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日曜日(9/17)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain オリーボーレン

日曜阪神2R 2歳未勝利(ダ1200m)5着(5番人気) 藤岡康J

藤岡康太騎手「調教では素直で従順な馬でしたし、一度競馬を使った割には気持ちに昂りは見られず、返し馬の雰囲気もとても良かったです。ゲートの出は良かったものの、二の脚が付くまで時間が掛かってしまったことに加えて、砂を被って怯むところがありました。それでも、終始押っ付け通しながら最後までジリジリ伸びてくれましたし、ダートの走りは良かったですよ。もう少し距離を延ばしてみるのも手かもしれません」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン

藤岡師「初戦は手応えほど良い脚を使うことが出来なかったので、今回は目先を変えてダート戦を試させていただきましたが、スッと二の脚が付かないことに加えて、砂を被って流れに乗り切れなかったですね。ジョッキーは『ダートの走りは良かったですが、1200mだと流れに乗り切れなかったので、距離はもう少しある方が良いように思います』とのことでした。経験を積んでいけばこの距離でも対応できるようになると思いますが、それまではジョッキーの言うようにもう少しゆったりとした距離の方が良いのかもしれません。レース後は心身の状態を確かめさせてもらいましたが、大きな問題は無さそうですね。これから乗り運動を再開しても疲れが出てこないようなら、来週の阪神・ダ1400m(牝)へ向かいたいと思います」(9/20近況)

・在厩場所:栗東トレセン

藤岡師「今朝から乗り運動を開始したのですが、どうも疲れが有るようですね。それに体も萎んできてしまっていますし、この状態では来週のレースで良いパフォーマンスをお見せ出来ないでしょうから、一度ノーザンファームしがらきへ戻してリフレッシュを図ることにしました。また牧場での状態をよく見てから、次走について検討させてください」(9/22近況)

・在厩場所:栗東トレセン
23日(土)に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター

2023.09.17
レース後コメント(13着)

橋口慎介調教師「すみませんでした。これまで好走した時はうまく立ち回ってのものでしたが、今日は大外枠で外を追走することになりましたからね。それに体重も減っていたことや最後の止まり方を見ても、北海道からの中2週が堪えたのかもしれません。鮫島克駿騎手は『展開的にもっと来てもおかしくなかったが、勝負どころで2着馬が持ったままだったのに対しこちらは反応がなかった。結果からも現状どの距離でもワンパンチ足りないが、今回においては遠征帰りでコンディション面がベストではなかったようだ』とのことでした。この後は一旦放牧に出して立て直し、京都か福島での出走に備えたいと考えています」

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2023.09.20
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「先週末はあのような結果になってしまい、大変申し訳ありませんでした。あれから自分なりに敗因を分析した結果、気性的に1400mは忙しいのではないかという結論に。1400mだと、どうしてもテンから出して行ってある程度の位置を取りに行く必要があります。スタートから気合を付けていくと機嫌を損ねて途中でやめてしまうようなところが元々ありましたし、かといって出たなりの位置でジックリ運ぶと置かれてしまうだけに、1400mという距離はメンタル的に忙しいのではないでしょうか。レース後も特に変わりはありませんが、既にお伝えしたようにこの後はグリーンウッドへ放牧に出してひと息入れます。土曜日に移動する予定。次走については京都のダ1800mか福島のダ1700mで考えているところですが、相手関係を考えると福島がベターかもしれません」

2023.09.21
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「今朝(木)も引き運動のみの調整です。特に変わった様子はなく、脚元や馬体にも異常はありません。土曜日に退厩するまではこのまま引き運動にとどめ、馬体や脚元をしっかりケアしていきたいと思います」

2023.09.23
橋口慎介厩舎→グリーンウッドトレーニン
本日(土)グリーンウッドトレーニングへ移動しました。

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

日曜中山7R 3歳上1勝クラス(ダ1200m)15着(3番人気) 横山琉J

横山琉人騎手「返し馬の時からトモが弱かったので、この距離は忙しい印象を受けました。その通り、スタートしてから付いて行くので一杯でしたし、コーナーではフラフラとしていましたね。ブリンカーの効果は何とも言えないものの、距離はもう少し有った方が良さそうです。また、息遣いに関してはそれほど気にならなかったです」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

