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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

トモの具合が戻り切らないのは悩ましいも、27日の最終追いでは前進気勢があって雰囲気は良好。ブリンカー装着の効果は大きそう。内目の枠を引き当てたので、2年前に勝った時のレースの再現を目指して欲しい。☆ピクシーナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

日曜中山11R スプリンターズS(G1・芝1200m)2枠3番 戸崎J

・在厩場所:栗東トレセン

音無師「先週末、左トモに幾らか疲れが見られましたので、ショックウェーブの治療を施してもらいました。治療の甲斐あって、すぐシャキッとしてくれましたし、全休日明けの26日の調教ではしっかりと踏み込めていたことから、27日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。先週に引き続き、祐一(福永祐一技術調教師)に騎乗してもらい、負荷が掛かり過ぎないよう、終い重点で脚を延ばすように指示を出していましたが、『先週騎乗した際は、良い頃と比較するとトモの踏み込みがもう一つでしたね。元々、自分から進んで動くタイプではなく、騎乗者がしっかり動かしてあげないといけないところがあるので、坂路に入る前の準備運動からしっかりトモを動かそうと思いました。角馬場で時間を掛けて動かすと、良い感じで歩くことが出来ていたので、これなら追い切りでもしっかり走ってくれそうだなと思いました。実際、坂路コースに入ってキャンターを開始すると、先週よりも動きが素軽く感じましたし、ラスト2ハロンから促していくと、グッとハミを取って進んで行く前向きさも見られました。今回はブリンカーを着けましたが、ガツンとハミを取るほどではなかったものの、その効果も良い方に出ているかもしれません。欲を言えばもう1本欲しい気持ちはありますが、このひと追いでもう一段階上向いてくるでしょうし、復調の兆しは見えてきたかなと思います』とのことでした。一番良い頃の状態を知っているだけに、辛口なコメントではあったものの、悲観するコメントではなかったですし、前走よりも良い状態で本番に向かうことが出来そうです。セントウルSでは着順こそ振るわなかったものの、ゲートを出てすぐ躓くアクシデントがありながらも、最後はしっかり伸びて勝ち馬に0.5秒しか負けていないのですから、スタートさえ決まれば違った結果になっていたはずです。戸崎騎手も今回で4度目の騎乗となりますし、乗り慣れた中山競馬場なら自信をもってレースに挑んでくれるはずですから、このコンビで一昨年のスプリンターズS以来の勝利を挙げてもらいたいところです」(9/27近況)

調教師 21栗坂良 59.6 - 43.1 - 28.3 - 14.3 馬ナリ
調教師 27栗坂良 54.2 - 38.6 - 24.7 - 12.1 強め レッドバロッサ(古馬3勝)強めを0.4秒追走0.2秒先着

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第4回中山9日目(10月01日)
11R スプリンターズS(G1)
芝1200メートル 3歳上OP 指定 国際 定量 発走15:40
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ナムラクレア    牝4    56.0    浜中俊
1    2    テイエムスパーダ    牝4    56.0    富田暁
2    3    ピクシーナイト    牡5    58.0    戸崎圭太
2    4    ナランフレグ    牡7    58.0    丸田恭介
3    5    ウインマーベル    牡4    58.0    松山弘平
3    6    ママコチャ    牝4    56.0    川田将雅
4    7    オールアットワンス    牝5    56.0    石川裕紀人
4    8    メイケイエール    牝5    56.0    池添謙
5    9    アグリ    牡4    58.0    横山典弘
5    10    マッドクール    牡4    58.0    坂井瑠星
6    11    ジュビリーヘッド    牡6    58.0    北村友一
6    12    ドルチェモア    牡3    56.0    西村淳也
7    13    ジャスパークローネ    牡4    58.0    団野大成
7    14    エイシンスポッター    牡4    58.0    角田大河
8    15    キミワクイーン    牝4    56.0    横山武史
8    16    モズメイメイ    牝3    54.0    武豊

○田中助手 「追い切りは坂路で先週同様に福永調教師騎乗で。先週より1段階上がっていると言ってもらえましたし、今回はブリンカーも着けますからね。その効果にも期待。(競馬ブックより)

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暑さを耐え忍び、前走後はNFしがらきで丹念に乗り込み、帰厩後も熱心な調教&追い切りを課して前走セントウルSへ臨んだピクシーナイト。そろそろ復活の狼煙を上げる好走を期待したのですが、ゲート出が甘く、その後に躓いてしまうロス。ピリッとさせる意味でも先行策を考えていましたが、そのプランは台無しに。最後の直線ではじわじわ脚を伸ばしてくれましたが、正直ガッカリな1戦になってしまいました。

その後は1週間ほどNFしがらきへ移動してリフレッシュ。メンテナンスをしっかり行ってもらったかと思いますが、21日の追い切りを終えた後で左トモに幾らか疲れを確認。ショックウェーブ治療を施し、トモは回復してくれましたが、27日の最終追いが上がり重点でやや負荷が軽くなった印象も。福永師がしっかり促し、ブリンカー装着で動きには軽さが出て、雰囲気は悪くないのですが…。あとは追い切り+中山への長距離輸送を経て、馬体重がどこまで引き締まってきてくれるか。

また、外目の枠が当たると期待薄だなと見ていたところで、2枠3番は追い風。欲を言えば、偶数枠が欲しかったですが。戸崎Jには良かった頃のトモの迫力が戻っていない分、行き脚が付かないと思うので、五分のスタートから意識的に促していき、良い位置を死守して欲しいです。隣のテイエムスパーダがハナへ行くと思うので、その進路を有効活用を。ブリンカー装着も勝負手としては良いと見ています。2年前に勝った時のレースをどこまで再現できるかどうか。

まあ、正直、簡単には行かないでしょうが、良い風はピクシーナイト陣営に吹いてきていると思うので、G1の大舞台で高らかに復活を告げる走りを見せてもらいたいです。

日曜日(10/1)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードマンハイム

2023.09.28
10月1日(日)阪神6R・3歳上1勝クラス・混合・芝1600mにM.デムーロJで出走します。9月27日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。発走は12時40分です。

