アッシュフォード
日曜札幌４Ｒ ３歳未勝利（芝２６００ｍ）８枠１４番 池添Ｊ
・在厩場所：札幌競馬場
西園翔師「前走後はそのまま札幌競馬場で調整していますが、この中間も状態は変わりありませんでした。前走から間隔が詰まっていますし、コンスタントに使っていることから、16日は札幌ダートコースで5ハロンからサッと時計を出しています。70-40から、終いだけ伸ばすように指示を出していましたが、ラスト1ハロン12.6秒のタイムを馬なりでマークしてくれました。コンスタントに使ってきているので、大きな上積みこそないものの、この馬なりにしっかり動くことが出来ていましたし、良い状態を保っていますよ。前走後にジョッキーから、『ダートを使っていた時はチークピーシズの効果で行きっぷりこそ良かったものの、あまり効果は感じられなかったので、その際は着けなくてもいいかなと思っていました。ただ、前走の内容を考えると、ハミ掛かりを良くする意味と、もう一押し利かせるために再度チークピーシズを着けてみる方が良いかもしれません』と進言があったことから、今回のレースで再度着けることにしました。前走は勝ち馬から0.2秒しか負けていないですし、馬具の効果でもう一押しが利けば勝ち上がりは可能だと見ています。想定を確かめたところ、2000ｍよりも2600ｍの方が優先出走権を持った馬が少なく、スタミナ勝負に持ち込むことが出来ればよりチャンスがあるでしょうから、20日の札幌・芝2600ｍ戦に出馬投票させていただきました。池添騎手に継続して騎乗してもらえる強みもありますし、何とか勝ち上がりを期待したいところです」（8/17近況）
助 手 16札ダ良 70.1 - 54.7 - 40.4 - 12.6 馬ナリ
ロコポルティ
日曜小倉10Ｒ 薩摩Ｓ（ダ１７００ｍ）５枠９番 Ｍ.デムーロＪ
・在厩場所：栗東トレセン
西園正師「今週は小倉競馬場までの輸送が控えていますが、長距離輸送を苦にする馬ではないですし、16日の追い切りは余裕が残らないように、ＣＷコースで長めから時計を出しています。道中はロコポルティが先行し、直線で2歳新馬の外側へ併せてクビ差遅れてゴールしています。一杯に追っていた相手に対して、こちらはやや強め程度でしたし、一杯に追っていればもっと動けていたでしょう。それに馬体・動き共に重苦しさはなく、力強いフットワークで走ることが出来ていました。1月の小倉・豊前Ｓでは、あまり良いポジションでレースを進めることは出来なかったものの、スムーズな競馬が出来ていれば掲示板は確保していたはずです。今回はその時と同条件ですし、馬のリズムに合わせて走らせてあげれば、最後まで頑張ってくれると思いますので、初コンビとなるＭ．デムーロ騎手の手綱捌きに期待したいところです」（8/17近況）
助 手 13栗坂良 60.5 - 44.1 - 28.6 - 13.8 馬ナリ
助 手 16栗CW重 81.8 - 66.2 - 51.5 - 36.7 - 11.7 稍一杯 アンデスビエント(新馬)一杯の外0.1秒先行ｸﾋﾞ遅れ
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日曜日（8/20）に出走する【シルク】出資馬の出走記事をまとめて。
芝へ戻した前走は最後のひと押しが欲しかったも、改めて力のあるところを示してくれたアッシュフォード。ただ、フワッとするところがあるので、チークピーシズを着用しておいて欲しかったのですが…。最後のひと押しにも効果的だと思うのです。また、今回は鞍上の進言を受けて、チークピーシズを再度着用。後手後手になっていますが、今回は何とか決めて欲しいところ。個人的にはブリンカー着用まで有りかなと思うも、距離を延ばしてきたので引っ掛かることは避けたいので、これがベストでしょう。
また、前走後は函館競馬場へ戻らず、札幌競馬場にそのまま滞在。３歳未勝利の終了期日が決まっているので、中１週→中１週で使えば今回も含めて２回チャンスはあります。間隔が詰まっている分、１６日の追い切りは７０－４０のペースでサラッと。上積みは期待できないも、デキ落ちは何とか食い止めている印象。あとは連続で乗ってくれている池添Ｊの手腕に託すのみ。
ただ、前走から６００ｍ延長でこの距離を選んできたのがどう出るか。折り合いはさほど苦労しない馬なので対応できるかもしれませんが、２週目の向正面から捲り合いになった際に出入りが激しくなり、ペースのアップダウンが合ったりすると問題なく対応できるかどうか。本質的には前走ぐらいの距離が１番でしょうから、適性よりも相手関係を重視したことが果たして。裏目に出ないことを今は願うばかりです。
ロコポルティは５月末の東京戦（薫風Ｓ）６着以来、約３ヶ月ぶりの実戦。ここまで３勝クラスでは良い結果を残せないでいますが、１ハロン長いかなと思えた前走では砂を被らない位置で上手に折り合いに専念し、最後の直線は集中力を切らすことなく脚を伸ばすと６着へ。勝ち負けするにはもっと力をつけないとダメですが、ジリジリと力をつけてきている印象も。
レース後はＮＦしがらきへ戻し、再調整を行ってきましたが、暑さにも負けることなく、精力的に追い切りを消化。一時期、熱が上がりましたが、軽めの調整に切り替える程度で済みました。そして７月末に帰厩後はココを目標にＣＷコース中心の調整。２本ビシッと追うことが出来ているのは○ですが、２歳馬に煽られていますし、ややピリッとした感じに欠けるかも。馬体も持て余しているのかな？ まあ、最終追い＋小倉への長距離輸送を経て、グッと良くなってきていることを期待したいです。
ただ、揉まれると良くないタイプなので、東京や中京などカーブが緩くて、直線の長いコース向き。小回りのダ１７００ｍはちょっと脚の使いどころが難しい印象。また、早めに後続が動いてくると立ち回りが難しくなって…。M.デムーロＪとは初コンビとなりますが、どのようなリードを見せてくれるか。鞍上と手が合わないと惨敗まであるのかなと思いますが、しっかり特徴を伝えてもらい、前走の頑張りが無にならないよう、宜しくお願いします。