栗田師「ジョッキーも話していましたが、前半から付いていくことに必死でしたし、抱えるところが無かったですね。最後もバテず伸びずという感じで、良いところを見せることが出来ませんでした。今回はブリンカーを着用させていただきましたが、返し馬ではハミを取れていたものの、レースでは劇的に何か変わった様子はありませんでしたね。もう少しメリハリの付くような競馬をして欲しいですが、この急かした競馬は必ず次に活きてくるでしょうから、内容は悲観していませんよ。レース後は脚元を含めてこれと言った異常は見られませんでした。ただ、ジョッキーは息遣いに関して気にならないと言っていたものの、上がってくる時はやや荒かったですので、この後はもう少しこちらに置かせていただき、喉の状態を調べてみたいと考えています」(9/20近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

日曜阪神10R 仲秋S(芝1600m)9着(3番人気) 団野J

団野騎手「今回はマイル戦と言うことで、少しでも落ち着いてレースに臨めるように、返し馬ではじっくり時間を掛けてキャンターに入っていきましたが、必要以上にムキになることはありませんでした。ゲートを上手く出てくれましたし、スッと主張することが出来たように、考えていた通りのレースが出来ました。ただ、最後はバテたわけではなく、切れ味勝負で見劣ってしまった感じでした。上がり時計が掛かればしぶとさを発揮してくれますが、今回のように時計が速くなるとどうしても分が悪くなってしまいますね。掻き込むようなフットワークですし、状態の良い時に一度ダートを試してみるのも手かもしれません」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン

安田隆師「前走後は短期放牧を挟みましたが、心身ともにフレッシュさが窺えましたし、良い状態でレースに向かうことができました。団野騎手に騎乗してもらってからは、この馬らしい走りを見せてくれていますし、今回も自分の競馬に徹してもらいました。先頭に立ってからは、上手く息を入れるところを作ることが出来ましたので、そのまま押し切ってくれないかと期待したものの、あれだけ上がりの時計が速くなってしまうとこの馬には辛かったですね。瞬発力勝負になると分が悪くなってしまうので、直線の短いコースを狙って使っていく方が良いかもしれません。また、レース後に改めて団野大成騎手と話をしたところ、『掻き込むようなフットワークですし、追い出してもフォームが沈むような感じではないので、どこかのタイミングでダートを試してみるのも手かもしれません』とのことでしたから、一度適性を確かめてみたい気持ちがあります。レース後も馬の雰囲気は変わりませんので続戦も視野に入れているものの、これから疲れが表に出てくる可能性があるので、その場合は一度ノーザンファームしがらきへ放牧に出すつもりです」(9/20近況)

・在厩場所:ノーザンファームしがらき
22日(金)に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

日曜中山10R レインボーS(芝1800m)4着(14番人気) 北村宏J

北村宏司騎手「これまでのレースや跨ってからの感触から、返し馬では積極的に動かしました。理想を言えば、道中は前にもう1頭置いて運びたかったものの、あの並びとペースでしたし、ハミ受けに注意しながら番手を取りました。最後までよく粘っていますが、自分でバランスを上手く取れない影響もあって、もうひと踏ん張り出来ませんでした。この馬の持ち味を出せたとは思うものの、もう少し変わってきそうな部分はありますよ」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「馬体重は10キロ減っていましたが、これまでよりも意識的に負荷を掛けた調教を行ったものですし、むしろこれくらいの方が良さそうですね。私は阪神競馬場から映像を見ていたのですが、汗こそ掻いていたものの、落ち着いていましたし、右回りのコーナー4つと条件をガラッと変えたことで、良い結果が出てくれないかと期待していました。未勝利時に中山を使っていた時よりも体幹がしっかりとしてきましたし、何より北村宏司騎手がこの馬の持ち味を存分に活かしてくれて、あわや勝ち切るところまでいきました。久々にノワールドゥジェらしい競馬を見せられて良かったですし、それと同時にまだまだこのクラスでやれることを証明できました。レース後は、左前脚に張りが見られたので、念の為にレントゲン検査を行ったものの、特に異常は見られませんでした。ただ、頑張って走った分の疲れはありますから、この後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出す予定です」(9/20近況)