2023.09.27
10月1日(日)阪神・3歳上1勝クラス・混合・芝1600mにM.デムーロJで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位1番目、同順位4頭で出走可能です。9月27日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。

○友道調教師 「間隔が詰まる点も考慮し、9月27日(水)はCウッドで反応を確かめる内容。6ハロン86秒9、ラスト12秒0の時計を出しました。『凄く良い馬で、レース本番も楽しみ』と初コンタクトのジョッキーも好感触を得た様子。巻き返しが可能なコンディションです」

≪調教時計≫
2023 9 22 プール 2周
2023 9 24 助 手 栗CW良 41.4 12.0 (6) 馬ナリ余力
2023 9 27 Mデム 栗CW良 86.9 70.1 54.6 39.1 12.0 強めに追う

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

f:id:yakifish:20200513050027g:plain サンクフィーユ

2023.09.28
10月1日(日)阪神9R・武田尾特別・混合・芝1800mに岩田望Jで出走します。9月27日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。なお、ブリンカーを装着します。発走は14時15分です。

2023.09.27
10月1日(日)阪神・武田尾特別・混合・芝1800mに岩田望Jで予定しています。同レースはフルゲート18頭。現段階では優先順位10番目、同順位1頭で出走可能です。9月27日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。

○中内田調教師 「先週末以降はすっかり硬さが解れており、順調にメニューを消化。9月27日(水)はCコースでトータル70秒9、終い11秒3のタイムを記録しました。僚馬の動きに合わせてあげる感じで余力十分。岩田望来騎手を鞍上に迎え、今週のレースへ投票しましょう」

≪調教時計≫
2023 9 22 助 手 栗坂重1回 55.2 39.7 25.3 12.5 馬ナリ余力
2023 9 27 助 手 栗CW良 87.1 70.9 54.7 38.2 11.3 馬ナリ余力 マテンロウゴールド(二歳1勝)馬ナリの外0.7秒先行クビ遅れ

2023.09.25
10月1日(日)阪神・武田尾特別・混合・芝1800mに特別登録を行っています。

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ

日曜阪神10R 堺S(ダ1800m)8枠11番 M.デムーロ

・在厩場所:栗東トレセン

西園正師「先週に併せてしっかり負荷を掛けて時計を出しているので、27日はCWコースで単走の形を採りました。6ハロン82.3秒で、ラスト1ハロン12.1秒と、上々のタイムをマークしているように、動き・反応共に良かったですよ。前走と比較すると大きな上積みこそないものの、ここ最近は調子の波が少ないですし、馬体に張りがあって馬の雰囲気がとても良いですね。前走は小回りコースでも上手に走ることが出来ましたし、勝負どころの感じも良かったですが、手前を上手く替えることが出来ず、モタモタした分、勝ち馬を捉え切れなかったですね。ミルコ(M.デムーロ騎手)は『小回りコースがどうかなと思っていましたが、展開が向いたことで流れに乗って走ることが出来ました。勝負どころの感じなら勝てるかなと思いましたが、手前替えがスムーズでなかったことと、最後の最後で甘くなってしまった分、2着に負けてしまいました。1800mに距離が延びてどうかと言う気持ちはありますが、前回のように上手く折り合えば、最後まで頑張って走ってくれると思うので、今回こそは何とか勝ち上がれるように頑張ります』とのことでした。ジョッキーは1800mに距離が延びることに不安はあるようですが、それを踏まえて騎乗してくれると思うので、好勝負を期待したいところです」(9/27近況)

助 手 27栗CW良 82.3 - 66.3 - 52.3 - 37.8 - 12.1 一杯

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日曜日(10/1)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※G1・スプリンターズSへ出走するピクシーナイトは別記事にて。

ロードマンハイムは未勝利を勝った後、一息入れて充電。前走では約3ヶ月半ぶりの実戦が昇級戦となりましたが、追い切りの動きが非常に良く、未勝利戦からの連勝を強く意識しましたが、淀みなく流れたことで脚を溜めきることが出来ず、最後はキレ負けする感じで4着。あと一押しが利きませんでしたが、そう悲観することはありません。

その前走から今回は中1週の出走。間隔が詰まることに一抹の不安はあるも、追い切りの動きは快調。27日の追い切りでは今回手綱を取ることになったM.デムーロJに跨ってもらい、上がり重点ながら力強い動き。順当に叩いた上積みは見込めそうですし、前走から馬体は幾らか締まっていそう。

あとは相手関係、他との力量差がどうかですが、1勝クラスでも力は通用するはずですし、もっともっと出世して欲しい1頭。大崩れはしないと思いますが、叩いた効果+鞍上の手腕を見越して、勝ち負けとなるレースを見せてもらいたいです。

サンクフィーユは秘めたる能力はかなりのモノだと思うも、気持ちの面でムラがあるのが1つネックに。前走は調整遅れで当初の予定とは異なりましたが、ひとまず追い切りの動きは態勢が整い、懸念材料だった中山への長距離輸送をクリア。あとは結果でサンクフィーユの将来性を示して欲しかったのですが、4つのコーナーを回るコース形態に戸惑う走りに。内枠なら結果はちょっと違ったかと思いますが、開幕週の競馬で前が止まらずに6着まで。メリハリの利いた走りが出来ないまま、ダラーッと回ってきた印象が強いです。走ることへの集中力・意欲に強く物足りなさを感じます。

そして前走後は在厩調整を続け、中2週のローテでココへ。中間の調教&追い切りはそこまで意欲的なモノではありませんが、好調はキープ。また、精神面の課題を解消するために唐突にブリンカーを着けてきました。視界が狭くなることを嫌がらなければ良いと思うのですが、効果の程は如何に。また、溜めてビュッとキレる馬ではないので、前々の競馬からひと踏ん張り・粘り込みがこの馬の身上。

現状、ワンターンのコースが合うと思うので、前走からの巻き返し・反撃を期待。スタート次第ではハナへ行っても良いのかなと見ています。悪くてもこのクラス突破にメドのつく走り・結果をお願いします。

