ピクシーナイト（牡・音無）父モーリス 母ピクシーホロウ
日曜阪神11Ｒ セントウルＳ（Ｇ２・芝１２００ｍ）６枠１０番 戸崎Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
音無師「レース当該週ではあるものの、6日の追い切りは併せてしっかり負荷を掛けて仕上げています。全体が50.6秒でラスト1ハロン12.0秒と、ハロー明けから少し時間が経っていることを考えると申し分のないタイムをマークしてくれたと思います。騎乗した助手は『追い切りを重ねていくにつれて良くなっていたので、今回は更に動いてくれると期待していましたが、こちらが思っている以上に良くなっていますね。僚馬に併せに掛かると、ガツンとハミを取って抑えるに苦労するぐらいでしたし、最後も力強く駆け上がってくれました。一番良い頃と比較するとトモの感じはまだ物足りないですが、前哨戦ということを考えれば十分な仕上がりだと思いますし、このひと追いで更に良くなってくるでしょう』とコメントしていました。春先と比較すると、今回は頓挫もなく順調に乗り込むことが出来ましたし、何の不安もなくレースに向かえそうです。復帰戦となった高松宮記念では、骨折休養明けに加えて、左トモのリンパ節炎の影響で阪急杯に向かうことを断念し、ぶっつけ本番となってしまったことから、まずは無事にレースを終えることが最優先でした。その為、ジョッキーも慎重にレースを進めた結果、本来の位置取りではありませんでしたし、最後も無理はさせていなかったですからね。また、5月の京王杯スプリングカップでは、上積みこそ感じたものの、窮屈なシーンがありましたし、何より1400ｍはこの馬に向いていないように思いました。今回はしっかり乗り込むことが出来ましたし、良い頃の輝きが戻ってきたように思いますので、今回はスプリンターズＳを勝利した時のように、好位から抜け出して押し切るような競馬を戸崎騎手にはオーダーするつもりです。あくまで本番を見据えた前哨戦ではあるものの、次走に繋がる走りを見せて欲しいですね」（9/6近況）
助 手 ３栗坂良 59.1 - 44.0 - 29.2 - 14.7 馬ナリ
助 手 ６栗坂良 50.6 - 36.4 - 23.6 - 12.0 一杯 ソーダズリング(古馬３勝)馬ナリを0.2秒追走0.1秒遅れ
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第4回阪神2日目（09月10日）
11Ｒ 産経賞セントウルＳ（G2）
芝1200メートル 3歳上OP 指定 国際 別定 発走15:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ロンドンプラン 牡3 55.0 吉田隼人
2 2 ヴァトレニ せ5 57.0 藤岡佑介
2 3 レジェーロ 牝6 55.0 藤岡康太
3 4 ドルチェモア 牡3 55.0 池添謙一
3 5 ジャングロ 牡4 57.0 武豊
4 6 ビッグシーザー 牡3 55.0 幸英明
4 7 エイシンスポッター 牡4 57.0 角田大河
5 8 アグリ 牡4 57.0 横山典弘
5 9 ボンボヤージ 牝6 55.0 川須栄彦
6 10 ピクシーナイト 牡5 58.0 戸崎圭太
6 11 テイエムスパーダ 牝4 55.0 富田暁
7 12 ブトンドール 牝3 53.0 菱田裕二
7 13 ディヴィナシオン 牡6 57.0 団野大成
8 14 スマートクラージュ 牡6 57.0 岩田望来
8 15 モリノドリーム 牝4 55.0 鮫島克駿
○田中助手 「前走は少し追い出しを待たされる場面がありましたが、それでも、そう差がなく格好はつけてくれました。脚元の不安もなく、帰厩後は加減せず、しっかりと調教をやれており、追う毎に気持ちも入ってきました。次につながる競馬を」（競馬ブックより）
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生死に関わるような落馬事故に巻き込まれ、珍しい箇所を骨折してしまったピクシーナイト。その後は時間を掛けて療養し、約１年４ヶ月ぶりに実戦復帰。ただ、それが雨模様のＧ１・高松宮記念ではハードルが高すぎましたし、前哨戦の阪急杯を使えなかった一頓挫もありました。そして前走の京王杯ＳＣでは１ハロン長い中、実戦勘を取り戻すために出走した色合いが濃かったと思いますが、直線で少し窮屈になる不利があって８着止まり。消化不良の１戦と言えばそうですが、悪くない走りだったと思います。
そして、その後はＮＦしがらきでコツコツ乗り込みながら、暑い夏を乗り越えていくことを選択。更新毎に夏負けになっていないか、どこか痛いところが出てきていないかを心配しましたが、元気一杯に乗り越え、一足先となる先月１５日には帰厩。帰厩後は心身のバランスを整えながら調教＆追い切りを重ね、レース２週前追い切りからは坂路でビシビシ鍛え上げることに。ピクシーナイトらしい時計はマーク出来ていますし、追い切りを重ねるごとに闘争心が出てきたのは○。最終追いでの遅れは相手が走り過ぎただけですし、気にすることはないでしょう。あとはどのくらいの馬体重でレースへ臨むことが出来るかどうか。本番は次の中山・スプリンターズＳですが、今回使えば中２週での参戦となるので、前哨戦のココでもほぼほぼ仕上がった形で臨んでもらいたいです。
あとは３戦連続での騎乗、そして次走も騎乗するであろう戸崎Ｊの手腕に期待。前２走は大事に乗ることを優先していたと思うので、今回はちょっと違う形（勝ちを意識した乗り方）で復調を感じさせる走りを見せてもらいたいです。
