パイタの19(牡・橋口)父イスラボニータ
2020.09.15
・社台ファーム
昼夜放牧を続けながら、日中にブレーキングをおこなっています。素直でメンタルが安定しているため、トレーニングもスムーズに進んでいます。人間には従順ですが、他馬に対しては闘争心を見せていて、競走馬らしい性格を備えているようです。丸みと伸びやかさが目立つ馬体に幅が出て、一段と逞しさを増しました。皮膚も薄く、肌艶の良さも目立っています。ブレーキングでは、弾力性に富んだ柔らかな動きを披露。首の使い方も上手で、小気味良いアクションで前へと進んでいきます。馬体重は461キロです。
2020.10.30
・社台ファーム
週2回のペースで、坂路に入れての集団調教をおこなっているほか、周回ウッドコース、トレッドミルでのキャンターを続けています。坂路ではしっかりとした動きを見せていて、柔軟性にも優れています。胸部に深みが出て、腹部、トモの厚みも増してきました。体高も出てきて、ここに来ての馬体の成長が際立っています。競走馬らしい勝ち気な面も持っていますが、人間の指示には素直に従ってくれます。皮膚が薄く、エネルギーの代謝が良い点も強調材料。将来が本当に楽しみな、期待の素質馬です。馬体重は476キロです
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
パイタの19は他の社台ファームで育成中の牡馬と比べると、少し調教が遅れているのか坂路調教の動画はなかったですが、耳をあまり動かさずに引いている人に従順な様子は好感。9月と10月の写真を見比べると、少し背が伸びたことでボテッとした馬体がスッキリ見せるように。また、これから乗り込みを重ねていくことで馬体には筋肉の凹凸が出来、メリハリが増してくれるでしょう。
次回の更新では坂路調教の走りを確認できると思うので、どういう身のこなし・前捌きをしているのかに注目したいです。