ロコポルティは一時、3勝クラスでの壁を感じていましたが、前々走では揉まれない位置で脚を溜め、渋太く伸びて6着。ちょっとレースぶりに変化を感じていたら、前走ででは勝負どころから長く良い脚を繰り出し、最後の直線は2頭のマッチレース。勢いから『ロコポルティが勝てる』と力が入ったのですが、ハナ差及ばず。ただ、ダ1700mで1分43秒2は上々の走破時計ですし、フロックではなく、力をつけてくれています。

その前走から短期放牧を挟んで臨む今回。調教や追い切りからはデキに陰りは見られずに好調をキープ。ただ、今回は久々のダ1800m戦。前々走から100mずつ距離を延ばしていることになりますが、さすがに今回はどうか。引き続き、M.デムーロJが跨ってくれるのは有難いですが、脚の使いどころが難題です。逆にこの距離を克服してOP入りを決めるようなら、ロコポルティはまだまだ出世してくれそう。

個人的にはさすがにこの距離は長く、苦戦するかなと見ていますが、勝負どころから最後の直線に掛けて、脚を伸ばして見せ場は演出してもらいたいです。

土曜日(9/30)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル

2023.09.28
9月30日(土)中山7R・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに斎藤Jで出走します。9月27日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。なお、ブリンカーを装着します。発走は13時30分です。

2023.09.27
当初のプランを変更して9月30日(土)中山・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに斎藤Jで予定しています。同レースはフルゲート16頭。現段階では優先順位15番目、同順位1頭で出走可能です。9月27日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。

○安田調教師 「9月27日(水)は全体54秒2、ラスト12秒6の内容でした。仕上がり具合からはプランを前倒ししても対応できそう。今週の中山に組まれる牝馬限定戦への投票を考えましょう。ただ、関東ブロックで除外される可能性も。ギリギリまで他陣営の動向を見極めます」

≪調教時計≫
2023 9 24 助 手 栗坂良1回 59.6 43.3 27.9 13.9 馬ナリ余力
2023 9 27 助 手 栗坂良1回 54.2 39.0 25.4 12.6 末強め追う

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

土曜中山11R 秋風S(芝1600m)1枠1番 石川J

・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「先週末は南Wコースにて半マイルから時計を出しており、55-40くらいに止めています。少しずつ動きだけでなく中身の良化を感じますし、良い状態ですね。当該週の追い切りは27日に南Wコースを選択しまして、2頭併せの道中はドゥラモンドが1馬身先行して、直線では外目から脚を伸ばしてくると、最後は同入で終えています。石川騎手に調教を手伝っていただきましたが、『先週しっかりとやっているので、今日は調整程度で大丈夫と先生から言われていて、無理させず相手が来た分だけ脚を伸ばす形でした。思いの他、相手の新馬が動けていましたから、それなりに負荷は掛かってしまいましたが、走りは悪くなかったですし、レースでも力を発揮できると思います』と話していました。もう少し楽に動けるかなと思っていたものの、元々極端に攻め駆けするタイプでは無いですし、5歳で良い意味で収まりも付いていますから、あまり気にしなくて良いでしょう。3走前だけでなく以前にもこの条件で勝ち負けしていますので、そろそろ3勝クラスを突破したいところです」(9/27近況)

助 手 24美W稍 55.8 - 40.2 - 13.7 馬ナリ
石川裕 27美W良 68.8 - 53.4 - 38.7 - 12.0  馬ナリ マイネルレグルス(新馬)馬ナリの外0.2秒先行同入

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土曜日(9/30)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※デビュー戦を迎えるアリスヴィクトリアは別記事にて。

フライングバレルは来月14日の新潟・ダ1800m(牝馬)へ向け、調教&追い切りを重ねていく予定でしたが、想定段階でフルゲートに達していないことから急遽狙ってきましたが、出走は無事確定。仕上げに関しては急仕上げ気味かもしれませんが、動き自体は意外と軽快。良い状態でレースへ臨めそうです。

ただ、外から被せられたり交わされると、一気に集中力が切れてしまうのがフライングバレル。如何にスンナリとしてレース展開に持ち込み、粘り込みに賭けるしかありません。

その点、2枠2番は絶好。スタートも元々上手な方なので、多少競り掛けられても、ハナへは行ける筈。また、外から交わされるとダメなので、道中は淀みなく逃げるのみ。あとはどこまで粘り通せるかです。時計の掛かる良馬場のダートで走れるのも追い風です。今回、人気は全くなく、ノーマークの存在だと思うので、斎藤Jには大胆に攻めてもらえればと思います。

ドゥラモンドは暑さを苦にするタイプではなく、新潟・芝1400mは実績のある舞台。それ故、前走では勝ち負けの争いまで食い込んでくることを期待しましたが、スタートで立ち遅れて、末脚に賭ける形へ。その結果、最後はじりじりと脚を伸ばしてくれましたが、前も止まらずの9着。大した見せ場を作れずに終わってしまいました。

その後はNF天栄での短期放牧を挟み、道悪とはいえ結果を出している中山のマイル戦へ。帰厩後の追い切りは強調できるほどはありませんが、丹念に時計をマークし、最終追いでは石川Jが騎乗。1週前追い切りでビシッとやったことがプラスに出て、動きは軽くなったように思います。状態&仕上がりは合格点を上げることが出来そう。

あとは他馬との力関係や展開が結果を左右してくるのでしょうが、最内枠に入ったのが吉と出るか凶と出るか。トリッキーなこのコースを考えると内枠有利ですが、スタートにバラつきのある馬なので、ボコッと出遅れると一気に辛くなります。まあ、石川Jもその点は十分気をつけてくれるでしょうが。個人的には出たなりで中団よりやや後ろ目ぐらいを取って欲しい。そして内が詰まることを恐れず、距離ロスを最小限にし、立ち回ってもらいたいです。

良い状態でデビュー戦を迎えられそうも、追い切りの動きはそこまで目立たず、現状は非力さが目立つ様子。まずは気分良く走ってきて欲しいが、芝の実戦で良さが出てくれれば。☆アリスヴィクトリア

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリスヴィクトリア(牝・中内田)父ロードカナロア 母ウィクトーリア

