スイープセレリタスの23(牝・宮田)父ロードカナロア
・在厩場所:ノーザンファーム空港
Yearling担当者「こちらでは順調に夜間放牧を行っていました。初仔ではありますが、見た目はそれを感じさせないほどの好バランスで、柔軟な筋肉を有しており、動きも柔らかく手先の軽いフットワークで抜群のスピードを披露していましたよ。母系由来のバネから繰り出される瞬発力も見せており、紛れもなく“優駿”と言って良いでしょう。洗い馴致も鞍付けも難なく終えられましたし、前向きな気性も相まって早期のデビューも視野に入るのではないかと思います。なお、7月30日にノーザンファーム空港へ移動しています。馬体重は448キロです」(8/8近況)
○誕生日:2月17日生まれ
○育成:ノーザンファーム空港
○馬体重:455キロ 体高 152.5センチ 胸囲 176.0センチ 管囲 20.6センチ(7月中旬頃)
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募集パンフを眺める中、尾離れが良く、皮膚の薄そうな馬体が目についたスイープセレリタスの23。初仔ですが、小さいことはなく、血統馬らしい品の良さがあります。また、募集動画を見ると、前脚の可動域の広さは特筆ものですし、トモの踏み込みも○。父ロードカナロアと母父ハーツクライはニックスですし、馬自体のレベルは高いところにあります。
逆に不安点を挙げると、母母スイープトウショウですから、気難しいところをどこまで秘めているのか。まあ、穏やかな目つきの馬なので、幼い面が抜けてくれば、そう心配はいらないのかなあ?
あと、気になったのが募集馬の初近況報告となった内容。この時点でここまで高く評価されることは珍しいので素直に受け止めにくいですが、母系譲りの瞬発力をレースでは発揮してもらい、派手な勝ち方ができる競走馬へと育ってもらいたいです。
現在は一足先に育成厩舎へ移動済。順調にいけば早期デビューが現実のものとなりそうですが、一気に詰め込まず、丁寧に基礎を身につけるようにお願いします。出資が決まったシルクの牝馬では1番の期待馬ですから。