アンダープロット
・在厩場所：函館競馬場
加藤征師「28日に函館Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はアンダープロットが追走して行く形を採り、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。併せたのが新馬だったということはありますが、強めに追った相手に対してこちらは馬なりのまま楽に最後まで駆け抜けることが出来ていましたね。5ハロンから67.0秒と先週よりも全体的な負荷を強めた中でも、動きは着実に良化している印象です。息の感じも悪くありませんし、この調子で来週の競馬に向けてしっかりと仕上げていきたいと思います。なお、鞍上は富田暁騎手に依頼しています」（6/28近況）
助 手 25函Ｗ良 59.4 - 43.9 - 15.2 馬ナリ
助 手 28函Ｗ重 67.0 - 52.0 - 38.3 - 12.3 馬ナリ ナスティウェザー(新馬)一杯の内1.0秒追走同入
クラシックステップ
・在厩場所：函館競馬場
安田隆師「28日に函館Ｗコースで追い切りを行いました。今週は新(斎藤新騎手)に騎乗してもらい、どれだけ動けるか確認してもらいましたが、『動きに重苦しさは若干残っていたものの、息づかいは悪くなかったです』と前向きなコメントが返ってきました。本数を重ねていくにつれて良化しているのは良いことだと思いますし、このひと追いで更に良くなってくるはずです。週末と来週の追い切りの動き次第では、7月8日の函館・北斗特別に向かいたい気持ちがあるので、心身の状態をよく見極めた上で判断させていただきます」（6/28近況）
鷲 頭 25函Ｗ良 73.7 - 57.2 - 41.8 - 14.1 馬ナリ
斎 藤 28函Ｗ重 68.6 - 52.8 - 38.2 - 12.7 末強め インフィナイト(古馬３勝)強めの内1.5秒追走同入
・在厩場所：函館競馬場
栗田師「函館競馬場に到着後も特に問題は無かったので、29日に函館Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はマンスールが追走して、内に進路を取って馬体を並べていくと、最後は併入する形で終えています。5ハロンから70秒くらいを目安に追い切りましたが、時計的にはまずまずのものを消化できたと思います。相変わらず上擦り気味で脚を叩くような走り方をしていますが、身のこなしには軽快感があって良かったですよ。息の方は上がって来た時には結構ハーハー言っていて、まだ中身に余裕がありそうでしたが、この追い切りで良化してくるでしょう。週末・来週とやっていけば態勢も整ってくると思いますし、来週の競馬も視野に入れて調整していく方針です」（6/29近況）
助 手 28函Ｗ重 69.2 - 54.0 - 40.1 - 12.7 馬ナリ ホウオウプレシャス(三未勝)馬ナリの内を0.8秒追走3Ｆ併同入
アストロフィライト
・在厩場所：函館競馬場
中内田師「函館競馬場に帰厩後も特に気になるところは見られなかったため、翌日からコースで乗り出しています。前走から1年以上経っていますので、ゲート試験を受けないといけないですから、先週末より練習を開始しています。久々の影響もあって、少しゴネてしまうところがあったので、慎重に立ち上げていますが、今週に入って落ち着いて取り組めるようになってきましたね。この感じであれば、近日中には試験を受けることが出来そうです。ただ、体質の弱さからスクミが目立つので、その点には注意しながら仕上げていきます。具体的な番組については、ゲート試験が受かるまではここと決めずに進めていきます」（6/29近況）
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アンダープロットは次走へ向け、ひと追い毎に良化中。３勝クラスではまだまだ通用していませんが、去勢＋鼻出血明けの前走よりは雰囲気は良いです。また、次走の鞍上がは富田Ｊに決定。癖のある馬ではないですが、最終追いで騎乗するなど事前に感触を掴んでおいて欲しいです。
クラシックステップの先週の追い切りは動きに重苦しさを感じましたが、２８日の追い切りでは自厩舎の斎藤Ｊが跨ったのもあるかもしれませんが、力強い動きで反応も悪くなさそう。そして、本数を重ねれば着実に良化を遂げてくれると思うので、来週の特別戦には間に合うかなと見ています。
マンスールはもう少しハミ受けが良くなって欲しいですが、涼しい環境が合っている様子で動きは軽快。また、時計の掛かる馬場が合う馬なので、洋芝の適性もありそうです。あとは、小回りコースで機動力のある走りが出来れば、勝ち上がりのチャンスはある筈です。
アストロフィライトは出走を取り消したのは昨年の１０月ですが、実際に走ったのは昨年５月まで遡り、１年以上実戦から離れていることになります。その為、出走するにはゲート試験に再度合格する必要があり、まずはそれに集中しています。出走態勢を整えていく上で早くゲート試験はクリアしておきたいです。あとは療養期間で心身の成長が見られれば良いかなと見ていましたが、スクミの症状を見せたりと相変わらず体質の弱さが残るのはちょっと不満です。良い素材の馬なのですが…。