土曜阪神5R メイクデビュー阪神 2歳新馬(芝1800m)6枠8番 川田J

・在厩場所:栗東トレセン

中内田師「27日にはレースに騎乗予定の川田騎手を背にCWコースで併せて追い切っています。レース当該週と言うことで、終い重点でしっかり動かすように指示を出していましたが、手応え的には僚馬に見劣る形となってしまいました。ジョッキーは『道中は真面目に走ることが出来ていましたが、動き切れないことが嫌なのか、終始力みが見られましたね。終い重点で促していくと、最後まで頑張ろうとする姿勢は見せてくれましたが、スッと加速する感じではなかったです。ただ、気持ちが逸れることはなかったですし、体が動けるようになればもっと良い走りを見せてくれそうです』とのことでした。少し辛口ではあったものの、終い重点とはいえ、ラスト1ハロン11.2秒と、水準以上の時計をマークしているのですから、ジョッキーもそれだけ伸びしろのある馬だと感じているのでしょう。ゲート試験時よりも馬体は逞しくなっていますし、今の状態でどれだけの走りを見せてくれるか楽しみにしています」(9/27近況)

調教師 24栗坂良 56.9 - 40.9 - 25.9 - 12.4 馬ナリ マテンロウディアナ(新馬)馬ナリと同入
川 田 27栗CW良 86.8 - 70.6 - 54.4 - 37.8 - 11.2 末一杯 マテンロウゴールド(二歳1勝)馬ナリの外0.3秒先行0.1秒遅れ

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第4回阪神8日目(09月30日)
5R メイクデビュー阪神 2歳新馬
芝1800メートル 指定 馬齢 発走12:15
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    グラヴィス    牡2    55.0    坂井瑠星
2    2    クロダブシ    牡2    55.0    幸英明
3    3    インザモーメント    牡2    55.0    鮫島克駿
4    4    サイレント    牝2    55.0    松山弘平
5    5    オンザプラネット    牡2    55.0    団野大成
5    6    サウンドアレグリア    牝2    55.0    武豊
6    7    エコテーラー    牝2    54.0    角田大河
6    8    アリスヴィクトリア    牝2    55.0    川田将雅
7    9    ゴールドサーベル    牡2    55.0    和田竜二
7    10    モカラルビー    牝2    55.0    岩田望来
8    11    フォージドブリック    牡2    55.0    菱田裕二
8    12    カワカミガンビエ    牝2    54.0    泉谷楓真

○福永助手 「乗り込みは順調。能力もありそうだが、まだ非力な面が。使いつつ良くなれば」(競馬ブックより)

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ブラックエンブレムの系統にはこれまで縁がなく、母ウィクトーリアへの思い入れも正直薄いのですが、戦績から高いポテンシャルを秘めていたのは確か。また、預託先が栗東・中内田厩舎となり、必要実績で弾かれるものだと思っていましたが、初仔+父ロードカナロアが嫌われ、ウィクトーリアの21ことアリスヴィクトリアは手の届かない存在ではないことを確認。大物へ変貌する可能性もあると見て、一転出資することとなりました。

育成時のアリスヴィクトリアはこの母系らしくピリッとした面を時折窺わせるも、人間には基本従順。そして競走馬として高いセンスを秘め、調教動画は早い段階から動きの良さを披露。順調に育っていってくれさえすれば、結果は付いてくる1頭だと大きな期待を寄せる存在となりました。

ただ、早期入厩が見えてきたところで、馬房内で顔をぶつけて右眼を打撲するアクシデント発生。幸い、大事には至らずも、意外と軌道に乗っていくのに時間を要した印象も。まあ、それでも7月1日に入厩すると、デビュー戦まで順調に辿り着きました。

特に再入厩後はデビューへ向けての調整・追い切りを本格化。丹念に時計をマーク出来ているのは好感も、併せ馬では見劣るケースが大半。タレントが揃っている厩舎なので、そこまで悲観することはないですが、意外と非力なタイプ。体質面でも少し弱いところはあるのでしょう。

ですので、個人的な応援&期待のトーンは下がり気味ですが、芝の実戦へ行って良さが出そうなタイプ。川田Jの好リードに導かれ、まずはノビノビ走ってもらい、その中でキラッと光るモノを見せてもらいたいです。勿論、結果が伴うことに何ら反対はありません。

今週の出走馬(9/30・10/1)

<土曜日>

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリスヴィクトリア
阪神5R・メイクデビュー阪神 2歳新馬・芝1800mに川田Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル
中山7R・3歳上1勝クラス・ダ1800mに斎藤Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド
中山11R・秋風S・芝1600mに石川Jとのコンビで出走します。

<日曜日>

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードマンハイム
阪神6R・3歳上1勝クラス・芝1600mにM.デムーロJとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513050027g:plain サンクフィーユ
阪神9R・武田尾特別・芝1800mに岩田望Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ
阪神10R・堺S・ダ1800mにM.デムーロJとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト
中山11R・スプリンターズS(G1)・芝1200mに戸崎Jとのコンビで出走します。

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今週末は7頭がスタンバイ。期待はG1・スプリンターズSへ出走するピクシーナイトとデビュー戦を迎えるアリスヴィクトリアの2頭になりますが、それ以外の馬達も少しでも上の順位を確保できるように努めてもらいたいです。

出走記事はピクシーナイト・アリスビクトリアを単独で書き、それ以外は曜日ごとに出走記事をまとめたいと考えています。

短期放牧を挟んで12日に帰厩済。次走は来月14日の新潟・ダ1800m(牝馬)を予定しています。☆フライングバレル

f:id:yakifish:20200513050027g:plain フライングバレル(牝・安田隆)父ロードカナロア 母スピニングワイルドキャット

2023.09.21
9月21日(木)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。10月14日(土)新潟・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに予定しています。

○安田調教師 「9月21日(木)は坂路で単走のパターン。トータル53秒7、終い13秒0の時計で駆け登っています。5歳の牝馬で何かが急に良くなった印象を受けないものの、高い水準でコンディションも維持できている感じ。目標レースを目指し、必要な本数を積むのみです」

≪調教時計≫
2023 9 18 助 手 栗坂稍1回 58.3 42.2 27.5 14.0 馬ナリ余力
2023 9 21 助 手 栗坂良1回 53.7 39.4 26.1 13.0 馬ナリ余力

