、ダートに関しては古馬の頑張りが目立ちます。単に3歳馬のダートのレベルがちょっと低いのかもしれません。4歳馬のレッドブロンクス・スターズプレミアらは大崩れはないでしょう。また、前日の雨でダートは重~稍重での出走となりそう。この距離は1度しか経験していませんが、その時の走破時計が1分26秒9で最後は失速気味。デキの良さと伸びシロで上位を窺って欲しいところですが、計算上は分が悪そうです。それ故、今回も気楽な気持ちで、ロコポルティと和田Jの走りを見守りたいです。勿論、このクラスで低迷してもらっては困るのですが。

前走の新潟戦では久々に芝を使ってきたミスビアンカ。好発を決めて先手を奪うと、直線を向くまで突かれることなくマイペースの逃げ。馬場は稍重でパワーを要求される形になりましたが、攻め駆けするこの馬にはむしろ良かった様子。直線で後続を突き放すことは出来ませんでしたが、最後まで渋太く頑張り、何とか凌ぎ切ったかなというところで内をスクわれての2着。ホント惜しい1戦でしたが、芝で良さが生きたかなと思います。ただ、この結果は外から被せられなかったのが幸いしたもの。早めに外からパスされていたら、これまで通り、集中力が切れていたのかなと推測します。

前走後はいつも通り、NFしがらきでリフレッシュ。当初は北海道へ連れていくことを検討していましたが、順調に回復が進んだことで中3週のローテでココへ。タフな新潟の馬場を走り抜いた疲れが完全に取り除けたかとなるとやや疑問も、11日に今回の手綱を握る斎藤Jを背に坂路で猛時計をマーク。直前は余力を残した形でサラッとやられましたが、スピード感ある動きを見せてくれています。

相手関係に目を遣ると、この距離で実績を残している3歳馬(フォドラ・デルマカンノん)が斤量の優位さもあって上位人気を形成。差し脚は堅実で時計面での裏付けもあります。それらに対するミスビアンカにとって1200mは初めての距離。ただ、ダッシュ力があって、良いスピードの持ち主。集中力を維持するにはむしろ歓迎材料かなと思います。あとは展開ですが、最内枠のカゼノタニノアヤカがハナを主張するかと思いますが、スタートを普通に出てくれればテンの速さはこちらでしょう。行き切ってしまうのか外目の2番手から進めるのかは陣営と斎藤Jとの間でしっかり打ち合わせしてもらえればと思います。そして今回も好走する条件として、外から被せられることを是が非でも阻止してもらいたいです。