パールデューの23(牡・森一)父クリソベリル
・在厩場所:ノーザンファーム空港
Yearling担当者「こちらでは18時間の夜間放牧を行っていました。馬体のサイズに見合った十分な骨量を有し、大きな問題無く過ごす事ができていました。当歳時はおっとりとした性格をしていましたが、冬を越し身体の成長と共に、良い意味で気の強さが出てきました。また、筋肉量も増えハリが出た事で動きにも力強さが出てきていましたね。洗い・鞍付け馴致共に、スタッフの手を煩わせる事なく順調に行えていましたし、こちらではトラブル無く進められていたことから、8月6日にノーザンファーム空港へ移動しました。馬体重は486キロでした」(8/8近況)
○誕生日:3月14日生まれ
○育成:ノーザンファーム空港
○馬体重:470キロ 体高 158.5センチ 胸囲 173.0センチ 管囲 22.2センチ(7月中旬頃)
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今回の募集における厩舎で1度お世話になりたいと思っていたのが美浦・森一誠厩舎。調教師は美浦・堀厩舎で調教助手をし、報道陣とのスポークスマンの役割も果たし、名門のノウハウを吸収。実際、開業してからは順調に成績を伸ばし、預託される馬のレベルも悪くありません。そして、シルクの募集でも牡馬2頭を託され、個人的にピンと来たのがパールデューの23。
まず、募集パンフレットの立ち姿が絶妙で、筋肉質な体型。管囲も大きく、父を彷彿とさせるものがあり、母パールデューはマイルCSの勝ち馬ブルーメンブラットの仔という良血。数はあまり使えなかったも3勝と能力は高かったので、良い仔を出しても不思議ではありません。
募集動画を見ると、もう少しピリッとした、前向きさがあればなあと思うも、良いように捉えると自分を持っている馬。歩様は可動域が広く、脚の運びは軽やか。良いスピードを秘めていそう。首を上手に使えているのも○です。
順調に育成が進み、無事デビューすることができれば、ダート路線でOPまではいけそうな素材。ツアーに参加された方の評判も高く、必要実績が急騰することを懸念しましたが、まずは無事に出資が確定できて何より。あとは父の名前・評判を高めていけるよう、重賞に手が届くことを期待しています。