2023.09.13
栗東トレセンで1ハロン18秒前後のキャンターを消化。心身共にコンディションに特に異常は認められず、この調子を維持しながら更に調整を進めます。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、10月14日(土)新潟・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに予定しています。

○安田調教師 「約2週間の短期放牧は元々の予定通り。向こうの担当者と打ち合わせを重ね、検疫馬房を確保できた9月12日(火)に呼び戻しました。13日(水)に跨った感触も特に問題が無し。新潟の開幕週に組まれる牝馬限定戦へ向け、追い切りを積んで行こうと思います」

2023.09.12
9月12日(火)に栗東トレセンへ帰厩しました。ひとまずは1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。9月6日(水)測定の馬体重は473キロ。

○当地スタッフ「どの段階で声が掛かっても対応できるように準備。9月9日(土)に交えた15-15の動きについても気になるポイントが何もありませんでした。そして、12日(火)の出発が決定。今回は短い滞在だったものの、キチンと送り出せて一安心です」

2023.09.05
滋賀・ジョージステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク600m→キャンター1800~3000m(1ハロン20~22秒ペース)。

○当地スタッフ 「こちらへ移ってからも全く問題が無し。厩舎サイドからは短期放牧と言われているだけに、9月1日(金)より騎乗トレーニングへ着手しました。4日(月)の時点ではハロン20秒レベルのキャンターまで。緩めずに乗り進めて行こうと思います」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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前走の小倉戦で10着に沈んでしまったフライングバレル。その後は滋賀・ジョージステーブルへ放牧に出ていましたが、元々が短期放牧の予定だったとのこと。順調に回復が進むと12日に栗東安田隆厩舎へ帰厩しています。

また、次走についても、早速決定済で来月14日の新潟・ダ1800m(牝馬)を予定。レースでは揉まれない競馬に徹し、外から被せられないように徹するのみ。出来るだけ上位へと粘り込んで欲しいところですが、脆さは変わってこないので…。競馬では苦しいレースが続くでしょうが、長所のタフさを生かし、数多くレースへ臨んでもらいたいです。

【近況】デビュー戦の鞍上が川田Jに決定。順調に追い切りを消化中も、併せ馬で見劣ることが多いのがどうか。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリスヴィクトリア

・在厩場所:栗東トレセン

中内田師「帰厩後も順調に進めることが出来ていましたので、先週末に坂路コースで強め1本目となる追い切りを消化しています。その際は自ら跨って状態を確かめましたが、前捌きに硬さはあったものの、馬なりのまま54秒台をマークしてくれました。今週は14日に坂路コースで追い切りを行い、全体が53.9秒で、ラスト1ハロン12.3秒のタイムをマークしています。最後は半馬身程度遅れたものの、時計的には十分動けていますし、終い重点としては良かったですよ。来週はレース1週前でもあるので、CWコースで長めからしっかり時計を出してどれだけ動けるのか確かめてみようと思います。鞍上は川田騎手に依頼しましたので、それまでに一度騎乗してもらって感触を掴んでもらうつもりです」(9/14近況)

調教師 10栗坂良 54.1 - 39.2 - 25.7 - 12.8 馬ナリ エルサビオ馬ナリに0.2秒先行同入
調教師 14栗坂良 53.9 - 38.7 - 24.9 - 12.3 末強め エルサビオ(新馬)馬ナリに0.1秒先行0.2秒遅れ

・在厩場所:栗東トレセン

中内田師「21日にCWコースで併せて追い切りを行いました。道中はアリスヴィクトリアが3頭併せの2番手を追走して、直線では2頭の間から脚を伸ばしてくると、先行した2歳1勝クラスのマテンロウゴールドにはやや遅れる形も、最後方を追走していた古馬1勝クラスのアメジストブラックには先着して終えています。私が騎乗したのですが、やや時計が速くなりながらも最後まで既走馬たちに食らい付くことが出来ていましたし、馬自身もこれだけびっしりと調教をやったことでひと段階上向いてきそうですね。まずまずの体力があることが分かったので、来週のデビュー戦でもこの馬の力を発揮させられそうですよ」(9/21近況)

助 手 17栗坂良 62.6 - 45.2 - 28.7 - 14.0 馬ナリ
調教師 18栗坂稍 54.0 - 38.9 - 24.8 - 12.5 馬ナリ マテンロウディアナ(新馬)馬ナリを0.1秒追走アタマ遅れ
調教師 21栗CW良 81.7 - 66.8 - 52.2 - 37.4 - 11.9 直強め マテンロウゴールド(二歳1勝)一杯の外0.4秒先行0.2秒遅れ

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6日に帰厩し、デビューへ向けての追い切りを本格化させているアリスヴィクトリア。中内田師が積極的に跨ってくれているのは好印象ですが、僚馬との併せ馬で見劣ることが多いのはちょっと心配。時計は水準のモノは出ているのですが。

また、発表されていなかったデビュー戦の鞍上ですが川田Jに決定。陣営の期待はヒシヒシと伝わってくるので、芝の実戦へ行って良さが出る馬であって欲しいです。

東サラなお馬さん(2歳牡馬)

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレナート

2023.09.21
美浦手塚貴久厩舎
角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。
ウッド
レッドレナート   68.3-53.2-38.6-24.9-12.5 一杯
レッドバレンティア 69.1-53.7-38.9-25.1-12.5 馬なり

手塚調教師「今日はウッドでレナートが追走する形で追い切りました。下ろしがけから乗り手とのコンタクトは取れていて、抱えるところを作って脚を溜めることができていたと思います。ただ、もともと稽古で動く方ではなくて、促して行き脚を付けていくタイプということもあり、手応えもラストは一杯になってしまいました。それでも息の入りは早かったですし、気も入っていたと思います。予定のレースまで2週間ありますから、この後もしっかり乗り込んで態勢を整えていくつもりです」

2023.09.20
美浦手塚貴久厩舎
角馬場運動後、Bコース1周。

手塚調教師「今日は角馬場とBコースで軽めに乗って調整しました。全休日明けでもうるさい面は見せていなかったですし、素軽いフットワークで動けていたと思います。この中間も飼い葉は安定して食べており、コンディションも良好です。追い切りは明日(木)おこなう予定です」

