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前走で大敗を喫した影響が心配も、1200mなら小細工なしにスピードを存分に生かしたレースが出来る筈。仕上がりは良好。あとはスタートを決めることが出来るかどうかでガラッと結果が変わってきそう。☆ペースセッティング

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング(牡・安田隆)父Showcasing 母Jet setting

土曜京都11R 葵S(G3・芝1200m)3枠5番 横山和J

・在厩場所:栗東トレセン

安田隆師「先週にジョッキーを背にしっかり負荷を掛けて仕上げているので、24日の追い切りは、精神面を考慮して、坂路コースで終い重点で行っています。全体が55.4秒で、ラスト1ハロン12.0秒と、ラスト2ハロン付近から促していくと反応良く加速することが出来ていました。前回は少し攻め過ぎたことによって、レースでは馬がその気になってしまったところがあったので、今回はその反省を踏まえて仕上げましたが、普段の様子を見てもリラックスしていますし、追い切り後も落ち着いて厩舎に戻ることが出来ました。ここまで考えていた通りに仕上げることが出来ましたし、後はレースに行って気持ちの昂ぶりが酷くならなければ、前走のように折り合いを欠くことはないでしょう。そして、今回は無理に折り合いを付けようとせずに、馬のリズムを大事にしつつ、積極的なレースを心掛けてもらいたいと思っています。後はロスなくレースを進めることが出来る、内枠を引き当てたいところです」(5/25近況)

助 手 21栗坂良 56.8 - 41.1 - 26.8 - 12.8 馬ナリ
助 手 24栗坂良 55.4 - 39.7 - 25.3 - 12.0 末強め

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第1回京都11日目(05月27日)
11R 葵S(G3)
芝1200メートル 3歳OP 特指 国際 別定 発走15:35
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ルガル    牡3    56.0    団野大成
1    2    ビッグシーザー    牡3    57.0    幸英明
2    3    メイショウピース    牝3    54.0    秋山真一郎
2    4    トールキン    牡3    56.0    吉田隼人
3    5    ペースセッティング    牡3    56.0    横山和生
3    6    ヤクシマ    牡3    56.0    池添謙一
4    7    アームズレイン    牡3    56.0    北村友一
4    8    アンビバレント    牡3    56.0    斎藤新
5    9    コーパスクリスティ    牡3    56.0    西村淳也
5    10    カンチェンジュンガ    牡3    56.0    藤岡康太
6    11    テラステラ    牡3    56.0    岩田康誠
6    12    エレガントムーン    牝3    54.0    鮫島克駿
7    13    タツダイヤモンド    牡3    56.0    菱田裕二
7    14    トラベログ    牝3    54.0    富田暁
7    15    モズメイメイ    牝3    55.0    武豊
8    16    コスモイグローク    牡3    56.0    丹内祐次
8    17    ブーケファロス    牡3    56.0    松山弘平
8    18    タマモブラックタイ    牡3    57.0    角田大和

○安田助手 「状態は良さそう。調教では気負いがなく、コントロールが利いていますよ。前走がチグハグな競馬でしたから、今回は気分良く走らせたいです。仕切り直しを」(競馬ブックより)

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前走の中京・ファルコンSで待望の初重賞制覇を狙ったペースセッティング。血統的に道悪も大丈夫かなと見ていたのですが、レースでは逸る気持ちがマイナスに働き、折り合いを欠いたのが全て。また、馬場も気にするところがあった様子で、どうしようもなかったです。ただ、11着と大きく崩れたことが、今後にどう響いてくるのか心配はあります。

前走後はNFしがらきでリフレッシュ。前進気勢が強く、気持ちが昂りやすいので、坂路で速いところは帰厩目前まで行わず、周回コースで長目をじっくり乗り込んで中身を作ってきました。また、帰厩後の調教・追い切りに関しても、計画通りに進めることが出来、1週前追い切りでほぼほぼ仕上げて、直前はストレスが掛かり過ぎないように上がり重点でサラッと。ここを目標にきっちり仕上がったと思います。

あとは、1200mへ戻り、リミッターを外して能力全開で行けるかどうか。小倉の未勝利戦(芝1200m)では本格化前のビッグシーザーを完封。豊富なスピードは同世代でもかなり上位にランクできるものは持っている筈。その一方で心身共に幼さを多く残すので、まだまだ大人になってきてもらわないといけません。気分良く走れればガラッと変身は可能でしょうが、多頭数のHペースで揉まれる形になって自分のリズムを守れるかどうか。内枠に入ったのは良かったですが奇数枠。スタートを決めれるかどうかが最重要でしょう。期待の大きい1頭ですが、大敗を喫した後だけに期待よりも不安が先立ちます。

今回は横山和Jとの初コンビ。1週前追い切りで跨ってもらい、感触は掴んでもらっているので、その経験をレースでしっかり役立てて欲しいところ。ここで勝ち負けできれば、先々の展望が大きく広がりますが、前走の悪い負け方をまずは払拭する走りを見せて欲しいです。そして前走同様に自滅するような敗戦だけは避けてもらわないといけません。あとは単純にペースセッティングのスプリンターとしての資質が如何ほどのものなのかを冷静に見守りたいです。