在厩場所:ノーザンファーム天栄
21日(木)に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

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日曜日(9/17)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

芝のデビュー戦では渋く4着に食い込んだオリーボーレンでしたが、決め手に欠けるところがあったこと+母系を考慮して2戦目で早速ダートへ。色々試すことは大歓迎ですが、周囲を気にする素振りが見られたデビュー戦の様子、意外と軽い走りをする馬なので、ダート替わりには少々不安を感じていました。

レースでは互角のスタートを切るも、ダートに脚を捕られる形で二の脚は付かず。その為、レースの流れに乗っていくのにかなり促すこととなり、行きっぷりに余裕はなかったです。そして勝負どころからも肩ムチが入ったりして前との差を詰めに行こうとするのですが…。正直なところ、最後の直線では脚が上がり、失速することを覚悟しましたが、いざ追われてからは結構な頑張り。スッと手前は替えませんでしたが、何とか左手前に戻してからはグッとひと頑張り。ゴール寸前では2着馬が大外から目立つ脚を繰り出していましたが、オリーボーレンも地味に差を詰めていました。断言はできませんが、芝よりもダートの方が堅実かな? 砂を被ることには慣れないとダメでしょうが。

レース後のオリーボーレンですが、早速中1週のローテで牝馬限定のダ1400mへ狙いを定めるも、乗り出したところで疲れを確認。このままレースへ向かうのはマイナスしかないので、方向転換してNFしがらきで立て直すことに。気持ちの強い馬ではないので、無理して使った後の精神状態が心配なので、賢明な判断をしてくれたと思います。

レッドデクスターは前走で手綱を取ったU.リスボリJの進言を受け、ダ1400mに再挑戦。個人的も決め手不足を補うには良い試みだと見ていましたし、最後のひと伸び・ひと頑張りに繋がってくれることを願っていました。そして1勝クラスなら大崩れはしないものと見ていたのですが…。終わってみれば、北海道帰りの中2週のローテは辛く、良いところなく大敗を喫してしまうことに。

個人的なレースプランとして、出たなりの位置で脚を溜め、末脚に賭ける競馬を想像していましたが、五分のスタートを切ったデクスターと鮫島駿Jは少し促して前目のポジションを取りに行くことを選択。前々から運んで渋太さを生かそうと考えたのですが、大外枠の今回は余計に脚を使わされることになった感じ。勝負どころからのペースアップには余裕のない走りになっていましたし、外からプレッシャーを受けることになったのも精神的に嫌気を差したのかも。直線では早々にパタッと止まらず、少し辛抱してくれたのですが、残り200mを切ってからは脚が上がる感じに。さすがにここまで大きく敗れたことはショックでした。

レース後のデクスターですが、力を出し切っていない分、疲れはそこまでない様子。ただ、精神的にはクタクタになっていると思うので、ここで悪い流れを切っておく必要があります。23日に滋賀・グリーンウッドへ放牧済。

今後は平坦の京都・ダ1800mor福島・ダ1700mを視野に入れていくとのことですが、距離を戻しても序盤は急かさずにじっくり構える戦法を個人的には取って欲しいです。また、走ることへの集中力を増すためにチークピーシズブリンカーの着用も検討してもらえればと思います。

サンデュエルは一気の距離短縮とブリンカー装着で良い方へガラッと変わってきてくれることを期待。パドックでの雰囲気も悪くなかったと思います。ただ、3番人気は少し人気先行し過ぎだなとも。まあ、それだけこの条件変更はいち競馬ファンにも魅力的だったんでしょう。