※10月9日(月)東京1R・2歳未勝利(ダ1600m)をC.ルメール騎手で予定。

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドレフィナード

2023.09.22
山元トレーニングセンター
馬体重:480キロ

先週末まではウォーキングマシン運動で楽をさせていましたが、トモの入りも良化してきて気もしっかりしてきたことから、今週から騎乗運動を開始しています。現在は周回コースでダク1000m、キャンター2000m(22-20のペース)、最後に坂路に入り15-15で1本登坂のメニューをおこなっています。力みなどもなくスムーズに動けており、乗ってみてもトモの感じは悪くありません。息の入りも問題なく、調子も上がってきている様子。このまま乗り込んでいきたいと思います。

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レナートは2戦目へ向け、淡々と追い切りを消化中。動きに関しては渋い感じですが、デビュー戦時の追い切りもそこまで目立たなかったですし、しっかり負荷が掛かっているのは好感。欲を言えば、走ることへの前向きさが増してくれれば。

レフィナードはトモの回復に努めてきましたが、この中間から乗り運動を開始。力む面も薄れてきましたし、トモの具合も悪くなさそう。ただ、一気に進めていくと疲れ・反動が出る恐れがあるので、段階を踏みながら状態と動きを高めていって欲しいです。

日曜日(9/17)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain オリーボーレン

日曜阪神2R 2歳未勝利(ダ1200m)5着(5番人気) 藤岡康J

藤岡康太騎手「調教では素直で従順な馬でしたし、一度競馬を使った割には気持ちに昂りは見られず、返し馬の雰囲気もとても良かったです。ゲートの出は良かったものの、二の脚が付くまで時間が掛かってしまったことに加えて、砂を被って怯むところがありました。それでも、終始押っ付け通しながら最後までジリジリ伸びてくれましたし、ダートの走りは良かったですよ。もう少し距離を延ばしてみるのも手かもしれません」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン

藤岡師「初戦は手応えほど良い脚を使うことが出来なかったので、今回は目先を変えてダート戦を試させていただきましたが、スッと二の脚が付かないことに加えて、砂を被って流れに乗り切れなかったですね。ジョッキーは『ダートの走りは良かったですが、1200mだと流れに乗り切れなかったので、距離はもう少しある方が良いように思います』とのことでした。経験を積んでいけばこの距離でも対応できるようになると思いますが、それまではジョッキーの言うようにもう少しゆったりとした距離の方が良いのかもしれません。レース後は心身の状態を確かめさせてもらいましたが、大きな問題は無さそうですね。これから乗り運動を再開しても疲れが出てこないようなら、来週の阪神・ダ1400m(牝)へ向かいたいと思います」(9/20近況)

・在厩場所:栗東トレセン

藤岡師「今朝から乗り運動を開始したのですが、どうも疲れが有るようですね。それに体も萎んできてしまっていますし、この状態では来週のレースで良いパフォーマンスをお見せ出来ないでしょうから、一度ノーザンファームしがらきへ戻してリフレッシュを図ることにしました。また牧場での状態をよく見てから、次走について検討させてください」(9/22近況)

・在厩場所:栗東トレセン
23日(土)に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター

2023.09.17
レース後コメント(13着)

橋口慎介調教師「すみませんでした。これまで好走した時はうまく立ち回ってのものでしたが、今日は大外枠で外を追走することになりましたからね。それに体重も減っていたことや最後の止まり方を見ても、北海道からの中2週が堪えたのかもしれません。鮫島克駿騎手は『展開的にもっと来てもおかしくなかったが、勝負どころで2着馬が持ったままだったのに対しこちらは反応がなかった。結果からも現状どの距離でもワンパンチ足りないが、今回においては遠征帰りでコンディション面がベストではなかったようだ』とのことでした。この後は一旦放牧に出して立て直し、京都か福島での出走に備えたいと考えています」

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2023.09.20
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「先週末はあのような結果になってしまい、大変申し訳ありませんでした。あれから自分なりに敗因を分析した結果、気性的に1400mは忙しいのではないかという結論に。1400mだと、どうしてもテンから出して行ってある程度の位置を取りに行く必要があります。スタートから気合を付けていくと機嫌を損ねて途中でやめてしまうようなところが元々ありましたし、かといって出たなりの位置でジックリ運ぶと置かれてしまうだけに、1400mという距離はメンタル的に忙しいのではないでしょうか。レース後も特に変わりはありませんが、既にお伝えしたようにこの後はグリーンウッドへ放牧に出してひと息入れます。土曜日に移動する予定。次走については京都のダ1800mか福島のダ1700mで考えているところですが、相手関係を考えると福島がベターかもしれません」

2023.09.21
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「今朝(木)も引き運動のみの調整です。特に変わった様子はなく、脚元や馬体にも異常はありません。土曜日に退厩するまではこのまま引き運動にとどめ、馬体や脚元をしっかりケアしていきたいと思います」

2023.09.23
橋口慎介厩舎→グリーンウッドトレーニン
本日(土)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

日曜中山7R 3歳上1勝クラス(ダ1200m)15着(3番人気) 横山琉J

横山琉人騎手「返し馬の時からトモが弱かったので、この距離は忙しい印象を受けました。その通り、スタートしてから付いて行くので一杯でしたし、コーナーではフラフラとしていましたね。ブリンカーの効果は何とも言えないものの、距離はもう少し有った方が良さそうです。また、息遣いに関してはそれほど気にならなかったです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

栗田師「ジョッキーも話していましたが、前半から付いていくことに必死でしたし、抱えるところが無かったですね。最後もバテず伸びずという感じで、良いところを見せることが出来ませんでした。今回はブリンカーを着用させていただきましたが、返し馬ではハミを取れていたものの、レースでは劇的に何か変わった様子はありませんでしたね。もう少しメリハリの付くような競馬をして欲しいですが、この急かした競馬は必ず次に活きてくるでしょうから、内容は悲観していませんよ。レース後は脚元を含めてこれと言った異常は見られませんでした。ただ、ジョッキーは息遣いに関して気にならないと言っていたものの、上がってくる時はやや荒かったですので、この後はもう少しこちらに置かせていただき、喉の状態を調べてみたいと考えています」(9/20近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

