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トモの具合が戻り切らないのは悩ましいも、27日の最終追いでは前進気勢があって雰囲気は良好。ブリンカー装着の効果は大きそう。内目の枠を引き当てたので、2年前に勝った時のレースの再現を目指して欲しい。☆ピクシーナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

日曜中山11R スプリンターズS(G1・芝1200m)2枠3番 戸崎J

・在厩場所:栗東トレセン

音無師「先週末、左トモに幾らか疲れが見られましたので、ショックウェーブの治療を施してもらいました。治療の甲斐あって、すぐシャキッとしてくれましたし、全休日明けの26日の調教ではしっかりと踏み込めていたことから、27日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。先週に引き続き、祐一(福永祐一技術調教師)に騎乗してもらい、負荷が掛かり過ぎないよう、終い重点で脚を延ばすように指示を出していましたが、『先週騎乗した際は、良い頃と比較するとトモの踏み込みがもう一つでしたね。元々、自分から進んで動くタイプではなく、騎乗者がしっかり動かしてあげないといけないところがあるので、坂路に入る前の準備運動からしっかりトモを動かそうと思いました。角馬場で時間を掛けて動かすと、良い感じで歩くことが出来ていたので、これなら追い切りでもしっかり走ってくれそうだなと思いました。実際、坂路コースに入ってキャンターを開始すると、先週よりも動きが素軽く感じましたし、ラスト2ハロンから促していくと、グッとハミを取って進んで行く前向きさも見られました。今回はブリンカーを着けましたが、ガツンとハミを取るほどではなかったものの、その効果も良い方に出ているかもしれません。欲を言えばもう1本欲しい気持ちはありますが、このひと追いでもう一段階上向いてくるでしょうし、復調の兆しは見えてきたかなと思います』とのことでした。一番良い頃の状態を知っているだけに、辛口なコメントではあったものの、悲観するコメントではなかったですし、前走よりも良い状態で本番に向かうことが出来そうです。セントウルSでは着順こそ振るわなかったものの、ゲートを出てすぐ躓くアクシデントがありながらも、最後はしっかり伸びて勝ち馬に0.5秒しか負けていないのですから、スタートさえ決まれば違った結果になっていたはずです。戸崎騎手も今回で4度目の騎乗となりますし、乗り慣れた中山競馬場なら自信をもってレースに挑んでくれるはずですから、このコンビで一昨年のスプリンターズS以来の勝利を挙げてもらいたいところです」(9/27近況)

調教師 21栗坂良 59.6 - 43.1 - 28.3 - 14.3 馬ナリ
調教師 27栗坂良 54.2 - 38.6 - 24.7 - 12.1 強め レッドバロッサ(古馬3勝)強めを0.4秒追走0.2秒先着

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第4回中山9日目(10月01日)
11R スプリンターズS(G1)
芝1200メートル 3歳上OP 指定 国際 定量 発走15:40
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ナムラクレア    牝4    56.0    浜中俊
1    2    テイエムスパーダ    牝4    56.0    富田暁
2    3    ピクシーナイト    牡5    58.0    戸崎圭太
2    4    ナランフレグ    牡7    58.0    丸田恭介
3    5    ウインマーベル    牡4    58.0    松山弘平
3    6    ママコチャ    牝4    56.0    川田将雅
4    7    オールアットワンス    牝5    56.0    石川裕紀人
4    8    メイケイエール    牝5    56.0    池添謙
5    9    アグリ    牡4    58.0    横山典弘
5    10    マッドクール    牡4    58.0    坂井瑠星
6    11    ジュビリーヘッド    牡6    58.0    北村友一
6    12    ドルチェモア    牡3    56.0    西村淳也
7    13    ジャスパークローネ    牡4    58.0    団野大成
7    14    エイシンスポッター    牡4    58.0    角田大河
8    15    キミワクイーン    牝4    56.0    横山武史
8    16    モズメイメイ    牝3    54.0    武豊

○田中助手 「追い切りは坂路で先週同様に福永調教師騎乗で。先週より1段階上がっていると言ってもらえましたし、今回はブリンカーも着けますからね。その効果にも期待。(競馬ブックより)

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暑さを耐え忍び、前走後はNFしがらきで丹念に乗り込み、帰厩後も熱心な調教&追い切りを課して前走セントウルSへ臨んだピクシーナイト。そろそろ復活の狼煙を上げる好走を期待したのですが、ゲート出が甘く、その後に躓いてしまうロス。ピリッとさせる意味でも先行策を考えていましたが、そのプランは台無しに。最後の直線ではじわじわ脚を伸ばしてくれましたが、正直ガッカリな1戦になってしまいました。

その後は1週間ほどNFしがらきへ移動してリフレッシュ。メンテナンスをしっかり行ってもらったかと思いますが、21日の追い切りを終えた後で左トモに幾らか疲れを確認。ショックウェーブ治療を施し、トモは回復してくれましたが、27日の最終追いが上がり重点でやや負荷が軽くなった印象も。福永師がしっかり促し、ブリンカー装着で動きには軽さが出て、雰囲気は悪くないのですが…。あとは追い切り+中山への長距離輸送を経て、馬体重がどこまで引き締まってきてくれるか。

また、外目の枠が当たると期待薄だなと見ていたところで、2枠3番は追い風。欲を言えば、偶数枠が欲しかったですが。戸崎Jには良かった頃のトモの迫力が戻っていない分、行き脚が付かないと思うので、五分のスタートから意識的に促していき、良い位置を死守して欲しいです。隣のテイエムスパーダがハナへ行くと思うので、その進路を有効活用を。ブリンカー装着も勝負手としては良いと見ています。2年前に勝った時のレースをどこまで再現できるかどうか。

まあ、正直、簡単には行かないでしょうが、良い風はピクシーナイト陣営に吹いてきていると思うので、G1の大舞台で高らかに復活を告げる走りを見せてもらいたいです。