レースぶりに関しては、スタートは互角以上に出るも、坂を下ることにちょっと驚いたのか急にフワッとして横山琉Jは手綱を引く形に。そこからスピード感を失うと、ズルズル後退して、ダートへ入った時点では後方から4~5番手。さすがにこの位置では勝負にならないと3角手前から早めにポジションを押し上げていきましたが、ゴチャゴチャしたことに嫌気も差した感じで勝負どころでは早くも圏外。うーん、良いところなく、ここまで大敗を喫するとは想像外でした。段階を踏みながら、距離を詰めるべきだったかな?

レース後のサンデュエルですが、脚元等は大丈夫も、レース直後の息遣いがこれまでよりも荒かった様子。やはり1度詳しく調べる必要がありますし、結果次第では手術をすべきでしょう。サンデュエルの気持ちが萎える前に判断してもらいたいです。

ペースセッティングは3勝クラスで2着→3着と好走。ワンパンチ足りないのは確かですが、自分の形に持ち込むと存分に渋太さを発揮してくれます。ただ、今回は1ハロン延長のマイル戦+決め手の生きる舞台で、どういう姿を見せてくれるのか。期待と不安が入り混じっていました。一息入った後ですが、きちっと出来た状態でレースへ臨んでいたと思います。

レースは五分のスタートから少し促すところはあったも、思惑通りにハナへ。特に力むような感じはなく、気分良さそうに走れていたと思いますが、人気を集める1頭なので目標にされる立場。4角を先頭で回り、直線の入り口で後続を少し突き放したかったのですが、ライバルは早めにエンジンを吹かして襲い掛かってきたので、ここ2走の粘り腰は発揮できず。交わされてからもこの馬なりに頑張っているのですが、団野Jのコメント通りに切れ負けしてしまいました。うーん、この馬の弱みが出てしまいましたね。

レース後のペースセッティングですが、脚元等は大丈夫。ただ、気持ちの緩みと共に疲れが出ることもあるので、一旦NFしがらきへ戻して立て直すことに。また、次走に関しては、団野Jの進言を受け、ダートを試す方向へ。確かに掻き込む走法ですし、攻めは動く馬。高い適性を秘めていることを期待したいです。まずは東京のダ1600mに狙いを定めてもらいたいです。

この日の我が出資馬のトリを飾ったのがノワールドゥジェ。よもやの大敗が多く、意気消沈していましたが、1年近くの不調が続く同馬。条件をガラッと替えたことに淡い期待を持っていましたが、苦戦は免れないなあと見ていました。

パドックに登場してきたノワールドゥジェは前走からマイナス10キロでの出走。数字上は心配しましたが、見た目にはそこまで細くなった感じはなかったですし、逆に良い刺激とならないかな?と見ていました。

レースは五分のスタートと好枠を生かしてスッと前へ。行きっぷりが良く、逃げても良いのかなと見ていましたが、主張してきた2頭を前へ行かして内目の2、3番手を確保。そして勝負どころからは早めに逃げ馬の外目へ持ち出し、先頭を窺うも、手応えはやや劣勢。見せ場を作ってくれたことだけでも良しとしようかなと見ていたら、直線で追われると手前をしっかり替えて、もうひと頑張り。坂下では一瞬振り切れるかなと思ったのですが、そこから決め手を秘める3頭に強襲され4着止まり。ただ、最後まで止まってはいないですし、北村宏Jが燻ぶっていたノワールドゥジェの闘争心を引き起こしてくれました。このあたりはさすがベテランの手綱捌きです。

レース後のノワールドゥジェですが、左前脚に張りを確認。少しドキッとさせられましたが、慣れない右回りで頑張った分、疲れが出たんでしょう。そこまで心配することはないのかなと思いますが、21日にNF天栄へ移動済。まずは心身のメンテナンスを入念に行い、今回の走りを再浮上のキッカケにしてもらいたいです。53キロの軽量が生きただけでは寂しいですから。