日曜阪神10R 仲秋S(芝1600m)9着(3番人気) 団野J

団野騎手「今回はマイル戦と言うことで、少しでも落ち着いてレースに臨めるように、返し馬ではじっくり時間を掛けてキャンターに入っていきましたが、必要以上にムキになることはありませんでした。ゲートを上手く出てくれましたし、スッと主張することが出来たように、考えていた通りのレースが出来ました。ただ、最後はバテたわけではなく、切れ味勝負で見劣ってしまった感じでした。上がり時計が掛かればしぶとさを発揮してくれますが、今回のように時計が速くなるとどうしても分が悪くなってしまいますね。掻き込むようなフットワークですし、状態の良い時に一度ダートを試してみるのも手かもしれません」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン

安田隆師「前走後は短期放牧を挟みましたが、心身ともにフレッシュさが窺えましたし、良い状態でレースに向かうことができました。団野騎手に騎乗してもらってからは、この馬らしい走りを見せてくれていますし、今回も自分の競馬に徹してもらいました。先頭に立ってからは、上手く息を入れるところを作ることが出来ましたので、そのまま押し切ってくれないかと期待したものの、あれだけ上がりの時計が速くなってしまうとこの馬には辛かったですね。瞬発力勝負になると分が悪くなってしまうので、直線の短いコースを狙って使っていく方が良いかもしれません。また、レース後に改めて団野大成騎手と話をしたところ、『掻き込むようなフットワークですし、追い出してもフォームが沈むような感じではないので、どこかのタイミングでダートを試してみるのも手かもしれません』とのことでしたから、一度適性を確かめてみたい気持ちがあります。レース後も馬の雰囲気は変わりませんので続戦も視野に入れているものの、これから疲れが表に出てくる可能性があるので、その場合は一度ノーザンファームしがらきへ放牧に出すつもりです」(9/20近況)

・在厩場所:ノーザンファームしがらき
22日(金)に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

日曜中山10R レインボーS(芝1800m)4着(14番人気) 北村宏J

北村宏司騎手「これまでのレースや跨ってからの感触から、返し馬では積極的に動かしました。理想を言えば、道中は前にもう1頭置いて運びたかったものの、あの並びとペースでしたし、ハミ受けに注意しながら番手を取りました。最後までよく粘っていますが、自分でバランスを上手く取れない影響もあって、もうひと踏ん張り出来ませんでした。この馬の持ち味を出せたとは思うものの、もう少し変わってきそうな部分はありますよ」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「馬体重は10キロ減っていましたが、これまでよりも意識的に負荷を掛けた調教を行ったものですし、むしろこれくらいの方が良さそうですね。私は阪神競馬場から映像を見ていたのですが、汗こそ掻いていたものの、落ち着いていましたし、右回りのコーナー4つと条件をガラッと変えたことで、良い結果が出てくれないかと期待していました。未勝利時に中山を使っていた時よりも体幹がしっかりとしてきましたし、何より北村宏司騎手がこの馬の持ち味を存分に活かしてくれて、あわや勝ち切るところまでいきました。久々にノワールドゥジェらしい競馬を見せられて良かったですし、それと同時にまだまだこのクラスでやれることを証明できました。レース後は、左前脚に張りが見られたので、念の為にレントゲン検査を行ったものの、特に異常は見られませんでした。ただ、頑張って走った分の疲れはありますから、この後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出す予定です」(9/20近況)

在厩場所:ノーザンファーム天栄
21日(木)に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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日曜日(9/17)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

芝のデビュー戦では渋く4着に食い込んだオリーボーレンでしたが、決め手に欠けるところがあったこと+母系を考慮して2戦目で早速ダートへ。色々試すことは大歓迎ですが、周囲を気にする素振りが見られたデビュー戦の様子、意外と軽い走りをする馬なので、ダート替わりには少々不安を感じていました。

レースでは互角のスタートを切るも、ダートに脚を捕られる形で二の脚は付かず。その為、レースの流れに乗っていくのにかなり促すこととなり、行きっぷりに余裕はなかったです。そして勝負どころからも肩ムチが入ったりして前との差を詰めに行こうとするのですが…。正直なところ、最後の直線では脚が上がり、失速することを覚悟しましたが、いざ追われてからは結構な頑張り。スッと手前は替えませんでしたが、何とか左手前に戻してからはグッとひと頑張り。ゴール寸前では2着馬が大外から目立つ脚を繰り出していましたが、オリーボーレンも地味に差を詰めていました。断言はできませんが、芝よりもダートの方が堅実かな? 砂を被ることには慣れないとダメでしょうが。

レース後のオリーボーレンですが、早速中1週のローテで牝馬限定のダ1400mへ狙いを定めるも、乗り出したところで疲れを確認。このままレースへ向かうのはマイナスしかないので、方向転換してNFしがらきで立て直すことに。気持ちの強い馬ではないので、無理して使った後の精神状態が心配なので、賢明な判断をしてくれたと思います。

レッドデクスターは前走で手綱を取ったU.リスボリJの進言を受け、ダ1400mに再挑戦。個人的も決め手不足を補うには良い試みだと見ていましたし、最後のひと伸び・ひと頑張りに繋がってくれることを願っていました。そして1勝クラスなら大崩れはしないものと見ていたのですが…。終わってみれば、北海道帰りの中2週のローテは辛く、良いところなく大敗を喫してしまうことに。

個人的なレースプランとして、出たなりの位置で脚を溜め、末脚に賭ける競馬を想像していましたが、五分のスタートを切ったデクスターと鮫島駿Jは少し促して前目のポジションを取りに行くことを選択。前々から運んで渋太さを生かそうと考えたのですが、大外枠の今回は余計に脚を使わされることになった感じ。勝負どころからのペースアップには余裕のない走りになっていましたし、外からプレッシャーを受けることになったのも精神的に嫌気を差したのかも。直線では早々にパタッと止まらず、少し辛抱してくれたのですが、残り200mを切ってからは脚が上がる感じに。さすがにここまで大きく敗れたことはショックでした。

レース後のデクスターですが、力を出し切っていない分、疲れはそこまでない様子。ただ、精神的にはクタクタになっていると思うので、ここで悪い流れを切っておく必要があります。23日に滋賀・グリーンウッドへ放牧済。

今後は平坦の京都・ダ1800mor福島・ダ1700mを視野に入れていくとのことですが、距離を戻しても序盤は急かさずにじっくり構える戦法を個人的には取って欲しいです。また、走ることへの集中力を増すためにチークピーシズブリンカーの着用も検討してもらえればと思います。

サンデュエルは一気の距離短縮とブリンカー装着で良い方へガラッと変わってきてくれることを期待。パドックでの雰囲気も悪くなかったと思います。ただ、3番人気は少し人気先行し過ぎだなとも。まあ、それだけこの条件変更はいち競馬ファンにも魅力的だったんでしょう。

レースぶりに関しては、スタートは互角以上に出るも、坂を下ることにちょっと驚いたのか急にフワッとして横山琉Jは手綱を引く形に。そこからスピード感を失うと、ズルズル後退して、ダートへ入った時点では後方から4~5番手。さすがにこの位置では勝負にならないと3角手前から早めにポジションを押し上げていきましたが、ゴチャゴチャしたことに嫌気も差した感じで勝負どころでは早くも圏外。うーん、良いところなく、ここまで大敗を喫するとは想像外でした。段階を踏みながら、距離を詰めるべきだったかな?

レース後のサンデュエルですが、脚元等は大丈夫も、レース直後の息遣いがこれまでよりも荒かった様子。やはり1度詳しく調べる必要がありますし、結果次第では手術をすべきでしょう。サンデュエルの気持ちが萎える前に判断してもらいたいです。

ペースセッティングは3勝クラスで2着→3着と好走。ワンパンチ足りないのは確かですが、自分の形に持ち込むと存分に渋太さを発揮してくれます。ただ、今回は1ハロン延長のマイル戦+決め手の生きる舞台で、どういう姿を見せてくれるのか。期待と不安が入り混じっていました。一息入った後ですが、きちっと出来た状態でレースへ臨んでいたと思います。

レースは五分のスタートから少し促すところはあったも、思惑通りにハナへ。特に力むような感じはなく、気分良さそうに走れていたと思いますが、人気を集める1頭なので目標にされる立場。4角を先頭で回り、直線の入り口で後続を少し突き放したかったのですが、ライバルは早めにエンジンを吹かして襲い掛かってきたので、ここ2走の粘り腰は発揮できず。交わされてからもこの馬なりに頑張っているのですが、団野Jのコメント通りに切れ負けしてしまいました。うーん、この馬の弱みが出てしまいましたね。

レース後のペースセッティングですが、脚元等は大丈夫。ただ、気持ちの緩みと共に疲れが出ることもあるので、一旦NFしがらきへ戻して立て直すことに。また、次走に関しては、団野Jの進言を受け、ダートを試す方向へ。確かに掻き込む走法ですし、攻めは動く馬。高い適性を秘めていることを期待したいです。まずは東京のダ1600mに狙いを定めてもらいたいです。

この日の我が出資馬のトリを飾ったのがノワールドゥジェ。よもやの大敗が多く、意気消沈していましたが、1年近くの不調が続く同馬。条件をガラッと替えたことに淡い期待を持っていましたが、苦戦は免れないなあと見ていました。

パドックに登場してきたノワールドゥジェは前走からマイナス10キロでの出走。数字上は心配しましたが、見た目にはそこまで細くなった感じはなかったですし、逆に良い刺激とならないかな?と見ていました。

レースは五分のスタートと好枠を生かしてスッと前へ。行きっぷりが良く、逃げても良いのかなと見ていましたが、主張してきた2頭を前へ行かして内目の2、3番手を確保。そして勝負どころからは早めに逃げ馬の外目へ持ち出し、先頭を窺うも、手応えはやや劣勢。見せ場を作ってくれたことだけでも良しとしようかなと見ていたら、直線で追われると手前をしっかり替えて、もうひと頑張り。坂下では一瞬振り切れるかなと思ったのですが、そこから決め手を秘める3頭に強襲され4着止まり。ただ、最後まで止まってはいないですし、北村宏Jが燻ぶっていたノワールドゥジェの闘争心を引き起こしてくれました。このあたりはさすがベテランの手綱捌きです。

レース後のノワールドゥジェですが、左前脚に張りを確認。少しドキッとさせられましたが、慣れない右回りで頑張った分、疲れが出たんでしょう。そこまで心配することはないのかなと思いますが、21日にNF天栄へ移動済。まずは心身のメンテナンスを入念に行い、今回の走りを再浮上のキッカケにしてもらいたいです。53キロの軽量が生きただけでは寂しいですから。

【近況】併せ馬で見劣るケースは多いも、しっかり負荷が掛かっているのは良し。次走の鞍上は石川J。

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「21日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はドゥラモンドが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は少し遅れてゴールしています。時計的には70-40を切る程度とそこまで目立ちませんが、ドゥラモンドが追い切った時間帯はクッションが利いて走り辛い馬場傾向でもありましたし、ラスト1ハロンは11.7秒をマーク出来ていますから、全体的な動きは悪くなかったです。併せた相手が重賞馬のアサマノイタズラだったことに加えて、向こうには体重の軽い乗り役が騎乗していましたから、手応えで見劣ってしまったのは致し方ないと思います。馬体の方は段々と出来てきていますし、来週の追い切りで中身の方も整ってくると思いますよ。なお、秋風Sの鞍上は裕紀人(石川裕紀人騎手)に依頼しています」 (9/21近況)

助 手 18美W良 54.6 - 39.3 - 13.0 馬ナリ
助 手 21美W稍 69.5 - 54.7 - 39.6 - 11.7 一杯 アサマノイタズラ(古オープン)馬ナリの外0.3秒先行0.2秒遅れ

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来週の出走を予定しているドゥラモンド。引き続き追い切りでの併せ馬では僚馬に見劣ることが多いですが、先週はG1馬のソールオリエンスで、21日は攻め駆けもするアサマノイタズラ。仕方ない面もあると思いますし、しっかり負荷が掛かっているのは○。

また、未定だった次走の鞍上は石川Jに決定。意外にも初めてのコンビ結成ですが、臆することなく1発を狙う競馬で前走からの巻き返しを狙って欲しいです。

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